結論から言うと周りにいるスタッフに味を見てもらうのが一番です。
人は誰でも常に絶好調というわけにはいきません
体調不良による味覚が鈍感になることは誰でもあること。
でもそれを放っておいたらいけませんよね?
そのままにしておくとその料理を食べるお客さんは
「なんだ!この料理は!味がないじゃないか!」
とか「塩っ辛い」といわれクレームの元になってしまう可能性があります。
そんな時は今の自分の味覚を過信することなく、周りにいるスタッフに味見をしてもらいましょう。
仕事はなかなか休めるものではありませんからね。
料理を作る人にとっては味覚は絶対ですからね。
また、今の自分の味覚がおかしいな?と思った時に考えられる事と原因について書いてみました
目次
人は料理を食べるまで今日のあなたの味はわからないし、味覚がおかしいとは思わない
普段からお店にやってくるお客さんはあなたの味を覚えています。
しかし体調が悪くて味覚がおかしいなんてお客さんはその料理を食べるまでわかりません。
また、体調が悪いだなんてこれっぽっちも思わないでしょう。
なので常連のお客さんはその日の味は食べてみるまでわかりません。
味がわかるのは味見をしたスタッフだけです。
味見をしないままその料理を出してしまうといつもの味が違うことから、お客さんは少し首を傾げてしまうかもしれません。
このようなことがないように体調が悪いときはその日の自分の味覚を過信しないようにしてスタッフに味を見てもらいましょう。
味覚がおかしいなと思った時は明らかに体調不良
自分の体は自分にしかわかりません。
朝起きて「何か違和感を感じたら」何かのサインかもしれません。
しかしこのような場合でも、お客様にとっては関係ありません
体調不良の時って何かと味がぶれてしまいがちです。
味がぶれてしまうと料理を作る人にとっては致命的です。
そこで体調不良の時ってどんな場合があるのか書いてみました。
体調不良の時の場合考えられることは
- 風邪をひいてしまった時
- メンタルが弱っている時
- その他病気など
などです。
大体こんな感じでいつもと違う味の感じ方になりますよね。
風邪をひいてしまった時
風邪をひいたときなどは味覚が鈍感になっている場合が多いです。
熱もあれば頭がボーとしてる場合もあるでしょう。
関節も痛くなる時があります
そんな時、味がぶれてしまいがちです。
それでも仕事をしなくてはいけない時だってあります。
それでも料理を作っていかないといけない時だってあります。
そして味をいつもの味にしなくてはいけない。
そんな時の対象法としては。。。。
普段から自分の味覚の基準値を頭に叩き込んでおく
普段から自分の味覚を頭に叩き込んでおくとはいったいどういうことかというと、
それは自分の味の記憶です。
その記憶をたどり自分の味覚の変化に備えましょう。
- 普段から自分の味を感覚的に舌に覚えさせ頭に叩き込んでおく
- 味覚が正常な時に塩を舐めて、塩の効き具合を知っておく
などの対処の対処を取ることが出来ます。
特に味がわからなくなってしまった場合は塩味には気を付けたいところです。
風邪をひいていると「味があるのか?」「ないのか?」
それすら分からなくなることもあります。
舌が鈍感になっているとつい塩をたくさん入れてしまいがちです。
いくら入れてもいつもの味にならない。。。
そんな時は自分の感覚を疑ったほうがいいでしょう。
なぜなら普段使っている塩は急に味は変わりませんし、塩の味は薄くなったりしませんから。
あなたが塩を感じる味覚の変化を受け入れないといつまでたっても味の決まらない料理になってしまいます。
そしていつの間にか塩味が濃くなってしまう。
このようになってしまうのであなたが塩の味に合わせて考えないといけません。
ではどうやって塩の味に合わせていくのか?
それは普段から塩を舐めて自分の塩分の基準値を自分で作っています。
それを頭に叩き込んで覚えさせるようにしていきましょう。
すると味見した時の塩分の量と自分の塩分の基準値の違いがわかるようになっていきます。
違いがわかると明らかにいつもの味ではなくなってきているので対応ができます。
塩の味を自分の中で基準を作ることでが味覚の変化に対応する事ができます
感覚で自分の塩の量をつかんでいればいいのですが、それでも過信は禁物です
そんな時はスタッフに味を見てもらいましょう
メンタルが弱っている時
メンタルが弱っている時は体調も悪くなります。
精神的に弱り果てた状態を放置するのは危険なのでなるべく対処を見つけていかなくてはいけません。
メンタルが弱っているときは個人差がありますが、料理を作る仕事をしているにもかかわらず
こんな症状が出てくる場合もあります。
- 食欲不振で食べる元気や気力がない
- 悪い結果ばかり頭に浮かんでため息が出る
- 怒られるのではないかとビクビクしてしまう
- 自分が悪いと自己嫌悪に陥ってしまう
- 頭痛や動悸といった症状が出る
- 落ち着きがなくなってソワソワする
- ポジティブな思考ができなくなる
- 何をするにも億劫だと感じる
- 時々悲しくなって涙を流すことがある
メンタルが弱っていた時はこんな症状が出ることがあります。
私も経験してきましたし、部下にも経験をさせてしまったことがあります。
(急性胃腸炎なんてよくある話。。。。)
こんな時は正直に上司、先輩に相談しましょう。
仕事は体の資本から成り立っています。
体は精神によって動かされます。
精神がこんな状態では良い仕事ができるはずもありません。
そして味覚もおかしくなっていきます。
そんな時は自分の好きなことができる環境を身に起きましょう。
つまり休むことが大切です。
えっ!?
休むことができない?
休ませることはできない?
休みことができない人は今の自分の責任を感じているから休むことができないのかもしれませんが、そうではありません。
体調が悪いまま仕事をするということは今の職場に迷惑をかけてしまうかもしれませんが、
今、直していかないといつまでたっても治るはずはありません。
責任を感じるなら今を休み、取り戻せばいいだけです。
休ませることはできない環境なら今すぐ改善していく努力をしていくか、上司、や会社がその人をバックアップしていきましょう。
でないと何かあったときに取り返しがつかないことになるかもしれません。
メンタルが弱ってしまうのは内的要因で人は見つけられないこともあるので自己申告をするのも決して恥ずかしい行為ではないのです。
店にとって損失を出すくらいなら自己申告して休むという選択肢を持つ事も大切なことですよ。
それが今の自分と未来の自分に責任を持つということですからね。
それに多少休んでも何とかなります。
残された人が何とかするものです。
なので自分のために休むことを選択していきましょう。
メンタルが弱ってしまった時は味覚にも影響してくる
味覚だけでなくその他影響が出てくる場合は休む!!
その他病気など
それ以外の病気などはこのブログではカバーしておりません。。。
私、医者ではないので。。。(。>д<。)
おかしいなと思ったら何は原因か突き止める必要があるかもしれません。
味覚がおかしいと感じたらこんなことが考えられます。
以下引用します。
味蕾(みらい)の減少
味を感じる器官である味蕾(みらい)は加齢とともに減少していきます。
ですから、高齢になるほど味覚は衰えてくるのです。
残念ながら、加齢による味覚の減少は生理現象のひとつであり、改善はできません。
なので、高齢になったら少し料理の味つけを濃くするなど工夫しましょう。
また、タバコを吸っていると味蕾(みらい)が減少します。
タバコをやめると味蕾(みらい)は回復しますので、喫煙者は可能な限り禁煙を心がけましょう。
亜鉛の欠乏
味を感じる器官は舌表面にある味蕾と呼ばれているもので、味蕾はだいたい一ヶ月周期で生まれ変わっています。
しかし、亜鉛不足になると味蕾が新たに生成できなくなってしまいます。
亜鉛不足になる要因としては
- 食事の栄養バランスが悪い
- ダイエットによる栄養不足
- ファーストフードの食べ過ぎ
- 糖尿病や高血圧の薬の長期服用
- タバコの吸い過ぎ
この中でもダイエットとファーストフードの食べ過ぎによって、若者がこの症状になってしまう要因にもなっているようです。
ただ原因さえわかれば、亜鉛不足を解消することで、治ったという事例も多いようです。
味覚がおかしくなる原因としてはタバコや栄養不足、食生活が主に原因にあるようです。
もしも今の自分の味覚がおかしいな?と思った時にこれらを疑ってみるのもいいかもしれません。
食を提供する人間がこれではいけませんよね。
今一度見つめなおしてみましょう。
虫歯による味覚神経の低下!??
あと考えられることは虫歯によって味覚が低下することです。
私はこれはよく経験しました~。。。笑
虫歯がズキズキすると味を感じにくくなります。
個人差はあるとは思いますが、私はこれで味がわからなくなったことがあります。
虫歯で頭痛もするし、味どころじゃなくなってくる。。
そんな時は早くは医者に行きましょう♪
虫歯治療後から味覚がおかしい事があるようです。
以下引用します
Q.とある歯科で虫歯の治療を受けましたが、その後舌の感覚がおかしいので非常に不安に感じております。
この原因はどういったものから来ているのか、また、どうすれば治るのでしょうか。
↓
A.舌の感覚についてのご質問ですが、実は舌に分布する神経が舌神経として、下顎神経と分かれて、舌に分布します。
下顎の伝達麻酔の位置より1センチうえで、5ミリ深いところを走向していますので、これに触れてしまう可能性が個人差などにより、なきにしもあらずです。
ただしこれは、味覚とは関係はなく、味覚は別な神経支配です。
味覚の神経支配は複雑で、舌神経損傷の可能性があるとしたら、神経の錯綜的なものと考えられるので、
「幸い、舌・その部分には痛みや痺れは無く、触覚も有ります」と言うことですから様子をを見ることにしたらいかがですか。
引用元https://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00022983.html
との事です。
まとめ
このように今の自分の味覚がおかしいな?と思った時にすることを書いてみました。
常に万全であればいいけど一年通じて万全なことってない時だってあります。
そんな時は
- 自分の味の基準を記憶しておく
- メンタルが弱っていたら休む
- それ以外は生活習慣を見直す
味覚がおかしいなと思ったときに対処していきましょう。