報連相から考える飲食店の若手育成においてコミュニケーションを成功させる方法

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若手育成においてコミュニケーションは大切です。若手が将来どうなって成長していくのか?

その成長をどうやって育んでいくのか?それは育成担当のあなたの仕事です。

大変ですよね!

若手を育てるって!!

昨今の世の中、若手が伸びない環境にあるのか?

それとも教育側に問題があるのか?

私はどちらにも問題があると思います。

その結果離職率が上がってしまうという結果になってしまします

詳しくはこちらのリンクで述べています

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誰が悪いわけでもない外食の離職率が高い本当の理由について

 

話を戻しましょう。

育成は対人からなる教育です。

人からなる教育ということでコミュニケーションは大切です。

この記事は若手育成についてのコミュニケーションの記事です。

ここでわかることは

報連相から飲食店に置き換え考えることでコミュニケーションの不足を解消するというものです。

また、上手くいかないコミュニケーションの理由と原因について考え、

どう成功させていくのかという内容です。

ではいってみよう

 

コミュニケーションをとる手段の内容は

 

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飲食店の若手育成おいてのコミュニケーションと言ったらどんなことでしょうか?

仕事のミッションを与えることがコミュニケーションをとる手段ではないでしょうか

ではミッションの内容とはどんなことが考えられるでしょうか?

若手の程度によりますが、ここでちょっと考えてみましょう。

ミッション内容

  1. 営業中のミッション
  2. 仕込み、準備などのミッション
  3. 料理人なら調理技術

 

飲食店の若手にとって与えるミッションといえばこんなところでしょうか。

そこで考えられる事といえば、上記に挙げたミッション内容に対して

コミュニケーションの取り方がわからない、難しい

コミュニケーション不足して思ったように育成ができない、

伝えたことが理解してもらえていない

などでしょうか。

その結果、あれして、これして。とかになっていませんか?

それは、無意味だと思うんですよね

もう!投げやりです。

そもそもこのやり方ではコミュニケーションとは言えません

若手育成においてコミュニケーションの取り方を考えないとコミュニケーションの不足になってしまうのがオチです。

若手育成においてコミュニケーションといえばどのようにしていけばよいのでしょうか?

そこでコミュニケーション取り方について考えてみました。

そこでまずはじめに一般的な仕事におけるコミュニケーションの型を

お話しましょう。

 

一般的なコミュニケーションの型

 

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組織におけるコミュニケーションの取り方といえば

報連相が一般的です。

報連相とは(報告)+(連絡)+(相談)この3つの頭文字から取ったものです。

報告とは・・・上司からの指示や指令に対して、部下が経過や結果を知らせることです。

報告するのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになります。

 

連絡とは・・・簡単な情報を関係者に知らせることです。そこには自分の意見や憶測は入りません。

また、上司や部下に関わらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。

 

相談とは・・・判断に迷うときや意見を聞いてもらいたい時などに

上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうことです。

 

飲食店もチームワークが必要なのでこの概念は必要です。

そこで飲食店の仕事のミッション内容に置き換え考えてみます

 

飲食店に置き換えて報連相を考えてみた

 

ミッション内容

  1. 営業中のミッション
  2. 仕込み、準備などのミッション
  3. 料理人なら調理技術

 

営業中のミッションに対しての報連相

 

営業中に対して仕事の状況や結果=報告

営業中に対して仕事の内容を伝える=連絡

営業中に対して仕事の内容のアドバイス=相談

などでしょうか。

また仕込みや準備に置き換えてみましょう。

 

仕込みや準備に対しての報連相

 

仕込みに対して仕事の状況や結果=報告

営仕込みに対して仕事の内容を伝える=連絡

仕込みに対して仕事の内容のアドバイス=相談

 

 

調理技術にも同様に考えることができます。

これが飲食店の仕事における一般的なコミュニケーションの取り方です

あなたはこの報連相できていますか?

ではこれらを元にコミュニケーションの不足について考えて見ましょう

 

コミュニケーションの不足の理由と原因を探る

 

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ここで材料は上記に挙げた内容から添削して、コミュニケーションの不足の理由と原因探り、考えてみます。

コミュニケーションの取り方がないとコミュニケーションが不足してしまいます。

例題)

ミッション内容・・・仕込み、準備などのミッションにしましょうか

ここであなたは若手育成において、こんな仕事を覚えてもらおうとしています。

 

以下一例

ターゲット・・・若手

ミッション・・・仕込みを終わらせる

環境・・・新メニューを始めた

新人にとって・・・新しい仕事が増えた

 

このような場合を想定して考えましょう。

2通り考えていきましょう。

失敗の例と成功の例があったほうがわかりやすいでしょ?

