引き続き前回の飲食店のコミュニティのアンケートについてお話をしていきたいとおもいます。
こちらの一連の流れはこちらから
問題解決に向けて!![飲食版]コミュニティ作りについて始動しました。
[飲食業界のこれから]なるほど(^^;)人によって考え方が違う。アンケートの回答についてまとめるのが大変
前置き
アンケートのまとめるのが大変だったんですが、なんとか形になりそうです。
というのは質問に対して皆さんいろいろ書いてるもんだから、どうやってまとめようか考えていたんです。
私はライターではありませんし、文章を書くのだって独学です。
アンケートって二者択一という方法なら簡単で良かったんですが、そもそもその質問に対しての答えを用意するのが大変です。
しかもアンケートなんてほとんど取ったことないし、作成したこともない。
だから自分の価値観でアンケート内容を決めちゃいました。
でもアンケート内容に、ちゃんと「アンケート項目を増やしたいとおもいます」とちゃんと書きました。
でないと一方的な質問になってしまいますし、他にアンケートの内容はないの?と思われてもイヤだったので
念のためにそういった項目を増やしたんですが、
結果は!?
見事に空白が多かったです(^^;)
公平感を出そうとしたのがダメだったのかな・・・・?
私の作ったアンケートが秀逸だったのか?笑
それともまだ回答者さんには意図が読めていないのか?
それはわかりませんが、私の主導でこの会を行っても良さそうです。
と、ちょっと前置きが長くなりましたがアンケートに対してバラバラな回答をうまくまとめる方法を見つけ出したので
もしもアンケートを取ることがあり、集計しなければいけないときは参考にしてもらったら、と思います。
初めに言っておきますが、私の本来の仕事はコックさんですので、素人感が拭えないので勘弁してくださいね笑
アンケートの集計方法
まずアンケート内容に対しての答えをいくつか挙げてみましょう。
Q・今後の飲食業界の不安や危機感についてどうお考えですか?
という質問に対しての回答がこちらです。
A・「経営」「人材確保」「人材育成」「仕事と生活の両立」「低価格」「就業形態や収入」
ここで上手にまとめる方法はどうやってしていくのか?
この回答は複数の人が答えてくれています。
ですので回答も十人十色です。
ここでまとめていくにはどうしたら良いか?
まずキーワードを元にできるだけ連想していきます。
①「経営」「仕事と生活の両立」、「低価格」をピックアップしていきましょう。
そこでまず連想されるものが「お金」です。
①お金とします
では残りのキーワードを使ってみましょう。
②「人材確保」「人材育成」「就業形態や収入」
ここで連想させるものを考えていきます。
文章でも構わないと思います。
私の見解とまとめでは、
②人手不足による就業形態の悪化と教育の場が作れていない。
自己負担が増える割には収入に結びつかない。
と考えられます。
ではアンケートの質問に対しての意見をまとめてみましょうか!
①の「お金」と②の文章を使ってうまくまとまてみます。
質問のアンケートはこちらです。
Q・今後の飲食業界の不安や危機感についてどうお考えですか?
パターン①
A・人手不足による就業形態の悪化と教育の場が作れていないので経営に支障をきたし、
また価格競争により低価格化になり
自己負担が増える。そして収入に結びつかない。
よって仕事の量の割には生活力向上に結びつかない。
というまとめ方になります。
しかしこのまとめ方ではものすごくマイナスな言い回しです。
イヤ!!質問と答えがすでにマイナスなイメージなんですがねっ(^^;)
しかしこうまとめてはいかがでしょうか?
パターン②
A・いや~まいったね。ほんとはもっと人を確保して教育の場や就業形態を見直して経営力を高めて
従業員に還元したいんだけどね~。
という感じになります。
この二つの回答の集計の違いはなんでしょうか?
はじめのアンケートはキーワードを整理整頓して集計しただけです。
もうひとつの集計方法は本音と願望を込めた集計の取り方となります。
言ってることは同じなんですが何かが違う。
ギャップがありすぎます!!笑
キーワードの整理整頓と本音と願望を込めた集計方法ではこんなにも違いが出てくることに驚きです。
どちらの集計方法がいいのかは時と場合によりますが、
私の場合はほぼ皆さん顔見知りだから二つ目の集計方法で良いと思っています。
ただし、アンケートによるキーワードは外せません。
このキーワードがないと何を言っているのかわからなくなってしまいますからね。
で次のパターンです
パターン③
アンケートの集計の結果こんなキーワードが出てきました。
「経営」「仕事と生活の両立」「低価格」「人材確保」「人材育成」「就業形態や収入」
いや~まいったね。ほんとはもっと人を確保して教育の場や就業形態を見直して
競争力と経営力を高めて従業員に還元したいんだけどね~。
というのがみなさんの本音と願望でしょうか?
こんな感じにまとめることができます。
パターン①では何か事務的になる。
パターン②では軽すぎる
パターン③はキーワードを並べることで、アンケートの信ぴょう性を持たせることができ、本音と願望も入ってるから
集計にも納得がいくとおもいます。
またアンケートの集計ってそこに意識を向いてもらうことが必要ですからギャップって必要だと思うんです。
ただの集計では「あぁそうなんだ」で終わってしまう。
少しでもアンケート集計者としては回答内容について記憶に残ってもらいたいというのがあります。
ですので、ちょっと軽い気持ちも加えながらアンケートの結果について、
見つめ直してもらいたいというのが狙いなんです。
ここでおまけです^^
応用編
アンケートの集計結果により様々な回答が寄せられました。
がしかし!!
ここで驚くべきことを発見しました!!
みなさん考えてることがほぼ同じなんです!!
アンケートをまとめて見ると言葉は違えど言ってることが同じなんです。
「人」や「お金」それによる自分達の「生活」に関わっているんです。
集計した結果のキーワードはこちらです。
「経営」「人材確保」「人材育成」「仕事と生活の両立」「低価格」「就業形態や収入」
という結果になりました。
まとめ
いかがでしょうか?
このようにアンケートをまとめるにあたり様々なやり方があると思うんです。
お客様にアンケートを取るという場合がほとんどだと思いますが、
言い方や、分析の仕方でこんなにも捉え方が違うし、伝わり方も違うと思います。
アンケートの集計って掘り下げれば掘り下げるほど色んなやり方があるんだなぁと感じます。
またアンケートを取るということはデータを集めるということですから、
そのデータを集め、どのように次回に活かして行くかがポイントです。
そしてそのデータを活かす(育てる)し、そのデータを元にビジネスをしていくと良いかと思います。
ここで「PASONA」の法則を使い、自分のビジネスに活用することもできます。
過去に「PASONA」について記事にしたことがあります。
~テーマ編~!!PASONAの法則と「3つの輪」使って飲食店向けにキャッチフレーズを考えてみた!!
~本編~!!PASONAの法則と「3つの輪」使って飲食店向けにキャッチフレーズを考えてみた!!
いかにアンケート集計が大切かということがお分かりいただけると思います。
今回はこのアンケートの集計方法は自分なりに勉強になりました。
これでいいのか悪いのかはわかりませんが、集計をして、印象に残るアンケート結果を飲食店の皆様に
お届けできたらいいなぁと思いました。
素人ながら考えてやったつもりだけど大丈夫かな!?(^^;)
( ̄^ ̄)ゞ
では