今回は飲食店の人材確保をするために必要な5つの行動と成功事例についてお話をしていきます。
「人がおらん」では飲食店で経営していくことはおろか、
新たな戦略を生むこともできません。
これは皆さん承知しているところだと思います。
そこでまず求人に関して皆さんに現実を知ってもらいたいのがこちらの記事です。
知ってました!?数字が示す飲食店がいくら求人広告を出しても人が集まらない理由
私、広島人なので広島ベースで記事にしていますので、あなたの地域に置き換えてみるのもいいでしょう。
でもなんとか人を集めて仕事をしていかなければなりません。
その為に必要なことってなんでしょうか?
私が考えるに、人が集まらない理由は、会社や店が人を受け入れる体制を
作っていないからだと考えているんですね。
詳しくはこちらに私が行ったノウハウがあるので参考までにどうぞ。
求人難ですよね?そこで店や会社が人材を受け入れる体制を作っていこうというお話です
事実そうだと思いません?
受け入れる体制がしっかりしていたら、こんなに人手不足に悩む必要はなかったのでは?
と考えます。
飲食店が求人しても求人しても人が来ない原因を考えないと何も進みませんよ?
「人がいない」「誰かいない?」ではなんの解決にもなりませんから
原因と若世代の考えていることを
あぶり出さないと求人しても面接までにはいたらないのでは?と考えます。
そこで今回は実際に私が行って成功した人手不足を解消する具体的行動を記事にしていきます。
よかったら参考にされてみてはいかがでしょうか?
また全てがあなたに当てはまることではない
ということだけ念頭において読みすすめてくださればいいかと思います。
あくまで私のやり方で、人員獲得できたというお話ですからね。
目次
人員獲得に向けての行動
ここで行動を起こすには誰に向けて誰のためにどうしていきたいのかを
考える必要があったんですね。
そこで私が行った行動は5つありました。
- 専門学校に通う
- 学生全体の思考を探る
- 先生にひいきにしてもらう
- 会社(店)の概論を余すことなく伝えていく
- 求人パンフレットを作る
順番に説明をしていきましょう。
専門学校に通う
私は基本的に新人を対象にして求人をかけていましたからね。
新人といえば専門学校の卒業生です。
そこで専門学校にアプローチを仕掛ける必要がありました。
アプローチをする理由

- 学校とのパイプを築く為
- 先生と顔見知りになる為
- 教育システムを知る為
- 教育設備を知るため
- 教育内容の把握をする為
学校とのパイプを築く為
私の場合は地元の専門学校を出ていないため先生とのコネクションはありませんでした。
自らパイプを作っていくため、まずはテレアポを取り専門学校に出向きました。
本気で人手を確保したいのならそれくらいはやっておきましょう。
先生と顔見知りになる為
先生との人間関係を作っておくと良いでしょう。
学校の先生と顔見知りになっておくと
学生の考えている事や思考を探ることができます。
後述しますが思考を探る質問がいくつかあります。
ここで大事なのが主に人間関係を作っておく先生は就職担当の先生です。
私達の目的は人員獲得だから、なるべく就職担当の先生と仲良くなって
おくことをオススメします。

教育システムを知る為
ここでは学校の先生にパンフレットと教育内容を確認しておくといいでしょう。

教育設備を知るため
私の場合は、自分の働いている店と学校で使っている設備とのすり合わせを行うために
教育設備を知る必要がありました。学校にあるもの、ないもの、店にあって、
ないもの、営業されている業態によって様々ですが
学生にとって、私達にとってのギャップを埋めていくために知りたいと感じ
訪問したことがあります。
教育内容の把握をする為