ではいってみよう。

 

具体的なコミュニケーションの理由と原因それに伴う結果について

 

仕込みを終わらせるミッションが成功しなかった場合

ミッションのテーマ・・・仕込みを終わらせる

結果・・・仕込みを終わらせることができなかった

若手に理由を考えさせる

理由・・・新しい仕事が増えた、スキルが足りないから、ほかの仕事で手がいっぱいだった

原因を考えさせる

原因・・・新しくメニューが増えたため、頭の整理ができなかった

このことから考えられることは、あなたが与えたミッションに対して報連相ができていなかった結果が

こうなります。

①結果・・・仕込みを終わらせることができなかった・・・相談がないから

②理由・・・新しい仕事が増えた、スキルが足りないから、ほかの仕事で手がいっぱいだった・・・報告と連絡がないため、そうなってしまった

報連相に置き換えるとこのようになります。

そこで原因はというと。。。

③原因・・・新しくメニューが増えたため、頭の整理ができなかった・・・これも報連相で解決ができるはずです。

また相対的にみると、伝えるミッションを与えるあなた自身の情報量の質と量によって結果も変わってくるでしょう。

つまり伝える側の情報量と質に対して、成功しなかった原因は、若手の報連相が足りていないということになります。

※若手に伝えていく情報の量と質に関係については後から説明します。

 

 

このように考えることができます。

また若手が一方的に悪い書き方をしてしまいましたが、ミッションを成功できなかった理由はあなたにもあるのです。

そこは意識しておきましょう。

若手に伝えていく情報の量と質に関係については後から説明します。

では成功した場合をお話しします。

 

仕込みを終わらせるミッションが成功した場合

ミッションのテーマ・・・仕込みを終わらせる

結果・・・仕込みを終わらせることができた

理由を考えさせる

理由・・・頭を使った、あらかじめ相談していたのが良かった

解決できた原因を考えさせる

原因・・・このままでは営業に間に合わないから

このことから考えられることは、与えたミッションに対して報連相ができていたから結果がついてきたということになります。

①結果・・・仕込みを終わらせることができた・・・報告

②理由・・・頭を使った、あらかじめ相談していたのが良かった・・・相談していた、

またミッションに対してあらかじめちゃんと連絡を行っていたから

結果的にミッションが成功したということになります。

では結果がついてくるにはその原因(因果関係)があるはずです

③原因・・・このままでは営業に間に合わないから・・・これはミッションを伝えるあなたがしっかりと情報を

若手に提供したからです。

またそれに対してミッションを成功させる準備を行うように感じ取ったから、

または、あなたが情報を若手に伝えてあるからこのようになった結果にほかなりません。

ミッションを伝えるあなた次第では成功へ近道になるとも言えます。

※若手に伝えていく情報の量と質に関係については後から説明します。

 

このように考えることができます。

業務において成功、失敗にかかわらず若手からの

フィードバックをもらうようにしておくことが、コミュニケーション不足を解決する

一つの手段です。

つまりフィードバックは報連相に他ならないということになります。

これがコミュニケーションの取り方です。

しかし原因を追究するとそうなってしまう予測は、あなた次第で立てれるものです。

それは、あなたがどれだけ若手にミッションとして情報を送っていたか。

若手に伝えていく情報の量と質に関係するからです。

 

伝えていく情報の量と質の関係

 

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ここでミッションを与えるあなたは若手にどれだけの情報の量と質を提供するのかでは

結果は変わってくるでしょう。

そこのことについて触れてみたいと思います。

これは全部で6パターンに分けられます。

 

情報の量の場合

 

情報の量の悪い場合

パターン①伝える情報の量が多い=混乱の原因=ミッションの成功率が低くなる×

パターン②伝える情報の量が少ない=困惑の原因=判断材料が少ない×

情報の量の良い場合

パターン③伝える情報の量が多い=しっかりとした情報=ミッションを達成しやすくなる

パターン④伝える情報の量が少ない=ピンポイントでわかる=判断しやすい

 

情報の質の場合

 

情報の質の悪い場合

パターン⑤伝える情報の質が悪い=内容が悪い=伝わらない×

情報の質の良い場合

パターン⑥伝える情報の質が良い=内容が濃い=伝わる

このように考えることができます。

そこであなたが若手に与えるミッションに対してどれだけの情報の質と量によるか。

また若手の報連相を実践するかしないかで、最高の結果にもなりえますし、最悪の結果にもなりえます。

つまりこういうことです。

若手の報連相+伝える情報の質+伝える情報の量=ミッションの結果

このように考えることができるのです。

一概に若手だけの責任ではないのです。

仕事を与えるあなたは、伝える情報はしっかり伝えていきましょう。

 

コミュニケーションを成功させる方法

 

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ではこのような方程式が出来上がったら、どんな失敗があったか分析することができます。

若手の報連相+伝える情報の質+伝える情報の量=ミッションの結果

そして、ミッションにおいて成功させる方法をお話ししていきましょう

そこで、考えることは、それぞれを分析し、コミュニケーションスキルを上げてみようというものです。

ここでミッションを分析し、方程式にあてはめ、若手にフィードバックを行いましょう。

フィードバックを行うことでコミュニケーションもできるし、ミッションの改善にも役に立ちます。

 

ミッションが成功しなかった場合

ここでミッションを依頼したあなたの立場で考えてみます。

なぜミッションが成功しなかったのかは理由と原因で分析ができます。

そこで若手にとって何がいけなかったのか考えます。

若手に成功できなかった理由を聞き出します。

聞き出すとあなたが何をすればいいのかわかってきます。

先ほどの例題をもとに考えてみましょう

 

例題)仕込みを終わらせるミッションが成功しなかった場合

若手にとってミッションが成功しなかった理由と原因はわかりました。

理由・・・新しい仕事が増えた、スキルが足りないから、ほかの仕事で手がいっぱいだった

原因・・・新しくメニューが増えたため、頭の整理ができなかった

でしたね。

そこであなたのコミュニケーション能力がものを言います。

相手のフィードバック(理由と原因)に対してフィードバックを行う

 

つまり、理由と原因に対して、あなたのアドバイスが必要になってきます。

アドバイスは、仕事の方法、流れ、結果をアドバイスします

この仕事の方法はどうすればいいのか?

流れはどうすればうまくいくのか?

結果的にどうなるのか?

若手にとって成長につながるアドバイスをしていきましょう。

また理由も添えておくといいですよね。

理由を添えておくと仕事の答えがイメージしやすいからです。

このようにフィードバックを行うようにしましょう。

またこのようになる仕掛けをまいておくこともコミュニケーション不足を解消する役目も果たします

何をするのかというと、事前にこの結果を招いてしまうように想定しておく

(育成のためにわざと失敗しそうなミッションを与える)

失敗する原因と理由をあなたがアドバイスする。

これを行うとコミュニケーションが不足しなくなり、あなたも若手を育成することができるようになる

失敗しそうなミッションを与えて育成する方法は、少しずるいが、コミュニケーション不足は解決できる

また、若手にとってハードルが高くなるため成長にもなる。

(やりすぎないようにしましょう!)

 

育成のために、わざと失敗しそうなミッションを与える事でコミュニケーションをとるという考え方です。

(この時は必ずフォローが必要です)

 

このようにしていくと自然にコミュニケーション能力も上がっていきます。

 

ミッションが成功した場合

ミッションが成功した場合もコミュニケーションをとっていきます。

成功したということは、若手にとって結果が得られたという、成長の喜びを感じ取ることができるため

積極的に褒めてあげます。

また同じようにフィードバックをもらいフィードバックしてあげましょう。

なぜそれぞれフィードバックを行うのか?

それには理由があります。。。。

なぜならフィードバックの中に今後の育成のカギが隠されているからです。

これは行った者しかわからないことです。

成功は成長の元です。^^

ぜひやってみよう♪

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

このように考えることで若手育成において成功させる方法を書き出してみました。

初めにやるべきことは、あなたが若手に与えるミッションをどのように伝えていくのかで変わってきます。

ミッションに対して、どれくらいの情報量と質なのか考え、報連相をもとに置き換えて考えてみるとよいでしょう。

そして忘れてはいけないのがフィードバックでしたね。

これが一番大切なことだと感じます。

そして結果を分析し、若手育成につながるコミュニケーション能力を磨いていきましょう。

参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます