どうも!こんにちは^^
イウラ(@allezcchi)です。
今回は飲食店のスタッフ教育に必要なことで僕の経験からお話ができることがあったので書いていこうかと思います。
飲食店のスタッフ教育ができている店は強いですし、それに比例して売り上げもあがっていくので参考にされてみてくださいね。
目次
はじめに
飲食店のスタッフ教育方法は店の数ほどあると思うんですが、何をベースに教育していくのかで
その教育方法は当然のことながら変わっていきます。
- 売り上げをあげるために必要な教育
- サービス力向上するための教育
- 調理技術の向上を目指す教育
- マネジメント能力を伸ばしていく教育
などなど、どれをベースにしていくのかで変わっていきます。
ベースによって教育方法は変わっていきますがこの記事では大まかな部分についてお話をしていきます。
しかし店としての理念が伴っていないと教育ができませんから、今一度、店の理念やコンセプトの確認をして
教育に励んでいきましょう。
良いスタッフを育てるには?
飲食店を経営する上でよいスタッフは大切な存在ですよね。
お客様に良い印象を与えるスタッフを育てるには気持ちよく働いてもらうことが前提です。
しかし、いつもスタッフの機嫌をとっていてばかりではいけません。
そこにちゃんと店としての指針に沿っていかなければならないルールが存在するからです。
その存在を無視されると店として質が下がるばかりかスタッフのいいようにされてしまうのがオチです。
そうならないためにもある程度の必要なことってあるんです。
スタッフ教育に必要なこと
同じ職場で働くスタッフにとっても自分にとっても人間関係が大切です。
そのためにはスタッフとの関係を良くしていく必要があります。
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人を指導するときに大切なことは自分の考えをちゃんと持つことです。
ただマニュアルどおりに教育してもそこに自分の考えや経験などの体験がないと説得力がありませんから。
またその理由も説明したほうがいいのですが、あまりにも多く指導してしまうと教えられるスタッフは頭が混乱してしまいますので
情報を整理して指導をしていくようにしましょう。
例としては
「AはBになるけど時にはCにもなるよ。そこからBに立ち戻ることもあるのでAという基本はしっかりと覚えておくようにしようね」とか
そんな感じで説明をしていきましょう。
そして指導を受ける立場の人に対して同じような目線で受け答えをするのが基本です。
相手が質問してきたら同じ言葉を繰り返すことで話にまとまりが出てきますので、相手に対してしっかりと話せる状況を自ら作っておきましょう。
当然のことながらスタッフはあなたと考えがまったく同じではありませんので、一方的に自分の考えや感情を押し付けるのはよくありません。
自分と都合でスタッフを振り回したりすると決して良いスタッフは育ちませんから注意してくださいね。
特にミスしたときは感情的になりがちですが、スタッフは自分の子供でもなければ、自分の召使いでもありません。
あくまでもスタッフは「雇用」という形で契約を結んでいる一人の人間ですからね。
それを念頭に入れて指導するようにしていきましょう。
ということで本題です(笑)
飲食店のスタッフ教育に必要な7つの条件
- 店の方向性を決め、規則をはっきりとさせる
- 立場のある人間が見本となるようにする
- 決められたことはしっかりと守らせるように忽然とした態度をとる
- スタッフには正しい評価を行う
- スタッフ自身のやる気を育てる
- 決まりごとは雇用契約時にはっきりと伝える
- 従わない従業員は辞めさせることも考えておくこと
店の方向性を決め、規則をはっきりとさせる
飲食店でスタッフを育てる場合は店の方向姓がないとそれに沿った教育はできません。
また店に沿ったハウスルールというものを作っておくことで、それに沿って行動ができるようになりますから
方向性に沿ったハウスルールを作っておきましょう。
これがすべての行動指針につながっていきます。
立場のある人間が見本となるようにする
誰もが立場のある人間についてある程度の観察力は持っていると思います。
その中で立場のある人間が真似をしたくないような行動をとってしまうと誰もついてきません。
そうならないためにも自分自身の行動指針もはっきりさせておくことが必要です。
また、それに従い立場のある人間として威厳も出てきますし、より多くの知識を教育に役立てるとついてきたい人になるので
