[料理の価格を上げお客様に喜ばれる方法]それにはちゃんとした理由がある。

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価格を上げる方がお客様に喜ばれることもある

そう!

そうなんです!!

売上が下がったらそんな時、何か対策を考えますよね

あなたは何をしますか?

 

すぐにでも売り上げを上げたい。

今月の売り上げをもっと上げていきたい。

そう考えると対策は価格を下げて集客に力を入れる!!

そんなことを考えてしまうのではないでしょうか?

 

しかしちょっと待ってください!!

 

確かに売値を下げると お客様は来てくださるでしょう。

それも何かのイベントと組み合わせた時にね。

 

しかしそれはただ安くなっているからという理由で

 

普段は顔を見ないけれど安くなった時だけ来てくれるお客様と良い関係でいられると思いますか?

あなたは安くなった時にだけ来てくださるお客様が必要なのですか

そうではないと思います。

 

実際のところ値段を下げてもお客様に来ていただき、当座の売り上げを上げたいと思うこともありますし、この方法は時として必要なことかもしれません。

その時に来てくださったお客様がそのまま常連さんになってくださることだってあります。

 

しかし価格を下げて正しいやり方をするなら、その後の流れも十分に考えてからやらないとお客様の流れは続きません。

そしてきちんとメリットデメリットを考えておく必要があるのです。

安易な考えで売値を下げるとそれからのやり方が難しくなります。

なぜなら価格を一旦下げて価格を上げるのは今後難しくなっていくからです。

なぜなら高いものを安くすることは簡単ですが、安いものを高くすることは心理的にも受け入れ難いからです。

 

売値を上げることの意味

 

お客様が求めているものが何かわかれば値段を上げることは可能です

お客様の求めてるものは実は安いことよりも「より満足したい」ことだからです。

値段を上げる意味としては

 

「欲しい人だけが買ってくれればいい」

 

極端に言うとこんなことかもしれませんよね

なぜ値段を上げて売れないと思うのか?

それは顧客のターゲットが絞れていない証拠です。

全員に売ろうとする意識があるから値段を上げることに躊躇してしまうのです。

もしもターゲットでないお客様に価格に高い商品を売ろうとしても強引なセールスになりますよね?

すると嫌われてお客さんが離れていきます。

 

商品を買うターゲットは絞る

 

例えば、カーショップに行ったとしましょう。

お客さんの家族構成は大人二人で子供が二人いたとします。

その家族に「スポーツカーを絶対買ったほうがいいですよ」といっても買いませんし、そんなことを言ってくるセールスマンは嫌ですよね。

それならスポーツカーに乗りたい人に売ればいいだけの話です。

これを飲食店に置き換えて考えてみるとどうでしょうか?

「うちは単価が安いお店だから 価格を上げてもそんなの注文する人いないよ」と思うかもしれません。

顧客全員が買わなくていいんです。

全員に売ろうとするから価格を上げることに躊躇するのです。

これだと頭が混乱してしまい、自分のやっていることが正しいのかさえわからなくなっていきます。

何割かの人が買ってもらえばよいのです。

すると肩肘を張らないセールスができるようになりますよ。

確かに売れなくて困るときもあることでしょう。

しかしそこはぐっとこらえてセールスをしていくのです。

するとその商品はターゲットにしたお客さんが必ず出てきます。

なんてことは言いませんよ。。。

そんなことしても意味がありません。

 

どんな人にとって必要なのかを明確に伝えることが大切です。

 

多くの飲食店がこらえきれずに元に戻してしまう傾向にありますよね。

それはどんな人にとって必要なのかを明確に伝えることをしていないからだと私は考えます

あなたが売ろうとしている商品はどんな人のための商品なのか?

それをきちんと伝えれば必要性を感じた人はその商品を買ってくれます。

値上げをした商品を売る前に「誰のための商品なのか?」というのを掘り下げないとお客様にとってあまり興味のないアプローチになります。

値上げしてそれを販売する意味がないです。

例えば、誰のための商品がわからない物を作ると絶対に売ることはできません。

何かフワッとした漠然とした気持ちで売ってしまうのかもしれません。

「売れるといいな~」ではダメなのです。

顧客のターゲットが絞れていないと「商品の良さがよく分からない」ですよね。

 

例えばお酒で言うと

 

このお酒は美味しいです。

価格は500円!!

このお酒も美味しいです。

価格は800円!!

このお酒も最高です。

価格は1000円!!

 

「んん~??どれがいいのかわからないや!」

じゃあ、安いので良いよね、となりますよね。

 

それでは値上げしても売ることができません。

なのでこの場合は

 

このお酒はこういう人向け

これからの食事に合うお酒の提案

 

このお酒はこういう人向け

つまみに合うお酒の提案

 

こんな感じでメニューにわかりやすく書くとそのお酒は売れるようになります。

注文してくれます。

 

「ここに来て良かった」という満足感を求めていたお客様がいるから値上げの意味がある!!

 

安いというお得感よりも少々高くてもいいものを選びたい。

ここに来て良かったという満足感を求めていたお客様がたくさんいらっしゃるから、売値を上げることに意味があるのです。

それに応えられるお店があまりないから値下げをしていくのです。

 

そのようなことがないようにしっかりとその価値を伝えることが大切なのです。

するとお客様が私たちの方へきてくれる大切なお客様に代わっていきますよ。

 

「高くても良いので、もっと美味しいものを食べたい人向け」に値段を上げてもいいと思うんですよね

お客様は「もっとおいしい料理を求めているもの」です。

それなのに弱気になっている場合ではないのです。

 

安売り集客がすべてではありませんよ。

また、高価な食材を安く提供している場合ではないのです。

 

※ちゃんと戦略があるならOKですよ。

 

 

このように売り上げを上げることでよりお客様に満足していただき喜んでもらえることがあります。

もちろん売値を上げるにはそれ相応の品質も大事にしなければなりません

売値を上げて客様に満足していただくことができるようになると客層が変わってきます

そんな 常連さんが増えていきますよ。

そうなると楽しみですよね^^

 

どうやって値段を上げるのか?

 

売値は下げた方がお客様に喜んでもらえることがあるにしても、さて?

どうやって売値を上げていきましょうか?

お客様に納得してもらえる形で値段を上げなくてはなりません。

例えば全てのメニューを一気に上げてしまうこともできますが、今までのお客様に申し訳ないですし、お客様混乱させてしまいますので

それはちょっと無理かもしれません。

 

じゃあどうやって売値を上げていきましょうか?

それは一つか二つメニューの中に値上げできそうなものはないですか?

また、こんな方法から考えてみるのもいいでしょう

それは「ABC分析」というものがあります。

 

なんとなくでやっていると、利益の取れない料理をを一生懸命作ったり、その反対に売れるメニューや

粗利の取れているメニューの販促を積極的に行わず、大きな損失を起こしてしまうことにもなります。

やみくもにやっても良い結果は生まれません。

客観的に観れるデータがあって、正しい選択を行えます。

どれに力を入れ、どれを消していくのか?それによって効果的でロスのない経営ができるようになっていきます。

 

詳しくは以下のリンクに書きました。

 

ここから分析してどの商品を値上げしていくのか考えて売値を上げる練習をしてみましょう。

 

ここで例題を出してみますね。

 

例えば1000円のものを1500円に値上げをするときに考えることは

料理の品質が良くてより美味しいものやこだわりのあるもの

そしてあなたの思い入れがある商品の値上げをしていきます。

どうしてこの商品は値上がりをしたのかをお客様に伝え客様に納得していただければなりません。

そのためには次のことを丁寧にお客様にお伝えしましょう

 

こだわりの所はどこなんでしょうか?

 

ここで考えられることを書いて見ました。

 

食材のこと

何に使われているいて食材は何処で仕入れ、何処で取れたもので、どんな価値があるのか?

ここでしか食べれない食材を書いていきましょう

 

品数を今までよりも増やしたという事

どうして増やしたのか?美味しいものをより美味しくたくさん召し上がっていただきたいと思ってなのか?

選ぶ楽しさが増えた分価格を上げたのか?

その理由も書いていきましょう。

 

こだわりの調理法

シェフが修行先で学んだここでしか食べることができない特別な調理法を使っている

など

 

メニューに書いたり、あなたがこだわりを感じているところを直接お客様にお話ししたりしてお客様に伝えてくださいね。

あなたの想いをしっかり伝えることでお客様を納得して注文してくださいますよ。

それが満足につながるのです。

 

 

ここまでのまとめ

 

「お客様は安いことよりも、満足したいということを求めていることがある」

 

そのようなお客様にあなたの思いを伝えることで売値を上げることができるようになり、躊躇なく行動できるようになっていきますよ。

そして大きい満足を届ける工夫をしていきましょう。

 

本当にやりたいことをするための値段へ

 

このようにやっていくことで自分たちが本当にやりたいことをするための値段を設定することができます。

いきなりは難しいかもしれませんが、徐々に練習していて価格を上げてお客様の満足を高めていきましょう。

もしかしたらお客様が来なくなる??

そんなときはあなたが求めるお客さんのイメージを改めて考え直して見ましょう。

 

まとめ

 

以前は私も、もしかしたらお客様は安いから店に来てくれているんじゃないかと思ったことがあります。

ですが、人の心理とし「値段が高いものの方が良いという心理」が不思議と働きます。

これをヴェブレン効果と言うそうですよ。

例えば「価格が高い物=良い物」と感じてしまう心理です

何故そんなことになるのかというと。。。

 

「高い物=中々手に入らない物」

という意識が生じるそうです。

ということは希少性の原理が働くということになりますね。

高い物を買う、使うことで他者とは違うことをアピールする。

高級な商品というのは皆が皆購入できるわけではないので、「高級品を持っている」ということ自体が

「自分は特別な存在である!」というアピールになるわけです。

そうすることで値段が高くても高いお金を払ったという満足感がお客様の心理として働くんですね。

なのでちゃんとした戦略を元に考えて値段を上げていき、お客様に喜ばれる方法を考えていきたいものです。

 

今回はこんな感じで締めくくりたいと思います^^

参考になればシェアしてくださると励みになります^^

ではっ^^

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます