飲食店は人材確保が困難です。そこで店や会社が人材を受け入れる体制を作っていこうというお話です

スポンサーリンク

 

ここでは求人しても求人しても、人が集まらない飲食店の方向けに記事を作成しています。

飲食店は人材確保が困難です。

私が考えるに、求人しても人が集まらないのは店や会社が若い世代を受け入れる体制を整えていないからだと考えます。

私は2014年に求人枠を1人を対象にいろいろ考え行動したんですが、結果的に3人の人員確保できた

というお話をしていこうかと思います。

ここでは一部、求人して人員獲得するために「学生に向けた受け入れ体制をどう作ったか」という事例を作成しているので

良かったら参考にされてみてはいかがでしょうか?

あくまで私の体験談、あくまで専門学校に通う学生向けに対象とした行動の実例の紹介です。

皆さん、全てに当てはめることは難しいかもしれないけど、少しでも置き換えることが出来たら、求人成功できるかも!?

関連記事は以下のリンクとなります

知ってました!?数字が示す飲食店がいくら求人広告を出しても人が集まらない理由

 

3人の人員獲得できた私の行ったことは?

 

まず以下のことを整理し、受け入れる体制を作らないといけません。

体制を作ったのはいいが、嘘にならないようにしましょう。

今では「求人詐欺」という言葉もあるくらいですからね。

求人する側も、される側もお互い納得して歩み寄っていく方向で、体制を整えていかないと話になりませんからね。

そこで若い世代に向けて私達が、何が魅力で、何を学べて、何をメリットとするのか考えないと人は来ないと考えたんです。

その為に考えることは4つありました

  • 夢とやりがいを与える
  • 若い世代に方向性を示す
  • 教育環境を今一度考えてみる
  • 育成プランを考える

それぞれ解説していきましょう

夢とやりがいを与える

SnapCrab_NoName_2016-5-30_11-37-19_No-00

夢とやりがいとは?

仕事を与えるだけが私たちの仕事ではありません。

もちろん仕事をしっかり覚えてもらうのも仕事ですが、

将来的な未来予想図を持って語り、夢とやりがいを与えていくことが大切です

そのような環境を今からでも遅くありません!!

自分たちで作っていきましょう

例えばどんなこと?

  • 将来独立開業すること
  • 有名シェフになること
  • 良い暮らしができるようになりたい!!
  • お客様の喜ぶ顔がみたい
  • 誰にも負けない料理がつくれるようになりたい
  • ○○シェフのようになりたい
  • 料理教室の先生になりたい
  • 料理研究家になりたい
  • フードアナリストなりたい
  • フードコーディネーターになりたい

 

など人それぞれですが・・・

SnapCrab_NoName_2016-5-30_11-55-49_No-00

なぜそこまで必要があるの?と思いでしょうが

同じ目線で話をしよう

それは彼らとて同じ人間ですから・・・

ただ私たちよりちょっと若くて経験不足で、人間的に未熟なだけです

時には上司や部下との関係を壊して接していくことが大切なんです

「仕事ができない」「何度も同じことを言わせて疲れる」

「やる気があるのかわからない」「何がしたいのかわからない」

確かにそうです。

異論はありません。

しかし、時には対等な立場で接していく事で人間関係がうまくいくことだってあります。

対等な立場で対話することで夢を与えるきっかけを作っていくんです。

若い世代と共に夢を語ってもいいじゃありませんか!

将来の自分の未来について語っても良いし、その為に自分が

「今、何が必要でが足らないから勉強してるんだと」

語ってもいいじゃないですか

同じ人間です・・・・

共に夢を語り、意識を共有していく環境は作れるはずです。

なぜそれが必要だと考えるのか?

それは簡単です!!

若い世代はワンピース世代です。

海賊王になりたいと思うルフィとその仲間たちは上下関係はありません。

同じ目的を持った仲間として、共に行動していますよね。

理屈はわかりますよね!

しかし!!簡単なことではありません

この業界は職人肌の人たちばかりです!

