こんにちは^^
イウラ(@allezcchi)です。
人にはそれぞれ個性があります。
個性から新たに生まれてくるもの、それは感受性から生まれてくるのではないでしょうか?
これだけ価値観が多様化している中で飲食店にとって個性は大切です。
ではその個性を磨いていくために必要なのもはなんでしょうか?
それは感受性に他なりません。
感受性は人それぞれ捉らえるところが違います。
しかし商売という側面で考えてみると着眼点が違うと商売として成り立ちません。
そんなことがないように正しく感情性を高め、個性に変えていき、独自の路線に突き進み、誰にも真似できない飲食店が作れたら最高ですよね。
そんなわけで今回は感受性という感覚的なものをお話していきます。
感覚!大切です。
感受性は体験と理解によって育まれるもの

感受性とはものを感じる心といってもよいものです。
「夏は暑い」とか「ソーメンが食べたい」などといったものは感受性の働きによものです。
当たり前ですが、「暑い」「腹が減った」などは動物でも思うことです。競合他社と比べても
「お客さんがたくさんいてうらやましい」と感じるのはこれら動物と変わりありません。
「なぜ隣の店はこんなにお客さんが入るのだろう?」「うちも真似できるところはないか?」
という考えにつながってこそ人間の感情性といえるかもしれませんよね。
感じたものを深く考え、理解してそこから何かを学ぶ、こういった働きがセットになっているものです。
このように体験し理解することで感受性は育まれていきます。
人は体験したものから学ぶもの

インターネットで得た情報や本で見たもの、ゲームなどは確かに体験したといえます。
しかし、情報を細かく読んでもたくさん読んでも必ずしもよい飲食店のオーナーになるとは限りませんし、商売が繁盛するとも限りません。
なぜでしょう?
本やインターネットで得た情報というのは直接かかわることではなく、しょせんは他人のことだからです。
なので記憶に残りません。
その事実を自分自身が体験していないからなんです。
本を読みその事実から何かを学ぶためには努力と訓練、そして自分に置き換えて体験していくことが必要です。
これを生きた情報といいますが、まぎれもなく自分しか体験してこなかった情報です。
自分の体験の中には苦しみや痛み、喜びを伴って情報は決して他人ごとではありません。
どんな人でも自分のことなら深く考えるものです。
それでいてそれを理解しようと努めるものです。
ということはその元となる体験の数を増やし体験の質を向上させていくことで感受性を磨くことにつながってくるのです。
体験はどこでもできます!

そうはいってもなかなか店を開けることができないから体験することができない、そう思うかもしれません。
普段と違うことをすれば、また違った体験ができるから手っ取り早くできる方法かもしれません
しかし考えてみると体験できるところは常に身近に存在するものです。
これは例ですが、ある居酒屋さんの話をしましょう。
お客様が帰った後、テーブルを片付けているときに目にとまるものがありました。
わざわざ何人前もの焼き鳥を頼んでいたにもかかわらず食べ残しが多いではありませんか。
なぜだ?とよく調べてみるとメニューの中で一番多く出ているのは焼き鳥ですが、食べ残しが多いのも焼き鳥です。
そこで店では、1人前の量を減らし10%ほど値下げをしました。
すると当然ですが、原価を抑えることにつながり、これまでの量からすると当然注文も増えるので利益が多くなっていきます。
※利益を残せる仕組みを作るにはABC分析がオススメです。

この店がしたことは食べ残しから深く考えたことがこのような結果につながりました。
お客様食べ残しをおざなりにせず、深く考え分析した結果、原因はたまたま食べ残すお客様が多かったのではなく、いつも出している
焼き鳥の量が多すぎたのだということに気がついたわけです。
どうすればお客さんが増えるか、どうすれば注文が増えるのか、
どうすれば無駄のない仕事ができるようになるのか、
どうすればコストを抑えることができるのか、
どうして、、、
どうして、、、、
常に考えていたからこそできたことだと思うんですよね。
小さなアイデアでも実際に試してみることで体験ができます。
しかも自分自身の体験です。
感じる心とそれから考えられる原因や結果、それを分析することで感情性が高まっていくのです。
すべては意味があるのです。
その意味をないがしろにしないためにも感受性というものを磨くために多くの体験をするためにアンテナを貼り、自ら感じ取るようにしていきましょう。
すると商売繁盛につながってくると思いますよ^^
まとめ
感受性を高めるのは誰でもどこでもできます。
感じる力を養うためにはアンテナを張っておく必要があります。
すべての行動の結果には意味があるからです。
意味を考え、それから分析し、繁盛店を目指していきましょう。
自分にしか感じ取れるものって絶対にあるから!