飲食店の接客で注文を受けるときのテクニック!商品を売るのではなくメニューの魅力を伝えてみよう

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こんにちは^^

イウラ(@allezcchiです。

商品は「売る」のではなく「伝える」これが大切です。

自分が売りたいばっかりでは商品は売れません。

なぜなら人は興味、感情、思考の順で物事を考えるからです。

そこから商品を買うのです。

誰だってそうです。

私もそうだし、もちろんあなただってそうです。

今回はメニューをお客様にお渡しした時からどうやって商品を伝えていくのか?

それをお話ししていこうかと思います。

 

売り込みは逆効果

 

商品が売れたら売り上げが上がりがり嬉しいですよね

ただその商品を売りたい一心で売ろう、を売ろうとして商品の説明を一生懸命してませんか?

あるいは売りたい一心でお客様に売ろうとする声かけをしていませんか?

お客様は売り込みに敏感です。

売り込むもうとした途端に心を閉ざしてしまいかねません。

あなたが服を買いに行った時に店員さんが近寄って来て「何かお探しですか?」と声をかけてきたらどうでしょう。

 

嫌ですよね。

 

ゆっくり見たいと思って言ってもそそくさに帰りたくなりますよね?

本当はじっくり見て選びたいのに。。。

人は売り込みの言葉なんて聞きたくないのです。

なぜ人は売り込みを聞きたくないのか?

それはお客様にとって興味がないからです。

興味がないものであればあるほど、耳を閉ざしてしまいます。

では売り込みではなく何をしたらいいでしょうか?

 

商品を売るのではなく商品を伝える

ということに意識を向けてください。

あなたがしなくてはならないことは商品を売るのではなく伝えることなのです。

これができると自然と商品が売れるようになってきますよ。

では飲食店の場合、商品を伝えるとはどういうことでしょうか?

ここで考えていきましょう。

 

なぜ自然と商品が売れるようになるのか?それはこのまま読み進めてくだされば、わかっていきます。

 

メニューを渡す時の声のかけ方

 

例えばお客様がお店に入って席につきました。

あなたはそのテーブルに行ってお客様が読むメニューをお渡します。

通常の場合お客様はじっくり読まれます。

読むメニューなのでお客様にメニューを渡したら無言で帰ってきますか?

これではお客様に伝えることはできませんよね?

メニューを渡したままだとかえってお客様にとって親切ではないのかもしれません。

声をかけるの仕事というのはただ与えられた義務感からくるものです

義務感から何が生まれるでしょうか?

仕事における義務感とはやらなければならない行為のことです。

やらなければならない行為だとそれ以上の仕事はできません。

ですが声をかけるというのはお客様への思いやりからくるものと私は考えます。

お客様への思いやりからくると自然と声をかけてしまいます。

そこにはあなたのお客様への感情が込められていくからです。

 

自分がお客様をもてなしたいという気持ち

お客様にとって何かしたいという気持ち

 

このような気持ちがあればお客様への思いやりとして声をかけることができます。

もし、あなたがお客さんとして飲食店に行ったとき「こちらがメニューです」と言われて帰って行かれるのと

「こちらがメニューです」「お客様にとって今日はこんなおすすめがあります」といわれるのでは

どちらに耳を傾けやすいですか?

もちろん後者だと思います。

そしてどうしたらお客様にとってよいメニューを選んでもらえるのか?

それを考えることができれば自然と声をかけることができます。

メニューを渡して帰る。。。

それはお客さんにとって親切ではない行動なのです。

なのでメニュー渡すときは

 

自分がお客様をもてなしたいという気持ち

お客様にとって何かしたいという気持ち

 

このような感情を自分でこめていくと自然と声をかけることができます。

するとお客様はメニューに興味をもち料理を選びやすくなりますよ。

さらにはご注文の品数も増えるかもしれません。

 

人は感情で何かを感じ思考で動くもの

 

人は感情で何かを感じ思考で動くものです。

この順番は変えられません。

この場合、飲食店でメニューを渡した時にメニューを渡す人が何の感情もなく、ただの義務感でメニューを渡してしまったら

お客様も何の感情にも表れてきません。

感情に表れてこないのでメニューを渡してくれた人には興味すら感じることはないでしょ。

また、耳に傾けることすらないまま「ふ~ん」と、メニューを見るだけものになっていきますよね。

 

逆にメニューをお渡しするときにお客様をもてなしたいという感情をこめればお客様だって感情が動くものです。

感情に訴えることができればお客様は耳を傾けてくれるようになります。

お客様の顔をしっかり見て笑顔で「こちらのメニューをどうぞ」といわれるとお客様はあなたの目をしっかり見て何かを感じるはずです。

無表情で「こちらのメニューをどうぞ」といわれるのではお客様の感じ方が違っていきますよね?

このように人はまず感情から動きます。

そこから初めて思考に移っていくのです。

 

感情を揺さぶることができれば人は考えるようになります

 

少しやらしい言い方になってしまいましたが、感情を揺さぶれば人は考えるようになります。

たとえばお客さんにとって興味を引くことがあれば感情が初めに動いていきます。

これはどういうことかというと、人は自分の興味があることは反応する生き物です。

反応しない人はまずいません。

私だってそうだし、これを読んでいるあなたも例外なくそうです。

なのではじめに興味を引くということが大切なのです。

なので感情をこめていかないと相手には興味すら持ってもらえません。

興味を持ってもらえるように初めのファーストインプレッションが大切なんですね。

 

お客様は興味をもち感情を動かされていくと考えるようになります。

 

これまでのことから、メニューをお渡しするときの渡し方で大きく感じ方が変わってしまうのです

これまでをまとめるとこんな感じです。

 

興味→感情→思考

 

なので笑顔で「こちらがメニューです」と言いお客様の興味を引き付けて、それからメニューの案内をしていきます。

すると感情は考える思考に移っているのでメニューを説明しやすい状況になっていきます。

そのためにはメニューを渡すときの第一印象はとっても大切なんですよ。

 

あなたはお客様に何を伝えたいですか?

 

ではここで何を考えてお客様に伝えていきますか?

この時に伝えるものを考えて下さい。

 

  • 何を伝えたいですか?
  • あなたがお客様におすすめできるものはなんでしょうか?
  • それはなぜおすすめなのですか?理由を考えてください

 

たとえばこんな感じでおすすめしてみるといいかもしれないですよね。

 

「今日はこのお魚の料理がおすすめです今朝シェフが市場で仕入れてきた天然物ですよ身がプリッとして美味しいです。」

 

「そちらのメニューは今日から初めて登場したメニューです。この季節には必ず召し上がっていただきたいです」

 

「これはウチのお店だけのオリジナルなんですよ。○○○をブレンドしているんです。フレンドすることで香りが違うんですよね」

 

「これはオープンした時に渡した料理なんです。今ではすっかり定番になってしまいました」

 

「その料理でしたらこのワインがぴったりだと思います。味を引き立て合うんです」

 

簡単ですが、こんな風にあなたがお客様にそれを味わってもらいたい理由を言ってあげるのです。

あなたの料理でも、あなたの思い入れのあるメニューをお客様にお伝えするのです。

するとお客様は考えてくれる思考になっていきます。

何度も言いますが、そこにはお客様を

 

自分がお客様をもてなしたいという気持ち

お客様にとって何かしたいという気持ち

 

このような気持ちがないとできないことですよね。

 

どうやって伝えていく?そのコツはあるの?

 

伝えていくコツは3つあります。

この3つのコツを抑えて伝えるようにしていきましょう。

 

  1. 食材のことを伝える
  2. 他店との違いを伝える
  3. 商品のストーリーを伝える

 

食材のことを伝える

いつどこでどんな風に誰が仕入れたか?それを伝えていきましょう

鮮度や場所によっては価値が上がりますよね?

また仕入れ方も様々です。産直なのか?

シェフ自らから調達したのか?

またどのように厳選した食材なのか?

これらを伝えていくといいでしょう。

どんな食感がするのか?伝えるのもいいですよね。

  • こりっとするのか
  • サクッとするのか
  • しっとりとするのか?
  • ふんわりとするのか?
  • プリッとするのか?

 

食材についてはこのようアピールができます。

食材のおいしさを伝えることができます。

 

他店との違いを伝える

オリジナルの部分を伝えるそれにより、他店とどのように違うのかを伝えていきましょう。

例)

  • 香りがよくなる
  • 体にいい
  • 相乗効果で美味しい
  • オリジナルの調理法
  • オリジナルの提供方法

 

など

他店との違いを伝えることでお客様は耳を傾けてくれます。

※これを伝えることで、ここでしか食べることができない価値を生むので他店との違いは伝えよう。

ただしあまりにもくどいと「押し売り」に聞こえてしまうので、お客様にとってどうなのか?という視点で伝えてみよう。

 

商品のストーリーを語る

この料理はいつできたのか?

オープンの時のメニューでその時のことを語る

なぜ作ったのか?

どんな風に研究されて料理が出来上がったのか?

シェフのお得意料理である

(なぜ得意料理なのか?どうして得意になったのか?)

季節のものなので今の時期にしかお出しできないものなどの情報

誰のために作ったか?どうして作ったのか?

例)

  • お子様にも召し上がっていただけるように作った
  • 年配の方にも召し上がっていただけるように工夫がしてあります
  • こってりしたものが苦手な方でもあっさりと召し上がっていただける

 

このように商品のストーリーを語ってあげるとメニューを押し売りすることなく売れていくようになっていくと思いますよ。

今までの商品の説明だけしかしていなかったらこれからはこの3つのことを語ってください。

そうすると嫌味なくお客様は耳を傾けてくれるようになりますからね。

 

  1. 食材について語る
  2. オリジナルの部分を語る
  3. ストーリーを語る

 

これを心がけて声をかけてくださいね。

 

まとめ

 

「商品はただ売るのではなく伝えることが大事」ということお話してきました。

伝えるにはお客様に一声かけること。

声を変えるときは興味を引き付けるように声をかける。

そして感情を動かす。

感情が動くとお客様は耳を傾けてくれるようになります。

声をかける時は食材のことオリジナル個性の部分商品のストーリーで伝えていく。

すると考えてくれるようになっていきます。

このように商品は売るのではなく伝えることによってお客様も理解が深まり メニューを頼みやすくなっていくと思いますよ

是非実践してみてくださいね。

今回はこんな感じです^^

では~。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます