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飲食店の求人を成功させる為にパンフレットを作ろう!パンフレット作成の目安と考え方

 

ここでは学生向けに求人を成功させるために会社を挙げてパンフレットを作成し、

どんな会社でどんなことを活動しているかというのを一目見て学生さんがわかりやすく、

そして魅力的に見せるパンフレットの作成方法をお伝えしようかと思い記事にしてみました。

飲食店は人手不足で悩まされています。

そして年々、その問題は深刻化しています。

そこで私が求人をして1人の枠だったのが3人も入社できてしまった

というお話の続きです。

関連記事はこちらからです。

知ってました!?数字が示す飲食店がいくら求人広告を出しても人が集まらない理由

求人難ですよね?そこで店や会社が人材を受け入れる体制を作っていこうというお話です

人がおらん!では話にならん!人員獲得に向けての私が行動した5つの事例を紹介

上記の3つを読み進めると流れがわかるかもっ!

 

流れ的には目的は人員獲得ですから、学生に見てもらう為のパンフレットの必要性を感じ

会社に作ってもらうように申請しました。(私の過去の話ですが)

そこでせっかく作成しても見られないと意味がありません

どのように作ればいいのでしょうか?

図で表すとこんな感じです

 

まっデザインは人それぞれ違ってくると思いますが

記載する内容はこんなもんでしょ!ってことで説明をしていきます。

実は以前勤めていた会社のパンフレットは、これから紹介するパンフレットとは

劣ったものとなっています。

その当時はここまで頭が回らなかったという現実がありました。

しかし今は違います。

効果的なパンフレットの作り方をご紹介しましょう

 

求人して成功させるためのキャッチコピーを考える

 

では茶色い部分の説明をしていきましょう

キャッチコピーとはなんぞや・・・

 

何らかの告知や宣伝に用いられ、謳い文句や煽り文句となる文章のことです。

これを求人パンフレットに応用したものを幾つか例にとって羅列していきます。

そしてキャッチコピーは目を引くタイトルが必要になってきます。

どのように目を引くようなキャッチコピーを書いていけば良いのでしょうか?

 

キャッチコピーを考える上で必要なこと

 

それは「相手」を主語にした書き方が必要です。

相手を主語にした書き方でないと読ませることはできないと思うんですよ。

では実際にメインタイトルを書き出してみましょうか

例題

  • まだ見ぬ仲間があなたを待っている・・・・
  • 共に分かち合おう!!喜びを
  • 食の未来を将来を共に作っていこう
  • 一生の仕事として学べる技術がここにある
  • 成長していく軌跡を共に歩んでいきませんか?
  • あなたを示す未来地図がここにある・・・
  • 新たな物語のページを開こう
  • 将来に必要なノウハウと仕事が全てここにある
  • 待ち望んだあなただけの場所がここにある
  • 道はいくつもある!!しかし、極めるのはただ一つだけ
  • あなただけの場所!働きながら身につく必要なこと全て
  • やっと見つけた活躍の場所!あなたにしかできない事がある

「ある共通事項」が言い回しで大切なこと

以上のメインタイトルは「ある」共通事項があります。

それはなんでしょう?

それは相手を主語にした言い回し、

つまり「あなたにとってどうなのか?」ということです。

ここでは、見てもらう人が学生なので「あなたにとってどうなのか?」=学生です。

学生目線の言い回しが必要ですよね

つまりこういうこと

学生のあなたにとってどうなのか?

上記の文字の頭に以下のキーワードを加えてみましょうか!

あなたにとって」 「あなたが」 「あなたと」・・・

そして例題の頭に加えてみましょう

・あなたにとって一生の仕事として学べる技術がここにある

あなたと成長していく軌跡を共に歩んでいきませんか?

