
メニューを考えるとき、お客様がどんなキーワードで検索しているか気になりませんか?
これを使えば世の中の人が、どんな食材や料理が検索しているかわかるツールがあります。
それがGoogleが無償で提供する
GoogleAdwords(グーグルアドワーズ)のキーワードプランナーです。
例えば「茄子」という食材キーワードはどれだけ検索をされているか調べることができるんです。
画像で見るとこんな感じ

「茄子」というキーワードだけでも年間通して結構な数の検索結果ですよね。
特に旬が近づいてきたりすると、検索される数が増えていくのがよくわかると思います。
今回はこのキーワードプランナーの使い方を説明していきます
飲食業界でこのツールを使いこなしている人はそんなにいないはずです。
この検索キーワードのボリュームを調べると販促に役に立ちます。
今回はキーワードプランナーの使い方と飲食業界でも使えそうな具体的な一例を紹介するよ。
目次
キーワードプランナーを使う前に
キーワードプランナーって何ですか?
と聞かれたら、検索ボリュームを調べる最適なツールと私は答えます。
なぜこのキーワードプランナーを使うのか?
それには理由があります。
昨今のビジネスツールや調べ物をする時ってだいたい皆さん、スマホやタブレット、PCなどで検索してたりします。
そこで検索されるにはどうしたらいいのか、情報提供者側は考えるわけです。
飲食店側=情報提供者
そこでビジネスや、調べ物をする一般消費者どんなことを調べているのかわかる。
お客様=検索側
情報提供者にとってベストなキーワードを明確なデータとともに教えてくれる素晴らしいSEOツールだからです。
わかりやすく言うと、コンテンツ(記事やページ)を制作する側のキーワード選定についてなのでご注意を。
情報提供者の為の検索ボリュームを調べる方法です。
あなたの働いている店がどれくらい検索されているか調べてみるのもアリですよね。
SEOって何?
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」。
自社のWebサイトをYahoo!JapanやGoogleなどの検索エンジンに正しく認識させ、検索結果の上位に掲載されるように
工夫することです。
ようは検索結果が上位表示される仕組みと思って頂ければ結構です。
実は私もまだまだSEOに関しては勉強中なんです(^^;
本来、キーワードプランナーはSEO対策に使う時に使うツールです。
これを飲食店の販促ツールに使えるのではないかと思い紹介させてもらいます。
キーワードプランナーで使い方
手順その1
検索に「googleキーワードプランナー」と打ち込むか
以下の画像をクリックしてみましょう
するとこのような画像が出てきます。

キーワードプランナーを使えるようになるには、この2点が必要になってきます。
- Googleアカウント(Gmailアドレス)
- Googleアカウントのパスワード
この2点だけです。
アンドロイド端末をお使いの方は、すでにお持ちのはずなので、早速ログインしてみよう

キーワードプランナーは無料で使えるのでじゃんじゃん使っていきましょう!
手順その2
では早速ログインすると以下の画像が出てきます。
①の運用ツールをクリックしてみましょう

①の運用ツールをクリックすると以下の画面が出てきます
②のキーワードプランナーをクリックしてみよう

するとこんな画面が出てくるので検索ボリュームと傾向を取得をクリックします。

すると画面が切り替わります。お好みのキーワードを入れよう。ここでは「茄子」と入れています。

キーワードを入れたら検索ボリュームの取得ボタンをクリックします

すると冒頭でお見せしたグラフが出てきます。

このGoogleAdwords(グーグルアドワーズ)のキーワードプランナーは無料で使えるツールなのでガシガシ使ってみましょう。
言葉を変えて検索ボリュームを調べてみよう
では茄子というキーワードをイタリア語とフランス語で検索ボリュームを調べてみましょう。
イタリア語=メランザーネ
フランス語=ドーベルジーヌ
ではイタリア語から
先程と同じ手順でやってみましょう
イタリア語=メランザーネ

検索ボリューム結果は・・・・

茄子に比べて圧倒的に検索ボリュームが少ないのがわかります。
多い月でも1000回も検索されていないことがわかります。
もしも店側で情報提供をする場合はあきらかに需要が低いキーワードは狙わない方が良いです。
なぜなら、せっかく「メランザーネ」というキーワードで上位表示したとしても、
そもそもの需要が少ないのでアクセスも少ししか集まらないからです。
目安としては、最低でも月に1万回以上は
検索されているキーワードを狙っていきましょう。
フランス語では・・・
フランス語=ドーベルジーヌ
でしたね。
これも同じ手順でいってみよう。

検索ボリュームの結果は・・・・

「キーワードが全く検索されていないため、検索ボリュームが表示できません」
全くその通りです。
誰も茄子のことを「ドーベルジーヌ」と検索はしませんよね。
このように意味のないキーワードで店としての情報提供をするのはやめましょう(^^;
キーワードプランナーの便利な使い方
いちいちキーワードをその都度調べるのって面倒な時があります。
そこで便利な使い方を紹介します。
キーワード候補を一気にダウンロードしてExcelで見る方法
グラフのちょっと右下に「ダウンロード」っていうボタンがあるのでクリック ↓

Excel用CSVにチェックを入れて「ダウンロード」ボタンをクリック ↓

5~10秒時間がかかる感じです 。

そうすると、あなたのPCにデータが落ちてきます
プラウザの左下部分にダウンロードデータが落ちていきます。↓

自分の使っているPCのダウンロードファイルのフォルダの一覧から探してクリックをしてみましょう
今回のキーワード「茄子」のデータは赤枠にダウンロードされているのでクリックします。

するとこんな感じで、さっきのキーワード候補のデータが一気に落とせます。
こりゃ便利だぜ!
ではよくわからない英語はなんなのか説明をしましょう。
- Ad group → 広告グループっていう意味。「Seed Keywords」があなたが入力したもとのキーワード。Keyword Ideasっていうのがキーワード候補の事。
- Keyword → キーワード候補。実際の1語、2語、3語などの複合キーワードが出てくる。
- Currency → 広告費に使える通過。JPYは日本円。
- Avg. Monthly Searches → 月間平均検索ボリューム
- Competition → 競合性。ここでは高・中・低では表されずに数字で表現されている。
- Suggested bid → 推奨入札単価
このExcelに出力すれば、キーワードプランナーを開かなくても、キーワード選びができますよね。
ここではメニューをネットに上げていく場合は競合性を重視します。
競合性が高いとライバルが多くなります。
0から1に行くにつれて、競合性が高くなる。【例:0.01(競合性が低)、0.98(競合性が高)】
「茄子」といキーワードは【0.01】なので競合性は低いということになります。
ナスに特化したメニューをたくさん作っていくと上位検索されるかも!?
まとめ
簡単ですがこんな感じでgoogleが無償提供している、GoogleAdwords(グーグルアドワーズ)のキーワードプランナーを使えば
こんな調べものが出来ちゃうという記事でした。
こちらのキーワードプランナーを使ってYahooが無償で提供する
Yahooプロモーション広告で検索ボリュームを調べ、それに沿ってメニュー作成や販促を行えば
上位検索にかかる可能性を秘めていると言えます。

Yahooプロモーション広告より
その為には自社でWebサイトを運営していく必要がありますが、今回はここまで。
では
( ̄^ ̄)ゞ