スタッフとの関係を良くして飲食店の離職率を下げる方法

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こんにちは!

イウラ(@allezcchiです。

飲食店ではよい環境で働ける店ってそんなに多くありません。

拘束時間は長いしやることも多くて大変です。

なので離職率が高くなってしまう原因でもありますが、

そんな中、スタッフが辞めずに働きやすい環境を作ることで離職率を押さえている職場も存在します。

押さえているといったら語弊がありますが、長く働ける環境を作っている職場があります。

その職場は僕が以前働いていたホテルのことなんですけどね。

(ホテル名は伏せておきます)

僕が以前働いていたホテルでは勤続年数が長い人で20年以上の人がいます。

(すごいですよね!僕とほぼ同時期に入社した後輩ですけど)

彼はそのホテルの料理長になりましたが。

また若手といわれる料理人でも勤続年数が8年以上といった人もいます。

(今現在も働いていますよ)

離職率が高い飲食業において、そのホテルはなぜこんなにスタッフの定着率が高いのでしょうか?

それは風と通しのよい環境であり働く人がみんなよい人たちばかりだからです。

このような環境を作れば離職率を抑えることができるんですよね。

その方法を今度そのホテルの料理長に詳しく聞いてみたいと思いますが、そのホテルにいて感じたこと、気がついたことなど

僕なりにスタッフとよい関係を作る方法を書いていこうかと思います。

僕もそのホテルでは3回ほど出戻りしてますからね(笑)

 

スタッフとよい関係の作り方

 

 

働くスタッフと良い関係を作るにはどうすればいいのでしょうか?

良い関係を築くにはまず、見ていかなくてはいけないことがあります。

  • 人間性
  • 仕事に励む姿
  • 目標設定
  • 足りないものを補うチーム力
  • 決して怒ったりしない
  • 役割分担が明確になっている
  • 個性を伸ばしている

 

このようにしていくと家族のようになってくるのでスタッフ同士が良い関係になってきます。

詳しく分析してみましょう。

 

人間性

 

 

良い関係を作っていくには働く人の人間性を見てどのように接していくのか考えていきます。

普段は何をやって過ごしているのかとか、趣味とか特技なども知っておけば仕事中にその会話に入ることができるし、

褒めるところは褒めたりしてあげるといいですし、同じ価値観で話をすると認められた気持ちになります。

価値観の共有をするとそこから人間関係も築くこともできるので働きやすい職場と感じるようです。

これは誰だって一緒ですよね。

 

仕事に励む姿

 

 

仕事に励む姿は人間性とリンクしています。

人間性が伴っていないとそもそもですが、あんなに長い労働はできません。

また仕事においてはそれぞれの責任感というものを持ってやっています。

責任感を持たせるためにはその人が活躍できる場所を与えてあげるといいですね。

活躍できる場所があると存在を認められた気分になりますから。

 

目標設定

 

 

人は目的なしでは何をゴールに向かえばいいのかわからないため自分を見失ってしまうことがあります。

そんなことがないように個々の目標を掲げ、設定し目標を達成できるように上の立場の人間も後輩たちのフォローを入れ教育に力を入れていました。

僕も多くの後輩に仕事を教えたな~って思います。

もちろん先輩方から教わったこともたくさんあります。

先輩に習ったことを昔話のように後輩にも伝えていきました。

もちろん自分なりの考えもおりまぜながらですけどね。

先輩の教えを引き継げていた職場だったので業務や仕事の方法は確立されていたんです。

それが今まで続いているのではないでしょうか。

目標を達成できなくても成長した証は本人が知ることができますし、上の人間はそれを褒める環境にあるから、

次もがんばろうという気持ちになるのです。

 

足りないものを補うチーム力

 

 

飲食店は野球と同じでチームとして組織力が高くないと店として成長はできません。

成長過程にある中で足りないものはチームで補っていくようにしていきました。

例えば前菜のネタを12種類用意しなくてはならない時に後輩の知識では融通がきかないこともあります。

その場合はできる人が用意してひとつのお皿を完成させるのです。

ひとつのお皿でさえチーム力を使って完成させるような職場だったので安定した料理提供ができていたのだと思います。

 

怒ったりしない

 

スタッフとの良い関係を築くには決して怒らないことが大切です。

小さなミスは誰でもあるものです。

ミスを咎(とが)めるのではなくて、笑いのネタに変えることができるように工夫をしてあげると職場が険悪なムードになりません。

当時働いていたホテルでは笑いに変えることができる職場環境だったのでミスしても後輩たちは後を引くことがないようになっていました。

これって結構大切なことなんです。

ミスをしても過去には戻ることはできません。

それよりもその場はどんな方法でもいいので後を引かないように上の立場の人間が施策を取っていけばいいんです。

誰でも失敗やミスは犯してしまいますから。

 

役割分担が明確になっている

 