そっせんして見本となるような行動を心がけましょう。
決められたことはしっかりと守らせるように忽然とした態度をとる
決められたことは店として絶対のルールです。
例外は時と場合によって生じるかもしれません
(忌引きとかの不幸や事故などの場合)
が、しかし、それ以外は自らも定められたルールに従うことで店としても秩序も保たれますし、組織としての形も見えてきます。
自分の都合で悪い習慣を生みださないように気をつけたいところですよね。
自分がルールを守る事でスタッフも見習うようになるので自分自身もしっかりと約束を守るようにしましょう。
スタッフには正しい評価を行う
スタッフとて個人差はありますし、人として好き嫌いがあるかもしれません。
しかし、スタッフを育てる上で大切なことは正しい評価です。
正当な理由がない限り正しい評価を行うのは当たり前だと思います。
ただ、どの業界にも言えることなんですが、社内営業が得意な人ほど出世していく世の中です。
それだとスタッフはやる気をなくしてやめてしまいます。
不平や不満が募りますよね。
ただでさえ人手不足な飲食業界ですから本当に大切なスタッフが辞めてしまわないようにしてください。
正当な評価を行うようにすることが大切ですよ。
これを正しくやらないと後で自分に返ってきます。
スタッフ自身のやる気を育てる
スタッフを育てる上でもっとも大切なことかもしれません。
やる気はどんどん学ぶ意欲がわいてくるし、それに伴って成長します。
その際、ちゃんと成長を褒めてあげることでさらにやる気が出てきます。
するとまた頑張ろうとする気持ちが出てきますよね。
これを読んでいるあなたもそんな経験があるはずなんです。
うれしかったことや、やってよかったことなどスタッフに伝え、さらに成長してもらえるような環境を作ってあげましょう。
するとやる気が続いてくるようになります。
また目標を一緒に設定してあげるといいですね。
その目標に向かって一緒に歩み寄っていけばスタッフも一人じゃないし「この人はちゃんと私のことを見てくれる人なんだ」と思うようになります。
これは今の学校の教育方法に由来するので良いやり方だと思います。
決まりごとは雇用契約時にはっきりと伝える
店として大きな損失を生まないためには雇用契約書を準備してそれにサインをしてもらうようにしましょう。
飲食店として当たり前のことや社会人としてやってはいけないことなどビジネスマナーなども合わせて伝えるようにしていきましょう。
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従わない従業員は辞めさせることも考えておくこと
スタッフ教育におきましては、スタッフに言いなりになる必要は150%ありません。
従わないスタッフは店の損失を生む可能性のある人です。
そんなスタッフとは割り切る事も大切です。
スタッフ教育をするために飲食店の経営をしているわけではありませんから。
店にとって強い味方となるスタッフを育てよう
店にとって、あなたにとって強い味方になってもらうにはやはり教育しかありません。
自分がいなくてはできないことも、スタッフが育てば当然ですが安心して仕事を任せられるようになります。
自分の変わりになるスタッフを育てるのは大切なことです。
スタッフを信頼し、仕事を任せることで信頼関係も生まれますし、自覚も芽生えます。
それが仕事のやる気や責任感にもつながっていくのです。
スタッフ教育のポイント!
これは僕も経験があるんですが、より良いスタッフを育てるには頑張ろうとするあまり、無意識に自分色に染めようとしがちです。
また教育の過程においてスタッフの欠点ばかり目がつくようになってきます。
教えたことができていないからといって感情的に怒鳴ってばかりでは教育とはいえませんよね。
叱ると、教育は違います。
教育とは「スタッフとして店のことや仕事のことをしてほしいことを教える」ということなんです。
そして考え方の違うスタッフを説得することなんです。
説得できていますか?
ちゃんと店としてやってほしいことを教えていますか?
これが教育なんです。
説得の中にはお互いが十分理解しあって始めて成立する「相互理解」があります。
また別の方法としては一方が一方を言いくるめるような「押し切り型」があると思うんです。
教育において立場の関係から一方的な押し切り型になりがちですが、だからこそ店としての方向性や立場のある人間が見本として示していかなくてはならないのです。
お互いが納得できるような「相互理解」が必要です。
スタッフ教育の目標は?
やっぱり自ら考えて動けるスタッフに育てることですよね。
言われた仕事だけをこなすのはある程度なら誰でもできてしまいます。
そこで積極的に動いてもらえるようなスタッフに育てるにはやる気を引き出すのが一番です。
やる気を引き出す方法としてはいくつかありますので紹介しますね。
スタッフのやる気を引き出す方法
- スタッフのランクや階層わけ
- 仕事のクエストを達成したときに与えるインセンティブ
- 無断欠勤、遅刻に対してはペナルティを与える
- 店の売り上げに対する貢献度から昇給するシステムを導入する
- まかないを豪華にする
- 自分で考えたものを商品として売れる環境を作る
などなど、考えればいくらでもありそうですが、やる気を引き出すにはその結果から正当な評価をしましょう。
ゴールをあなたが設定しやる気を引き出します。そしてその目的が達成されたらたくさん褒めてあげましょう。
やる気を引き出すための素材は仕事をしているとたくさん転がっています。
あなたなりのやる気の引き出し方を見つけてみましょう。
スタッフ教育のいくつかのアイデア
スタッフ教育にもいろいろなアイデアがあると思います。
特に有効だと思われるものを書いてみました。
これらを参考にして自分の店にあった方法を作りスタッフ教育に力を入れましょう。
- 自分の仕事と同じことをやってもらう
- 繰り返しやってもらう
- マニュアルを作る
- 情報収集に使う時間を作る
- 目標を設定させる
自分の仕事と同じことをやってもらう
スタッフの教育においては何事も基準というものが大切になっていきます。
あなたと同じ仕事をやってもらうことで仕事に理解も深まりますし、同じことをやっていくと自然とできるようになるものです。
人は学ぼうとするときは誰かの真似をするものですから、自分と同じ仕事をやってもらうとスタッフが早く育つようになります。
(技術がいる複雑な調理の場合は除きます)
繰り返しやってもらう
普段からできない事は繰り返しやることで身につくものがあります。
例えば言葉使いなどは復唱してもらうことで自然と身につくようになります。
僕も学生時代には言葉使いの練習を出勤まえ必ずやっていました。
(これは当時勤めていたアルバイト先の義務でしたので接客用語を覚えることに役立ちました)
大切なのは無理押させないことで、続けさせることです。
料理の運び方や調理技術などは一日や二日ではなかなか身につかないものですから。
マニュアルを作る
スタッフ教育の行動指針としてマニュアルを作るのも教育において必要なことかもしれませんよね。
接客マニュアルや仕事の優先順位、電話対応など作っておくといいですし、いつでも目に付くところにおいておけば
それを見て仕事を覚えることができます。
このブログでは数多くのマニュアルぽい?物を作ってあるので参考にされてみてください笑
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情報収集に使う時間を作る
商品知識や調理技術における知識はすぐに知識として頭の中に入ってくるものではありません。
これは本人が勉強するしかありません。
情報収集にはいろいろあります。
業者さんからのカタログを眺めてみるとか、業者さんに直接聞いてみるとか、料理人ならメニューに書いてある調理法について調べてみるとか
歴史について調べるとか、いろいろ勉強をすることができます。
こういった積み重ねが何よりもものを言います。
後から知識として役立つ日が必ずやって来るのです。
こうした時間も作ってあげることで教育につながっていきますよ。
たとえ営業中でも暇なら情報収集する時間に当ててもかまわないと思いますけどね。
目標を設定させる
目標設定は大切です。
日々の仕事の内容をチェックできる環境を作ることで目標に近づけるようになりますから、まずは気がついたことを一つ一つ挙げるところからはじめてみましょう。
気がついたことを課題とし、その課題について自ら設定させてゴールに向かうように順序を作ってあげましょう。
まとめ
今回は飲食店のスタッフ教育に必要なことで僕の経験からお話ができることがあったので書いていきました。
スタッフの教育をしていく目的はもちろん店のレベルアップです。
それに伴う売り上げを伸ばすという最終的な目的のためです。
スタッフ教育についてこのブログでは、たくさん書いてきたつもりでしたが、ふと気になることがあったので書いてみたんですがいかがでしたか?
スタッフ教育に必要な7つの条件と書きましたがすべては店の理念やコンセプトに添って教育をしていくものです。
自分の店と照らし合わせて考えてみてください。
飲食業界はみんな、時間的にも人手的にも余裕がないのはわかりますが、ここで一度立ち止まり教育について考えることも必要です。
それは自分の将来のためにですよ。
絶対に自分に返ってくるものだから。。。
では今回はこのへんで^^
では!