実際に学生たちが受けている教育内容は、
私たちが受けた教育とは少し違ってたりする場合もあります。
わかっていても、知るのと、把握するのでは違ってきます。
どんな教育内容があるのか知る必要がありました。
また昔と違って様々な教育機関と教育内容の学科があるのも確かです
ここで広島県内の調理に関する学科と学校の一覧を記載しています。
広島県内にある食に関する教育機関一覧表
広島市内
- 酔心調理製菓専門学校
- 広島製菓専門学校
- 広島ビジネス専門学校 製菓衛生学科
- 広島文化短期大学 食物栄養学科
- 鈴が峰女子短期大学食物 栄養学科
- 広島県立海田高校 家政科
- 私立進徳女子高等学校 食育デザイン科
広島市外
- 穴吹調理製菓専門学校
- 河内高等学校 食物調理科
- 県立総合技術高等学校 食デザイン科
- 県立沼南高等学校 家政科
- 山陽女子短期大学 栄養調理コース
- 食品開発コース
調べるだけでざっと12の教育機関と色んな学科があります
このように教育内容を把握するだけでも「食」に関してのカテゴリーが多種多様です。
学生全体の思考を探る
人員獲得をするには、学生の思考を探る事は必須事項だと感じました。
そこで私が行った学校の先生にした7つの質問を並べてみたいと思います。
~今年の学生の傾向探る~
- ①無遅刻、無欠席の学生がどれだけいるのか?
- ②実習に対してどれだけ真剣にやっているか
- ③先生との人間関係はどう構築されているか?
- ④アルバイトをしている学生がどれだけいるのか?
- ⑤どのジャンルに興味があるのかを聞く
- ⑥就職は地元志向か県外志向かを聞く
- ⑦学生はどの地域から獲得しているか聞く
質問を投げかけた理由ですが、学生の思考や傾向を知ることができます
①無遅刻、無欠席の学生がどれだけいるのか?
学生全体の勤勉度と誠実さを示す為です。
②実習に対してどれだけ真剣にやっているか
実習に対して料理に対しての興味が伺えます。
③先生との人間関係はどう構築されているか?
社会に出た時の人間関係を知るためとコミュニケーション能力を図るため
④アルバイトをしている学生がどれだけいるのか?
現場を知る学生がどれだけいるのかを調査するため
⑤どのジャンルに興味があるのかを聞く
自分の店に置き換える為
⑥就職は地元志向か県外志向かを聞く
求人するときの目安と獲得の競争率の把握
⑦学生はどの地域から獲得しているか聞く
地元の学生が多いが他県の子で広島で就職を考える学生がいるかどうか探るため
特に⑤と⑥の質問は重要です。
なぜなら⑤は自分の店に反映されるからです。
⑥はどれだけの新社会人が広島市から県外に
流出するのかを探るために重要です。
それにより人員獲得できる確率が推し量れるからですね。
ということで学生の思考を探るためには
先生に聞くのが一番です。
先生にひいきにしてもらう
へへっへ♪
お代官様~
これでごひいきに♪
ではないですが、
少し言い方が悪いかもしれません。しかし、ひいきにしてもらうことで
率先して学生を紹介してもらう傾向にあったと感じました。
また先生との打ち合わせで印象に残る行動を
取らなければ「何か言ってたな」くらいの記憶しか残りません。
そして店としても人としても印象には残りませんから先生ひいきにしてもらうには
記憶に残る行動を起しましょう。
ここで私が行った記憶に残る行動を紹介しましょう。

などです。
先生とて人間です。自分に興味を持ってくれたら嬉しいはずです。
私の場合は打ち合わせの時に関係ない話も少ししましたが、
まぁこんな感じでいけば印象には残るでしょう。
でも先生にいきなり告白するのはやめよう笑
びっくりするし、もしかして恋人がいるかもしれない・・・悲
また後々気まずくなるかもしれない・・・
そのような場合は事前に確認をとり、恋の駆け引きをしよう!!
。
。
。
。
話がそれましたが(笑)
後はあなた次第です。
印象に残るような打ち合わせを行っていきましょうね。
会社(店)の概論を余すことなく伝えていく

ここで大切なのが働いてもらう生徒さんに理解してもらうために
会社の概論や募集要員のや業務内容などを明確にしたものが必要です。
先生にとっても、生徒さんにとっても、わかりやすく伝えていくようにしていきます。
でないと見てもらえませんからね。
そこで必要性を感じたのが求人専用パンフレットです。
求人パンフレットを作る
⑨で概論を先生に伝えていきます。
そして目的は人員獲得ですから学生に見てもらう為のパンフレットの必要性を感じ
会社に作ってもらうように申請しました。
そこでせっかく作成しても見られないと意味がありません
どのように作ればいいのでしょうか?
パンフレット作成の目安を作ってみました・・・
という記事は後日作成するのでちょっと待ってね
まとめ
いかがでしょうか。
私はこんな感じで具体的に行動していました。
手順としては
初めに考えるのは求人しても人が入ってこない原因を考える
↓
そして店や会社で魅力を打ち出すための努力をする
↓
新人を受け入れる体制を作っておく
↓
上記の準備が出来たら学校へアプローチを仕掛ける。
↓
反応がイマイチだったら改善していく
↓
自分のお店に置き換えて魅力のカスタマイズをしていく
(どうやって求人に結びつけるか考える)
↓
パンフレットを作成する
といった流れです。
( ̄^ ̄)ゞ
では