そしてプライドもあることでしょう。

しかし、若い世代は常に上の世代を見ています。

常に上の世代は若い世代の目標にならなければなりません。

そしてここで働きたいと思わせる魅力作りを店で作って

いかないと、魅かれるところがないと面接の対象にもならないでしょう。

若い世代にとって夢や、やりがいを与えるのは私達の目標で目的で今後の仕事でもあります

私は現場にいながらも、そんな活動と意識を変えていくことで3人もの人員を確保することができたんです

確かに余裕がないのもわかります。

しかし現場が変わっていかないと、その体制を作っていかないと夢ややりがいを与えていくのは難しいでしょ?

 

若い世代に方向性を示す

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-5-8_No-00

彼らが将来的に何がしたいのかをよく知る必要があります

例えば・・・

  • 将来独立して店を出したい
  • 人の喜ぶ顔がみたい楽しませたい
  • 美味しい料理が作りたい

そこで最短で、最速で導いて上げることができれば・・

個々の考えに沿って方向性を示してあげれば・・・

その方向性を示してあげるために必要な事があります

若い世代にとって何が彼らにとって足らないかを理解させることはもちろん、将来的にこうなるよ!

とかそうなるよ!とか足らない部分を定期的に教えてあげることが大切です。

       そんなの当たり前!!

         

         しかし!!

        

時間がない!!  暇がない!!  余裕がない!!

 

それはもちろん承知の上です!!

しかしこのように若い世代の考えを個々に拾い上げるような取り組みを作っていく体制を作っていきましょう

その為にはどうすれば良いか!?

それは自分自身がそのように取り組んでいくことです

自身でこのような取り組みをしていくには

自身で変わっていくしかないと思います。

このような意識の取り組みをするだけでちょっぴり、少しずつですが、

自分が変わっていくことができます。

そして若い世代に方向性を示してあげることになります。

要は若い世代の価値観や思考に合わせて接していくことが今後の人員獲得の鍵となります。

また方向性を示す指針として教え方や分析の仕方、またチェックシートはこちらに記載してあるので

参考にしてもいいでしょう

新人スタッフが入ったらチェックすべきシートまとめ

 

教育環境を今一度考えてみる

 

あなたの働くお店の現在の人員の数は?

大半の飲食店をされている方が悩んでいる、

この現在の人員の数なんですが、きっと人手不足でどうしょうもない事態に

陥っていることでしょう。

私の場合も例外ではありませんでした。

自社で働いてもらうにはそれに沿った教育環境を整えていかないといけないという

目的があったので休憩時間の合間とか仕事が終わって

人員の数を増やすにはどうすればいいのだろうと考えていました

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-16-0_No-00

そうだ!!

今の営業形態で教育環境を考えてみようと考えてみたんです。

今の営業形態で教育環境を考えてみよう

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-18-57_No-00それを分析する必要がありました。

  • ランチをやっている
  • ディナーもやっている
  • 週末は二次会が多い
  • アイドルタイムがある
  • 休憩がしっかり取れる
  • 業態はリストランテ
  • 客席はMAX55名程度
  • 中箱な規模

 

営業形態という側面で教育環境を考えてみよう

  • 休憩時間はしっかり取れていた

※2時間程度(私自身しっかり取らないと嫌だったので笑)

  • 週末の二次会は最低1人でもできる環境にあった

※二次会は完全にオペレーションを組んでいた為

私は1日に多い時で3件を一人でこなしていました

  • 平日の暇な時に教育について考える時間があった

※リストランテなので目的意識がある人しか来ない

よって教育に充てる時間は作ることが容易だった・・・

次に考えたことは?

労働時間という側面で教育環境を考えてみる

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-25-23_No-00

飲食業は確かに労働時間が長いです。

未だにこの長い労働時間は改善されません。

そして年々辛くなってきます(^_^;)

仕方ないですよね?

しかし毎日が忙しいわけではありません。

リストランテだったので予約のお客様がほとんどだった為、長い労働時間、

仕事ばかりでは疲れます。

そこで空いた時間で教育に時間を取れるなと思ったわけです。

 

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-29-38_No-00

と考えました

じゃあ店の料理の提供スタイルは?

店の料理の提供スタイルは?

私の場合はアラカルトなしの完全コース料理のみのお店だった為、

仕込みするものが決まっていました

※そういう戦略をとっていたため

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-32-16_No-00

 

 

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-34-40_No-00

比較的時間は取れる傾向にあったんです。

あっ私自身は様々なお客様の要望に応えるために試行錯誤していましたがね

(^_^;)

※これが料理長の楽しさであり、やりがいでした

ちょっと話がそれますが私の作った料理の一部紹介

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-36-59_No-00

そしてコース料理の詳細がこちらです。

コピペですみません(^_^;)

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-39-10_No-00

なぜこの価格帯でここまでできたのか?

その詳細はいずれお話しましょう。

しかもその当時全国を回っているぐるなびの担当者に聞いたところ、

全国的にこんな価格でこのような魅力的な店はない!と言ってました。

そりゃそうです。私だったらこんな店あったら行きたいもの!

そんな店作りをしていましたからね。しかも原価は適正値に抑えることができたんですよ。

店長には「やりすぎです!!」と怒られましたが・・・笑

でも数字はちゃんと合わせることは出来たのでいいでしょ!

 

話を戻します。

こんな営業形態でもいかに時間を作っていくか

実際にこんな料理を提供しながら、こんな事を考えていたんです。

そして最後に・・・

教育プランを考える上で必要なこと

設備やオペレーションを考えました

この考えは私にとって教育環境を考えるうえで必要でした

なぜ設備やオペレーションが教育環境を整えるのに必要か!

 

SnapCrab_NoName_2016-5-30_12-44-17_No-00

オペレーションはともかく設備は関係あるの?って話なんですが、これは教育プランを考えるにあたって必要なこと。

だって仕込みをするのにはある程度の効率も必要だし、営業もそう!

そのための設備や営業を円滑にこなしていくためには体力の温存も必要です

そして体力がないと教育もできません。

教育を受ける人間の時間だって作ってあげないと教育を受ける前に

ヘトヘトになってしまうでしょ?

その為にオペレーションだって、今ある店の設備だって考えなきゃいけない。

これって意外と大切なことです。

バテバテなときに何かを得ようと勉強しますか?

できるんならいいけど私にはできません。

というかそんな状態じゃ

ロレツがまわらんわ!!ww

と考えるので私は設備やオペレーションをしっかり構築した上で

自分にとっても、相手にとってもゆとりを与えるようにして教育をしました。

落ち着いた時にしかできないことがある!

わざわざクソ忙しい時に教育をする必要は全くないってことです!!

今の教育環境を考えるってことは?

教育をする私自身も時間を作って

いかないといけないし、

教育を受ける人間の時間も作って

いかないと教育ができないってことになります。

これが当時の私の

「教育環境を今一度考える」うえで出した決断でした

教育環境についてのまとめ

  • 現在の人員の数
  • 営業形態
  • 労働時間
  • 提供スタイル
  • 設備やオペレーション

 

育成プランを考える

実際に求人をし、人材を獲得していくために受け入れる体制を整えないといけませんから

育成プランが必要だと感じました。

なぜ必要と感じたのか?

そして誰に向けて必要だと感じたのか?

それは3つあります

  • 学校の先生に向けて
  • 学生に向けて
  • 自分に向けて

学校の先生に向けて

育成プランを提示することで

  • 先生が安心する
  • 先生との信頼関係がうまれる
  • 育成プランの細かな説明をする
  • 育成プランを見せることで今後の現場が求める

ことを学校側に提案することができる

学生に向けて

育成プランを提示することで

  • ・学生の興味を引く
  • ・社会に出てすべきことが明確になる
  • ・将来どうなりたいかのイメージが付く
  • ・目標が立てやすくなる
  • ・方向性が決まる
  • ・安心感を得ることができる
  • ・学生の親も納得させることができる
  • ・店との信頼感も得ることができる
  • ・店との距離も縮まる

自分に向けて

自分もそのプランに参加し、教育をしていくことになります。

  • 提示した以上は実践していくこと
  • 育成プランのPDCAサイクルを自ら行う必要がある
  • より良い教育環境を作っていく必要がある

 

SnapCrab_NoName_2016-5-30_13-3-11_No-00

当時考えていたんです。

興味を持たせることが店にとって人員獲得する初めの第一歩なんです

興味を持てば学生さんはお店に食べに行きますからね

実際に2人の生徒さんが学校からの連絡で来店しています

そこで店の良さや魅力、味とかをアピールしていきました。

その後、この学生さんの行動は・・・・他の学生さんに広めます!!

 勝手に広まっていきます!!

求人クチコミが広がっていくというわけですね。

そして人員獲得の選択肢は広がっていくわけです。

事実、この時の採用枠は1人だったのですが、もう1人増えて全部で2人採用しました。

本来1人で十分だったのですが嬉しい誤算です。

そして次々に就職が決まっていく友人を見て焦ったのか?同じ会社の違う部署にもう1人の採用まで

決まってしまったのです!!合計3人の人員を獲得できたんです。

この時私は思いました!!「考えればできるじゃん!!」

学生が何を求めてるか考えれば学生は興味を持つ。ということを知った実例です。

そして興味を持ってもらうには何を考えればいいかということです。

気になる育成プランについて少し要点をお伝えしましょう

育成プランの要点について・・・

SnapCrab_NoName_2016-5-30_13-7-14_No-00

これから実際に私が作成した育成プランを公開しましょう。

(一部ですが)

エクセルデータからのコピペで見にくいですが

こんな感じで作っておくことをオススメします。

私は普段の業務をこなしながらの育成プランを考えて、作成しました。

そして人員獲得に向けて個人で動いていました。

忙しくてできない人もいるでしょうけど、私はやりました。

私ができるのならあなたにもできるはずです。

頑張ってみましょう

SnapCrab_NoName_2016-5-30_13-9-34_No-00

 

SnapCrab_NoName_2016-5-30_13-18-1_No-00

といった感じに学生を受け入れる為のプランを明確にし、体制を店や会社で作っておいたほうがいいと考えます。

まだ学生さんにとって、

どんな仕事に従事するのか分かりやすい。

いくら学校の用意するテンプレに適当に書いても人員獲得は皆無に等しいでしょう。

学生にとって魅力を感じないからです!!

またこれからの時代広告媒体での求人広告には

なんの意味もなさないでしょう

今のところは求人媒体は何の変化も見られませんし問い合わせ自体が少ないので

自ら動いていくしかないんですよね

また、人口が少ないのと業態の多様化で競争率が半端なく高いのです!!

費用をかけるだけ無駄だと思いません?

本気で人員獲得をしたいのならこのような取り組みをするべきだと考えます。

 私はこの考えで求人できましたアナタはまだ見ぬ共に働く仲間を

一方的に探すつもりですか?そんな時代はとっくに過ぎています。

いかに自らが動いていくかが、これからの人員獲得にかかっています。

まとめ

以上のように求人して人手を確保するには会社や店、役職者が自ら動いていかないと求人はできません。

この先、このまま求人を今までどおりに頼っていたら求人広告貧乏になってしまう可能性だってあるわけですね。

このような取り組みをして、いかに自分の店の魅力やメリットを学生さんに向けて作成していく必要があるんです。

また求人に関して私の行った行動はこれだけではありません。

学校が用意したテンプレだけでは求人はできないと言いました。

そこで私の行った行動はまだあるんです。

それは独自にパンフレットを作成して、学生さんにとって興味を抱かせるように仕向けたことです。

題名は「求人パンフレットの考え方と作り方」

これはまた後日お話をしていきます。

飲食店の求人を成功させる為にパンフレットって必要じゃね!?パンフレット作成の目安と考え方

また求人に関してある程度記事が量産できたらまとめようかと思っています。

( ̄^ ̄)ゞ

では

スポンサーリンク




【人材確保に困ったら?】

ぜひ読んで欲しいレポートです!

僕が行った求人成功事例のレポートです。1人のスタッフを入れるつもりが「ある戦略」を使ったことで3人まとめて入れることができました。またここではいえない豪華特典(特別付録)ついてます!総ページ数150ページ以上4万文字以上という大ボリュームの無料レポートです。ぜひあなたの店の求人に役立てください!

ダウンロードするとさらに詳しく求人ができる「ある戦略」を無料で学ぶことができます。あわせて読んでみると効果倍増します。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます