こんにちは
イウラ(@allezcchi)です。
飲食店はオーナーや店長の方向性やカラーによってまるで違う店になっていきますよね。
料理長にも同じことが言えるんですが、、
「愚かな将軍は敵より怖い」
「愚かな将軍は敵より怖い」と店のことを考えるとよく言われる言葉です。
つまり何もしないトップは指をくわえて何もせずに崩壊の瞬間を待っているということに他ありません。
将軍というのはもちろん店の経営者、店長、料理長などのトップに当たる人のことです。
言うまでもないですが、現代は競争社会です。同業が値下げをしたり派手な宣伝でお客さんを惹きつけたり、また中食などのコンビニや大量仕入れで原価を低くできる
大手チェーン店などにより、新たな商品が生まれています。
このような厳しい競争相手に囲まれて生きているわけですから、戦いに打ち勝つにはそれなりの知恵と努力、工夫がないと勝ち残ってはいけません。
では努力や工夫をしなければならないのはいったい誰なのでしょうか?
もちろん店員には店員の努力や工夫もしていると思います。
しかし、それは目の前のお客様に対してだけです。
「この店はこの後どうしていくのか?」
5年後や10年後はどんな店にしていきたいですか?
将来に向けて動き出すのは紛れもなく経営者でありその時のトップが考えていくものです。
その夢に到達するための努力と工夫で未来につながるようになっていくのです。
これは店のトップの特権といえるでしょう。
この特権を奥にしまいこみ、ホコリにまみれていないでしょうか?
店にとって一番怖いのは何もしないトップの人間

競合他社との競争なら店員も頑張りようがありますが、相手が自分の勤めているトップが何も行動を起こさなければ店員もどうしていいかわかりませんよね。
その結果やる気のある店員は辞めていくことになるでしょう。
やる気のあるスタッフは自分の成長のために働きます。
自分の将来のために働くものです。
それが何も成長させるステージを用意していないとなると仕事もマンネリ化してしまいます。
そんな未来のない店で働くのは自分の将来がどうなっていくのか火を見るより明らかです。
つまり厳しい競争相手の本当の敵は何もしないトップなんです。
競合他社ではありません。
他人に責任を押し付けるのではなくて自分で責任を取っていくのがトップとしての仕事です。
トップの仕事はそれだけ周りに影響を与える仕事なんです。
歯車で言うとこんな感じです。


今の時代は価値観の多様化した時代です。しかし、本当に戦うべき競争相手は自分自身です。
その中であれもこれも手をつけてしまうと何が正しいのかわからなくなってしまいます。
なぜそうなるのかというと考えるのをやめているからです。
常にトレンドを追い求め「あーでもない」「こーでもない」と常にぶれまくる経営をしていくといつか必ず店が崩壊します。
それよりも大切なことは精神論に近くなってしまいますが、感情性を磨き上げること、新しいものを発想する力、創造する力が必要です。
そのために何が必要なのかというと、とにかくいろんなものを見るしかありません。
多くの書籍を読み、それから自分に置き換えてやっていくといつかは自分のものになっていくのです。
それには量をこなしていかないと自分のものになっていきません。
質を求めるなら量が必要です。
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料理をうまく作るには、はじめからうまく作ることができません。
何度も試行錯誤して量をこなしていくと、いつ間にか自分のやり方が見つかっていくんです。
でも多くの人は競合他社が多いからといって「店の経営が難しい」といいます。
そんなことをいう店のトップは大体は何もしていない人がほとんどです。
そうなる前にできることをやっていたのでしょうか?
できることをやり試行錯誤しながら初めてゴールに向かうことができるんです。
自分の理想に向かうことができるようになるんです。
このように飲食店は店主や経営者、そのときのトップの心構え1つで店が変わっていくのです。
まとめ
飲食店が多くつぶれるその原因は確かに回りの影響もあるかもしれませんが、しかし!
つぶれるのをただ待つのではなく変わらなきゃ変わりません。
動かなきゃ動かせません。
飲食店は人に喜びを与えるサービスです。
その喜びを与えることができなくなったら?
その店は用なしとなります。
そうなる前に常に自分の武器を磨き、新しいチャレンジをしていきましょう。