日本は昔からムラ社会と言われていますが、会社という組織もムラ=自分の属する共同体みたいなところがあります。
飲食店において毎日の仕事がマンネリ化してしまう場合があります。
そんな時、長時間居座るだけの場所になってしまう可能性があります。
仕事とは本来成果を上げるためだと思っています。
ただお客さんが来るのを待ち、料理を作るだけなら誰でもできます。
会社や店に帰属する、依存するという意識を変えるために、仕事のデットラインをつけましょう。
つまり成果を上げるために
仕事の期限を作っていきましょう
というお話です。
目次
会社や店にいることが目的になっていませんか?
日本人は時間に対してすごくまじめだと思います。
時間通りに会社や店に到着するように出勤します。
当たり前ですが、すごいよね!
だって決められた時間に出勤して自分の時間を使われるのイヤだったんです
自分の仕事は限られた時間でやるというのが私のモットーでしたから
なので今は個人事業主。。。笑
でもね!料理長の仕事は決められた時間に出勤をして料理を作る
そんな次元の仕事ではないのです。
「料理長は決められた時間に来て料理を作るという次元ではない」
成果を上げるのが料理長の仕事です!!
※もちろんその他管理職も!
オーナーシェフや経営者ならなおさらです。
私は成果を上げるためにいろいろやってましたから
そう思ってやっていたから当時は毎日徹夜続きだったんっすよ。。
勘弁してください。。。笑
一応料理長の仕事書いてます
↓
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成果を上げれば誰も文句は言わなくなります!!
というか言えないでしょ。。
まぁ会社にとって当時料理長だった私は目の上のタンコブだったでしょうけどね!
決められた時間、決められた仕事をすれば決められた給料はもらえます。
特に雇われの場合、成果を上げなくても給料はもらえます。
極論かもしれませんが。。。
イヤ!ちゃんと仕事をしていると思うんだけどね。
でも成果を上げないと仕事の本来の意味がないと私は思うよ!
そのことから会社や店にいることが目的になってしまいがちです。
そんな人いるんじゃないかな~
目的を失った人。。
居心地がよくて自分の環境を変えることができない人。。
私が言いたいことはそこではなくて自らデットラインを引くことで生産性を上げること、
そして自分が目指した本来の目的を達成するために仕事をやっていきましょうよ!
そして成果を上げていきましょうよ
という話なんです。
デットラインがないと人は成長できません
いつまでもだらだら仕事をやってもしょうがないんです!
確かに仕込みや営業準備、お客様のために料理を作る時間はすごく大切です。
でもね!
それは成果を上げるための仕事ではなくて業務をやっているだけなんです。
人には今持っている能力の限界があります。
今持っている能力は一定です。
しかしデットラインがあると時間や効率を上げるしかありません。
ここでデットラインという「時間」を限定することで仕事を試行錯誤していく能力が磨かれていきます。
要は自分を追い込む状況を作ることができます。
自分を追い込む中で何とかしようという力が働くのです
デットラインさえ作ってしまえば限られた時間の中で効率的に仕事を終える方法を
自分で考えるようになりますよね。
例えばこんなこと
- 今週中に新しいメニューを提出
- 料理の説明文を今日中に提出
- 時間がないから料理の早出しの催促
- アレルギーに対応できるコースメニュー明日まで
とか言われる場合があります。
こんな状況は飲食店で料理長をしていたら何ぼでもあるもんです。
こんな状況だとデットラインを作るしかないですよね。
やるしかないですよね。
じゃあ~ほかの仕事はどうだろう?
成果を出していくために
- 年間計画を作るとか
- 販促計画を作るとか
- 行動計画を作るとか
- マニュアル作るとか
こんな作業は手間もかかるし、暇もない!
でもね!もしもそれが成果につながるんだったら作りますよね?
必要だったら作りますよね?
でも期限がなかったら?
きっとだらだらと作るでしょ。。
人ってそんなものです。
このようなことから、実はデットラインを作っていないのは自分です。
デットラインを作るのも自分。
デットラインを作ることで限られた自分の能力で時間の縛りを自分で作ることで
効率化できるようになります。
人はそれができます。
それを繰り返していくことで、いかに効率よく仕事ができるようになるのか自分でわかってくるのです。
それができるようになると人は成長します。
時間は有限だからね。
どうすればいいんだろう?
どうすればもっと早くなるんだろう?
きっとうまくいく方法あるんじゃない!?
絶対にうまくいく方法はある!
考える!
あった!!
そうだやってみよう!
そうやって私はやってきました
あなたもできます。
ここでちょっと私の話をしようかと思います。
※飛ばしたい方はそのまま下にスクロールしてください。
↓
ここで私の話をちょっとするけどいい?
デットラインを守るということは仕事として責務を果たすことです。
私は以前、ホテルで働いていたことがありました。
レストラン営業では私の持ち場はパスタ場。
ホテルといえばレストラン営業のほかに宴会場の料理提供をやらなくてはなりませんでした。
レストラン営業と宴会場への料理提供が重なるときがあります。
その日はレストラン営業も昼から予約がいっぱいです。
そして宴会場も予約で埋まっている状態です。
そんな中、料理提供をしなくてはならない状況はホテルで仕事をしているとしばしばあります。
宴会に提供する料理は人数が半端ないです。。。笑
120人とか普通です。
宴会場に提供する料理は全部で3種類ありました。
- ロングパスタ
- ショートパスタ
- リゾット
これ基本でした。。。笑
別にいいんだけど。。やるよ!!やってやる!!そんな気持ちでした。。毎回!!
でもこの仕事は自分が料理長になった時に役に立つんだな~これが!!