 

役割分担が明確になっているとスタッフは何をやっていけばいいのかわかるので責任感につながります。

責任感につなげるためにはポジションを与えそれに対する業務を明確に示してあげることが大切です。

野球やサッカーでもそれぞれポジションがあるように飲食店もそれぞれの役割があるのです。

 

個性を伸ばしている

 

 

人それぞれ個性があるので役割分担をする際にはしっかりとその人のことをリーサーチし、

どんな仕事が向いているのか見極めて個性を伸ばしていきましょう

人には向き不向きがありますし長所や短所だってあるわけですから。

そのためには時間を作り面談を定期的に行うといいですよ。

 

気持ちのよい店であることが条件

 

このように働くスタッフにとって環境は大切なことがわかりますよね。

チーム一丸となって働ける職場です。

こんな環境って気持ちいいと思いません?

そりゃ~誰だってこんな職場環境を作りたいと思うかもしれませんが、すべては上の立場にある人の

考えていることや意識しだいなのです。

 

言いたいことが言える環境

 

 

スタッフとの良い関係を保つために何が必要でしょうか?

それにはやはり意見の交換をしていくことが大切です。

その眼と口で目標や店のことなどを意識共有していきましょう。

それが職場においての人間関係を築いていく方法なのです。

そこで店で働くすべての人がお互いに言いたいことを言える口を持つ。

この口は相手の言うことをしっかり聞く耳とセットでなければいけませんよね。

「自分の話を真剣に聞いてくれる」と思わなければ話す気もなくなってくるのは誰でも同じです。

そしてこの口から出る話はスタッフからの提案という形でおまけがついてくることがあります。

毎日お客様と接していたり仕事におけるやり方などスタッフなりの気づきがあると思うんですよね。

眼が行き届いていなかった細かい部分や問題点、口から出てくるスタッフの言葉を大切にしましょう。

スタッフは自分の提案にちゃんと耳を傾け、対処してくれると感じることで働く意識も変わってきます。

「店がつぶれなければ給料がもらえる場所」から「自分も参加し、アイデアを出して発展させていきたい場所」へと変わっていくんです。

 

口よりも雄弁な眼

 

 

上の立場の人が暗い顔をしているとスタッフに与える影響は以外にもあるものです。

「眼は口ほどにものをいう」という言葉があるように眼から表情が読み取れてしまいます。

その表情から読み取れる情報をスタッフは気にしています。

暗い顔をしていたり、落ち着かないなどの様子をスタッフは見ています。

それだとスタッフは変な気を使いますし、上の人の目を気にしすぎたら仕事のパフォーマンスも発揮できなくなりますよね。

なので常に表情は明るく仕事を楽しんでいくことがスタッフにとっても良い環境を与えるのです。

上の立場の人は忽然とした態度をとっていきましょう。

 

自らも成長段階だということを示しお互い切磋琢磨していく

 

 

上の立場の人間だからといってすべての業務をこなせるわけでもないですし、あらゆる仕事を知っているわけでもありません。

また理想の職場環境や目標設定は立場が違えどあるはずです。

その目標や理想を共有していくことで「自らも成長しているんだ」ということをスタッフに示すことができるはずです。

上の立場の人の背中を見せてあげるとスタッフも「頑張らなくっちゃ」と思うはずです。

変なプライドは捨てる。また立場という名の壁を時には取り払うことも大切ですよね。

(業務の責任では立場をしっかりと明確にするというのは言うまでもありません)

 

目指す夢や方向性を示す

 

 

自分の夢や理想を掲げその夢をスタッフに語りましょう。

そのとおりにならなくても夢は逃げていきませんし、あきらめない心があればいつか実現に向かいます。

そしてそこに至る過程をスタッフに話すようにしましょう。

「10年後はこんな店にしたい。だから5年後にはこれを目標にやっていくつもりだ。

だったら今年はこんなことをやって。。。。

ということは今月の仕事はこれを一緒にやろう。」

つまり、夢を実現していくために必要なこと、こうすれば実現できるという見通しをスタッフに納得させることです。

それを説明できるように準備しておかなくてはいけないんですよね。

スタッフはあなたの口から発せられる言葉と眼から読み取れる情熱に耳を傾けてくれます。

将来に向かって進む人は応援したくなるし、何を考えて仕事をしているのかもわかってくるので信頼に結びつくようになっていくのです。

目標や理想に向かって努力を続ける人を見ていやな気分になる人はいませんからね。

 

まとめ

 

スタッフとより良い関係を作るには立場は違えどコミュニケーションが大切です。

自分の理想や目標など掲げることで何を目的として仕事をしているのか、スタッフはわかりますし、

業務における内容も上の立場の人間がフォローすればいいのです。

こうすることで人間関係は育まれていきます。

すると店として長く働いてくれるスタッフに育つようになりますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます