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料理教室を先生目線で大切にしたいこと

4月から私は料理教室をやっていますが、教える私にとって大切にしたいことは、

生徒さんにとって「楽しんで帰ってもらう」「安心して通ってもらう」

「また学びたいと思ってもらう」「自分の技術向上の為に学んでもらう」

という理念はもちろんですが、一番大切なこと、それは世の中の一般家庭の料理離れが進んでいるということが

家庭にとって一番良くないことなのではないかと感じます。

レシピサイトは数多く存在しますが、その一方で実際にそのレシピを見て作っても上手に作れないなどの

声が一般の家庭で数多く聞かれます。そして料理離れが日本の食卓から減っている。という問題意識を持っていました

そこで、プロの料理人の私としては、このままではいけない!!と料理教室をする起因となったわけです。

そこで料理教室を開催するにあたり私自身が大切にしていることを書いていこうと思います。
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はじめの心構えから

まず自分自身が緊張していたらいけませんので、緊張をほぐすところから始めましょう。

誰だって初めは緊張します。

しかし、緊張しっぱなしでは、先生とは言えませんし、何を言いたいのかわからなくなってしまうので、

頭の整理をしていきましょう

頭の整理といっても何から整理していけばいいのか初めはわかりません。

そこでこれから料理教室を行いたいと思うあなたにアドバイスです。

伝える要点はしっかりと

レッスンを行うにしても、何を一番伝えたいのかをはっきりさせることが大切ですよね。

そこで料理教室を開催するにあたり「テーマ」を決めていきます。

どんなテーマにしていくのかはレッスンを受ける生徒さんにとって、いいなと思えるような内容にしていきます。

テーマが出来たら次はキャッチコピーです。

レッスンで学ぶコツや扱う素材がわかるようなレッスンタイトルをつけてください。

テーマやレッスンの特徴を表現するのもおすすめです。

流れを理解しておきましょう

レッスン当日に先生であるあなたが慌てないように流れを理解しておきましょう

予定表も作成しておくといいかもしれませんよね。

以下当日の流れです

・軽いご挨拶
・レシピ配布
・レッスンの内容の確認
・デモンストレーション形式によるレッスン
・料理盛り付け
・試食
・質疑応答
・後片付け
・解散

まあタイムスケジュールもしっかりと作成し、予定通りに進行していきたいところです。

以下は目安となるものです。

実際に使用したタイムスケジュールです。

だいたいレッスンは3時間は見ておくとゆとりを持って進めることができます。

タイムスケジュールで大切なこと

このようにタイムスケジュールを作成して生徒さんに渡しておくと、自分も進行を進めやすいし、

生徒さんも安心すると思います。

きっと普段忙しい方もいらっしゃると思いますので、時間の目安となるものを作っておくと

スムーズな流れでレッスンを行うことができます

 

大切にしたいこと

たくさんの生徒さんに出会う事で、手作り料理の大切さや、作る楽しさ、

また主婦の方々にも今晩のオカズのネタになっていければ良いなぁと思っています。

今晩のおかずどうしよ?とか

味付けがうまくいかない?とか

食べてもらう人に喜んでもらいたい?とか

人それぞれ色々あると思います。

料理を美味しく作るコツそれは料理とは材料を理解するということです。

じゃあこの食材をどのように調理するのが1番美味しくできるのかな?

と考えるわけですが、揚げるのか、炒めるのか、茹でるのか、漬け込むのかとか

様々な調理法があるわけですが料理にとって1番大切なこと

愛情です(^_^)そう愛情が1番

料理にとって1番大事なことだと思っています。

その為に生徒さんに伝えたいことってあるんです。

そして伝えるために私自信が大切にしてることってあるんです

 

生徒さんの役に立てること

お金を払ってまで学びに来てくれるということは、料理教室を運営している私にとってとても重要な意味を持ちます。

もちろん商売目線というものもありますが、料理教室を運営する目的というのは、生徒さんの役に立てること。

そして家庭で美味しい料理を作ってもらい、家族の会話を増やしてもらいたいな~というのが一番大切にしていることです。

その為に出来ることってあるんじゃないかな~と思い料理教室を運営しています。

 

楽しんでもらうためにやっていること

料理はやっぱ楽しくないとねって事で楽しい雰囲気作りはもちろんですが、生徒さんは皆、初対面の人たちばかりです

その為にはどうやって楽しんでもらえるかを考える必要があるんですね。

そこで幾つか私がやっていることを紹介♪

  • 生徒さんを名前で呼ぶ
  • 料理名の由来を話する
  • 教えながらも社交の場として意識をする
  • 生徒さんに少し興味を持つ
  • 様々なサービス

などです。

料理教室はお金を払って学んでいくものですが、ただ教えるだけでは、きっと生徒様にとって面白くないでしょってことで

私が行っている紹介例でした^^

また参加したいと思ってもらえるように

 

生徒さんによっては教室で学ぶ目的はそれぞれです。

ただ料理をくり返し作ることで上達するものです。

「レッスンに参加してよかった」「また参加したい」と思っていただけるように工夫が必要ですよね。

私は参加者さんにクチコミを書いてもらっているんですが、

その口コミ内容を紹介したいと思います。

勉強になりました

料理は下準備が大事だと思い、下処理の基本が知りたかったので、参加してよかったです(*^。^*)
また機会があったら参加したいです♪

おいしかったです!

素材の引き出し方や、おいしく仕上がるポイントなど、たくさんの秘訣を教えていただきました、欲をいえば簡単な下ごしらえなど自分も参加してみたかったです。先生は料理教室は初日ということで、緊張されてたみたいですが、一生懸命に教えてくださって好感が持てました。おいしいプロの料理が食べれて満足です!次回はデザートも学んでみたいと思いました。

使えるレシピ☆

大変美味しいレシピでした ^ ^
カンタンなのにプロっぽい!(あ、先生はもちろんプロですが)
材料なども自宅でもカンタンに取り入れることができるものですぐに実践できるのが嬉しいトコです。
特別な材料は使っていません。
当日レシピだけでなく応用も教えていただけましたので 幅が拡がります
お弁当にも使えるしワインにも合いそうなミラノ風カツレツが気に入りました。他にも通っていたお料理教室で同じメニューを作ったことがありますがお味は今回のが一番好きでした。
先生は優しい感じの方で 難しい言葉は使われず
プロのちょっとしたコツを解り易く教えていただけ 質問もしやすい雰囲気のレッスンでした
お出迎え→ウェルカムドリンク→レッスン→試食→お見送りまでしていただき
丁寧で気持ちのよい時間を過ごすことができました
今後も日程が合えば是非参加させていただきたいと思えるレッスンでした ( ´ ▽ ` )ノ
などです。
こういった声が聞かれると教える私も励みになります^^

 

安心で安全な環境作り

生徒さんにとって自分のい行ったことのない場所や、人に会うのは誰だって不安があるものです。

その為に安心で安全な設備でレッスンの行うという配慮が必要です。

また教える私は、食のプロフェッショナルとして生徒様に安心して参加いただけるように衛生的な設備、

食材管理を徹底しています。

当然ですがこれは大切にしておきたいところです。

生徒様の目線で受け答え

 

生徒様目線での受け答えは大切です。

私の目線で教えると何かを省いてしまうかもしれないので、ここでは生徒様にとって一番わかりやすく

事細かく説明をしていくことが大切ですよね。

また普段現場で使っている言葉を極力なくして言います。

例えば

  • アッシェと→はみじん切りと言い換えたり
  • コンカッセ→角切りと言い換えたり
  • バトネ→筒切りと言い換えたり

と、現場で使っている調理用語は、一般の方にはわからないのでわかりやすく言い換えることも大切です。

 

何を学べるかを明確にする

 

レッスンを受ける生徒さんにとって何が学べるかで変わってきます。

メニューによって学べるテーマは違ってきますがどんなことが学べるかによって反応が違ってくるので

明確にしておくことも大切なことです

例えば

  • プロから学ぶジェノベーゼの本格的な作り方
  • 魚の火入れの仕方
  • 蒸煮の煮汁を活かしたソースの作り方
  • 初夏の野菜の生かし方
  • 肉の火入れの仕方
  • 定番ソース「カチャトラソース」の作り方

とか明確にしておくことが大切です

家庭でも再現できるようなレシピと伝え方

レッスンを受ける人って大体が主婦の方が多いのでないかと思います。

できるだけ手間のかからないメニューの方が良いのではないかと思い

私はメニューを作成しています。

家庭でも再現できるようなレシピでないとレッスンを受ける意味がないのでは?と個人的に思います。

そして家庭でのシチュエーションも考えて、こんな時にこの料理を作ると喜ばれますよ。とか

こんなこんな感じで用意しておくと調理時間が短縮出来るし、美味しく作れますよとか。

こんな伝え方も大切だと感じます。

学べるメニューの旬

学べるメニューにも旬というものがあります。

  • 夏場はさっぱりと涼しげなメニュー、
  • 冬場は体がほっこり温まるようなメニュー
  • また旬の食材を使ったメニュー
  • イベント前に関わるメニュー
  • お祝いメニュー
  • 記念日メニュー

など様々です

一番難しいのは季節の変わり目かな笑

 

まとめ

生徒さんもお金を払って真剣に学びたいという気持ちでレッスンに足を運んでくれています

料理教室を運営するにあたって大切にしたいことは、もちろん私の大切にしたいことです

生徒さんと私にとって一期一会な場合もあるかもしれませんが、せっかくだからこっちも料理教室を大切に運営していき

少しでも、学びに来てくれる生徒さんの役に立ちたいというものがあります。

上記のことが私の最も大切にしている部分です。

これさえぶれなければ、今後も良い料理教室が運営出来るのではないかと思っています^^

では今回はここまで♪

( ̄^ ̄)ゞ

 

 

 

 

 

 

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管理人のイウラです: 1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます
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