私はパスタが持ち場でしたから、これら全部一人で準備して自分で料理をしなくてはなりません。
しかも、レストラン営業しながらです。。笑
もちろんレストラン営業の仕込みや準備もありますよ。
(火口足らねぇ~よ!!。。。笑)
宴会場の料理は120人です。
大皿料理とはいえ料理の台数でいえば12台にもなります。
そして種類が3種類です。
なんと!!
36皿分作るんですよ!!
補足説明
料理を盛るときは何人かで盛ります
一人でこれ全部盛ろうとするとレストラン営業に影響が出ます。
でもレストラン営業もこなさなくてはなりません。
だから声の掛け合いは必要です。
しかも料理提供する時間は重なってます。。。笑
どうしようか?
どうやってこれだけの仕事量をこなせることができるのか?
それはいかに限られた時間内で効率よく料理提供できるか。
それを考えるんですね。
それもレストラン営業も気にしながらです。
なのでデットラインを守るために考えます
- 私の能力は限られています
- 自分一人では限界があります
- なので前倒しでやっていく
- 効率よく料理を作れるように考える
- 料理を効率よく盛れる様に考える
- その準備も視野に入れて行動する
このように考えることができるとデットラインを守ることができます。
※デットラインを守るためには段取り力も大切です。
やっているときは常に一杯一杯だったけどね~。
でも後輩もいるし、つらいところは見せられないんです!
「余裕しゃくしゃく」なところを演じないといけないところもあったから今思えば少しつらかったかな。
そんなところもあると思う!この飲食業界は。
上の立場は下から見ると仕事ができる人でないとついてきませんからね!
仕事ができて当然に見られるところがあったと思います。
今はどうか知りませんけど。。。
街場で働いている人にはわからないかもしれません。
ホテルってものすごく効率化が求められるんですよ。
ホテルで学んだことは勉強になった!
それは街場の店で働いたとき、すごく役に立つスキルです。
街場の飲食店のほうが楽勝ですから。
と私は思う。
※現在アンチな意見は受け付けておりません。。。笑
補足説明
もちろん料理の品質や手間のかかる料理提供によって効率は変わっていきますけどね。
まとめるとこんな感じ
↓
なんとなくわかった?
えっ?
よくわからない??
じゃ~これでどうだ!!
↓
- 自分の能力は一定
- 時間は限られている
- だったら効率化を図るしかない
- 仕事の責務としてデットラインがあるなら時間と効率を最大限に上げる努力をする
- そのために準備をしっかりしていく
こんな感じです。
これを考えて行動すると成長できます。
そんなことをいう今のあんたにデットラインはあるの?
もちろんありますよ!
ブログ書きながらちゃんと計画を練っています。
それは「いつまでに自分がこうなっていたい」という思いはあります。
そのため何をすべきか?
いつまでにそれをやっていくのか?
そんな明確なビジョンがあります。
ここでは言えないけどね。
私は個人事業主だから誰からも言われる事はないですが、自ら課したクエストに立ち向かわなくてはならないという
完全に自分次第で将来が決まってしまう大きな責任があるのです。
デットラインを死守するテクニック
ここでデットラインを死守するテクニックを書きました
それはこんな感じ
↓
- 人に宣言する
- 期限を決める
- 一日の中でそれに集中する時間を作る
- 誰かに協力してもらう
この4つを守るとデットラインは死守できます。
だって人に宣言することでその約束は守らなくてはいけないし、自分で期限を決めればそれに向かって人は行動できます
でも時間が足らなかったら集中できる時間を自分で作ればいい。
もしも大変な仕事だったら誰かに協力を仰ぐとか。。
こんな感じでやっていくとデットラインは死守できます。
死守できないのは死守しようとしないからです。
わかるでしょ?
成果を出すためにデットラインを作っていきましょう。
デットラインを作るルールは簡単
それは仕事が発生した時です。
仕事の度合いによって違いますが
「何月何日までに仕上げる」「何時何分までに仕上げる」という目標設定です。
例えばこんな感じ
↓
- 販促物を作る→2週間で作る
- フェイスブックに記事を書く→30分
- 仕込みを→3時間で終わらせる
- 会議資料を作る→1時間
- 新しいコースメニューを考える→2時間
- マニュアルを作る→1か月
こんな感じで自分でデットラインを設定することができますよね。
簡単に自分ルールでデットラインを作ることができます。
え?
そんな時間はないの?
時間は作れますよ!
時間を作るまでちょっと大変だけどね!
私が時間を作った方法を書いてます。
↓
参考記事
本来の仕事は成果を出すための仕事!!それができないのはただ業務をやっているだけ
デットラインを設けると仕事を改善する力も生まれ、そこから新たに創造できる時間も増えます。
また、無駄を見極める力や合理的に物事を判断できる力もついていきます。
すると決断力も早くなっていきます。
仕事の喜びとは。。。あなたにとってなんですか?
仕事の喜びはやはり成果を出すことに他ありません。
だらだらと仕事をやっていることではないのです。
成果を出せないのは業務に従事してるだけ。
成果を出していくことが本来の仕事です。
デットラインを意識すれば仕事への見方や考え方も変わり、自分の時間という限られたものを意識することができるようになっていきます。
成果を出していくためにあなたの持っている情熱をそこに注いでいこう!!
まとめ
デットラインを作れる人とそうでない人の違いはどこにあるのか?
目標設定と成果の違いにあると思います。
成果を出せる人は目標に期限を設定することで、まっすぐにその道に進むことができる人だと思うんですよね。
デットラインを設定できる人は余計なことをやりません。だから回り道もしない。
また優先順位もしっかりと組み立てることができ、それに向かって仕事ができる人だと思います。
だから自分の設定したデットラインを守ることができる。
今一度、自分の成長のため仕事にデットラインを設けて成果を導けるようにやってみてはいかがでしょうか。
今回はこんな感じです^^
では~。