「新人調理師の人がいきなり料理の上達ができる」そうではありません。
料理が上手に作れるようになるのは飲食店で働く人にとって最低限の仕事です。
そこで今回は新人調理師さんが料理を上達していく方法を書いていきます。
※加筆修正したので2つの方法ではなくなりました。。。
すみません。。。
新人調理師さんが料理を上達していくためさらに情報を追加したためです
目次
料理が上達する方法は「作りたい料理」「デザートを手に取る」

画像はタルトタタンとバニラアイス添えです。
私が作ったデザートです。
デザートは私、独学なんです。
話がそれてしまいました。
えっと
料理が上達するもう1つ目の方法は「作りたい料理」「デザートを手に取る」ということなんですが、
これは実際にその料理やデザートを。。。
↓
- 見てみる
- 触れてみる
- 食べてみる
- 味を感じる
そこから何かを感じ取り学んでいくということです。
これを自分の中で感じ取っていきましょう。
そしてその料理やデザートをどんな角度で見ていくのか?
それが大切です
ここでいろんな角度の見方を見てみましょう。
- 食材は何を使っているのか?
- なぜこのような料理が生まれたのか
- 料理の歴史やうんちくは?
- どんな準備が必要?
- どういう盛り付けになっている?
- 食材の産地は?
- どんな環境で育ってきた食材?
- 色彩は?
- 食材の組み合わせは?
など考えればたくさん出てくるんです。
これを知ることでいろいろな角度からその料理を考えることができるので上達も早くなります
ちなみにみんなが知っているティラミスは「3段活用の結果」ティラミスになったというのをご存知でしょうか?
詳しくはこちらに書いています。
↓
これは、ティラミスというデザートを向き合うことで調べることができるようになります。
また食材はどの食材を使うのが本当なのか?
ティラミスの原型となったものは何を使うのか?
とか考えればきりがないほど、掘り下げて考えることができるようになります。
料理上手になるには食べ歩きに行こう

新人のあなたが「食べ歩き」する時に選ぶ店の基準は、初めはわからないと思います。
美味しい料理を作れるようになるには「食べ歩き」は立派な仕事のうちです。
自分の働く店の料理の味を知るのはもちろんですが、他の店に行き食べ歩きするのも美味しい料理を作れるようになる近道ですよ。
店によって色んな料理もあるし、味も違うし、食材の調理法だって違い場合もあります。
「食べ歩き」することで発見がたくさんあります。
ここで食べ歩きする時にどんな店選びをしていけばいいのでしょうか?
どうせなら勉強になる店に行きたいですよね?
でも自分ではその判断基準がわからないと思います。
自分の食べたいところに行くのが基本ですが、人からの情報に頼ってもいいと思います。
- 人からの情報
- 料理長に聞く
- 業者さんに聞く
- 店長に聞く
- スタッフに聞く
またインターネットで調べる手もありますが、あまりこれは当てにならないところがあります。
なぜならお客様の口コミサイトでは、人の主観的な部分があるからです。
特に食べログなどは点数を気にしてしまい、本当にいいものがあるのに、
人の投稿によって評価が大きく下がっている可能性があるから避けられる傾向にあります。
でも実際に行くとそうではないこともあります。
なのでどう判断していけばいいのかわからないかもしれません。
では一番信頼していいのはどんな情報で誰に聞くのが一番なのでしょう?
なぜなら業者さんは色んなお店に出入りしている分、情報もたくさん持っています。
一番信頼していい情報は何かというと
その店の仕入れ内容と状況です。
仕入れが多い店、そうでないない店でお客様の入りが違ってくるからです。
またどんな食材を仕入れどんな料理を提供する店なのか?
それを知ることが一番信頼できる情報です。