あなたにとって将来に必要なノウハウと仕事が全てここにある

ねっ

わかりやすいでしょ。

また、伝えていくことで重要なのが「場所」なのか「内容」なのか「目的」なのか

ステップ」なのかをはっきり伝えることが大切です。

それは相手にとってのベネフィットがないと相手に思いが伝わらないということです。

 

ベネフィットとは・・・直訳すると「利益」や「恩恵」

「役に立つ」といった意味になります。

 

それを求人に活用し

「学生が、あなたの会社、店で働くことで(役にたつ恩恵を受け)得られる ”未来像” 」

ということになります。

 

では逆のパターンを書いてみましょう

 

では「私達」を主語にした場合の書き方を見てみましょう

例題

  • 歯車がかみ合いません。それはあなたが必要だから
  • 業界に新たな活力を!!求む若い世代
  • 足らないピースがある!!それはあなたです
  • アナタの活躍の場がきっとここにある
  • さあ!船出の準備は出来た!後は舵をとる未来の船長だけです

 

お分かりいただけるでしょうか?

これは職場を探す学生にとってメリットのない書き出しとなります。

それは私達を主語にした言い回し、つまり「私たちにとってどうなのか?」ということです。

では上記の文字の頭にあるキーワードを先ほどの「あなた」に置き換えてみましょうか?

 

あなたにとって歯車がかみ合いません。それはあなたが必要だから」

あなたと「業界に新たな活力を!!求む若い世代」

意味わかりませんよね?

この場合は・・・

私達とって」 「私達」 「私たちと」・・・

という頭文字、つまり私たち目線での言い回しとなっています。

では私たち目線で文章を組み立ててみましょう

私達にとって歯車がかみ合いません。それはあなたが必要だから」

私達とって「業界に新たな活力を!!求む若い世代」

ということになりますよね!

しかしこの場合は私たち目線でのキャッチコピーなので職を探している学生にとってメリットや魅力は感じないでしょう

何を伝えたいのかよくわからない場合

  • 美味しい!そんな笑顔が溢れる人材の育成を目指します
  • 美味しい笑顔があなたを待っている・・・
  • 次世代を担うリーダーはあなたかもしれない

悪くないですが核心をついていない、曖昧な表現だと感じます。

このキャッチコピーを先ほどの主語に置き換えてみましょうか!

あなたにとって 「美味しい!そんな笑顔が溢れる人材の育成を目指します」

抽象的すぎて何が目的なのか相手には伝わりません

また・・・

私たちにとって 次世代を担うリーダーはあなたかもしれない」

あなたかもしれない?「しれない」では当の本人は

何を信じて仕事に取り組んでいけば良いのかわからない!!

この2つの場合は曖昧、抽象的なのではっきりと意思を伝える効果的な

キャッチフレーズとは言えません。

そこには思いを伝えるゴールがないからですね。

場所」なのか「内容」なのか「目的」なのか「ステップ」なのか明確になっていないからです。

ここで求められることは「ある」とか「いる」とか

確実性な言葉を選んでいきます。

そのほうが説得力あるでしょ?

だって人生の先輩なんですから・・・・

「かもしれない」とか「だろう」とか「思う」とかは曖昧すぎます。

このように書き方や伝え方でこんなにも大きく違います。

 

キャッチコピーまとめ

 

ここで大切なのはあくまで目的は人員獲得ですから

「相手」=「あなた」という主語を使ってキャッチコピーを考える必要があるんですね。

キャッチコピーは店の教育方針やコンセプト、方向性、業態や経営理念によって違ってくるはずなので、

まず自分の店に置き換えて考えてみると良いでしょう。

またこのキャッチコピーは販促にも使える技術なので

覚えておくといいでしょう。

(イヤ本来は販促向け広告ですが)

 

サブタイトルについて考える

 

 

サブタイトルとは・・・

説明的な、もしくは代替的なタイトル(題)である。

副題に同じ。 目的には、テーマを匂わせる、イメージを沸かせる、

行動範囲での位置づけを明確にするもの

 

この場合は人員獲得が目的なのでこのカテゴリーで

将来性を謳った方がより現実的な行動に誘導しやすいイメージをふくらませ、

読ませるという狙いがあります。

 

サブタイトルの考え方

メインタイトルで誰を主語にしてターゲットを絞ることが明確になってきました。

ここでサブタイトルではメインタイトルと同じ考えで決めてはいけません。

というのは求人を目的とするテーマが乱立してしまうからです。

サブタイトルはあくまでもメインタイトルのイメージを彷彿とさせるものが大切で、

そこから読み手にイメージさせるという誘導手段でもあります。

では理解できる例と理解できない例を見ていきましょうか

 

読み手にとって理解できる例

ここでわかりやすく例にとってみよう。

メインタイトルのキーワードを見てみましょう。

「道はいくつもある!!しかし、極めるのはただ一つだけ」

 

ここで読み手にとって訴えているメインキーワードは

 「極める」   「ただ1つ」

 

この2つです。

ではサブタイトルを見てみましょう

カテゴリーは将来性でしたよね。

「将来誰にも負けないスペシャリストを目指して」

そしてサブタイトルのキーワードは

 「負けない」   「スペシャリスト」

 

この2つです

ということはメインタイトルからイメージさせるサブタイトルは・・・・

「極める」=敵がいない=「負けない」

誰よりもその分野においては知識人や技術者となる

「ただ一つ」=それしかやらない=「スペシャリスト」

というようにサブタイトルのカテゴリーは「将来」ですので

サブタイトルの言葉はメインタイトルをイメージさせるキーワードが必要になってきます。

まとめるとこんな感じです。

 

 

といった感じになってきます。

考え方として、これまでをまとめるとこんな感じです。

 

 

といった感じになります。理解が深まりましたか?

読み手にとって理解できない例

 

ここで読み手にとって理解できない例をとってみましょう

正確には伝わりにくい例を挙げてみます

 

メインタイトルを見てみましょう

「次世代を担うリーダーはあなたかもしれない」

メインタイトルのキーワードを拾ってみましょう

 

「次世代」 「リーダー」 「かもしれない」

 

そして「次世代を担うリーダーはあなたこもしれない」というコピーは私達目線ですよね。

私達にとって 「次世代を担うリーダーはあなたかもしれない」

この時点でアウトですが先に進めましょう。

次にサブタイトルのキャッチコピーです

「やっと見つけた活躍の場所!あなたにしかできない事がある」

次にサブタイトルのキーワードを拾ってみます

 

「活躍の場所」 「できないことがある」

 

一見なんの変哲もない言い回しに見えますがメインタイトルとサブタイトルの関連性が

見えてこない部分があります

メインタイトルのキーワード

「次世代」=将来を連想させるもの

「リーダー」=人を指すもの

「かもしれない」=目的が曖昧

サブタイトルのキーワード

「活躍の場所」=場所という目的

「できないことがある」=手段が曖昧

少しわかりにくいので図で説明してみましょう

 

 

主語は私達目線ですね。内容も「ん?」ですね。そして目的や手段はどうでしょう?

意味わかりませんよね?

今一度メインタイトルとサブタイトルを見てみましょう

 

何か違和感を感じることができたらOKです。

私の言っていることは半分以上理解できたことになります。

このようにサブタイトルはメインタイトルから連想させる言葉を使っていかなければ

読み手を誘導させることは難しいでしょう。

 

まとめ

 

求人の為のパンフレットを作成する場合は読み手にとって「おっこれは!」と思わせる

言い回しが大切です。

  • ・誰に訴えたいか主語をはっきりさせる
  • ・内容はベネフィットするもの「極める」 「ただ一つ」
  • ・目的は得られる手段「負けない」「スペシャリスト」

 

以上がメインタイトルとサブタイトルを使って読んでもらえるパンフレットの

テクニックの紹介例です。

もしもパンフレットを作成することがあればぜひ活用してくださいね。

またこのコピーライティングはいくらでも応用が

できますので色々試してみるといいでしょう。

またキャッチコピーは、コピーライティングにおいて最も重要と言っても過言ではありません。

その証拠に、コピーライティングの世界では80/20ルールというものがある。

80/20ルール:広告のキャッチコピーに目を留めた人が10人いれば、

そのうち2人だけが本文へと読み進めてくれて、残りの8人は続きに関心を持たずに離脱するという統計

優れたキャッチコピーはこの2人を3人に引き上げる。そして、それだけで売上は1.5倍になる。

キャッチコピーがどれほど重要なものかわかって頂ければ幸いです。

またの機会にコピーライティング30の基本の型というものがあるので

飲食店向けに置き換えて記事にしていきたいと思います。

では今回はこのへんで

( ̄^ ̄)ゞ

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管理人のイウラです: 1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます
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