- 仕入れが多い=お客さんが入っている店
- 仕入れが少ない=お客さんが入っていない店
- 食材の内容と提供している料理
よって食べ歩きをする時は業者さんに聞いてみるのが一番です。
これが一番確実です
業者さんは客観的に判断してくれるからです。
空いた時間に勉強をする
常日頃から、このような意識を持つことが料理を早く覚える近道です。
飲食店によって空いた時間をつくるというのはまちまちですが、時間というものは必ずあるはずです。
例えば
- 予約が少ない日
- 休憩時間
- 休日
24時間ずっと忙しいわけではありませんから、自分で時間を見つけて料理の勉強をしていくという心構を持ちましょう
スケジュール管理表を作成する
料理の勉強をしていくのは自分次第です。
やったらやっただけ、自分に返ってきます。
しかし、一概になんの目的もなく勉強をしていても、せっかく仕入れた知識が分散してしまいます。
例えば今、あなたがオードヴルのセクションを任されているのなら
オードブルに由来する調理法を勉強をするとか、歴史、地方性や伝統性、などを調べるとより知識として身に付きます。
そして現場に活かせるようにしていこう。
その為には目的をもって学んでいく必要があります。
そして時間も限られていますので、勉強していくスケジュール管理をしていきましょう。
溜めた知識はいずれ溢れてくる時が来る
料理の勉強は初めから何から取り組めばいいのかで覚えていく効率が変わってきます。
そして何度も何度も見直して自分のモノにしていきます。
そしていつの時からか、その勉強した知識はいつか溢れていきます。
そうコップに水が溢れるように。
溢れる度合いは人それぞれですが、必ず溢れる時が実感できる時がやってくるので、
今はひたすら料理の知識を情報として持っておくといいでしょう。
知識を溜めるということは脳の基礎体力を上げる要因にもなります。
脳の基礎体力を上げるということは?
脳の基礎体力を高めるということはどういうことなのでしょうか?
それは溜めた知識がどんどん増えていき、脳の器が大きくなるということです。
少しわかりづらいかもしれませんのでスポーツ選手にとってみましょう
一般人の私達とオリンピックに出るような人とは明らかに体力が違います。
逆立ちしても彼らには勝てません。基本的に体力が違うのだから・・・
当然です。それは常日頃からトレーニングを欠かさずに磨いているからですね。
これは脳の基礎体力と同じことが言えます。
常日頃から勉強して知識を蓄えて、(トレーニング)自分を磨いていくと脳の基礎体力も上がってきます。
このように脳の基礎体力を上げるということは、こういう事なんです
体の基礎体力=トレーニング=体力が上がる=出来ないことができるようになる
脳の基礎体力=勉強=知識として蓄える=知らないことが解るようになる
目標があればこそできる事
しかし、勉強は結構しんどいと思っている人もいるかと思います。
そんな時は目標をもって望んでいくことが大切です。
目標とは
- 自分の将来こうなりたいとか
- この料理が作れるようになりたいとか
- こんなテクニックがあればいいなとか
- こうすればお客様が喜んでくれるとか
目標を明確にしていくと勉強もはかどっていくと思います。
その為にはまず自分がこうなりたいというセルフイメージを持っていないといけません。
料理に興味を持つこと
料理に興味を持たないと勉強もしようとは思いません。
勉強をしたいなっていう時は、その料理を作っているお店に食べに行ってもいいし、
レシピなど見て研究をしていくとか、実際に自分が食べてみて美味しかったから勉強をしたいとか
まずはその料理の興味を持つことが、勉強をするうえで、一番の近道です。
まとめ
料理を上達していく方法は自分の作りたい料理やデザートを手に取りそこから
↓
- 見てみる
- 触れてみる
- 食べてみる
- 味を感じる
そしてその食べた料理やデザートを違った角度で見てみる
↓
- 食材は何を使っているのか?
- なぜこのような料理が生まれたのか
- 料理の歴史やうんちくは?
- どんな準備が必要?
- どういう盛り付けになっている?
- 食材の産地は?
- どんな環境で育ってきた食材?
- 色彩は?
- 食材の組み合わせは?
空いた時間に勉強をする事で時間のロスは抑えることができます
↓
- 予約が少ない日
- 休憩時間
- 休日
また、時間は有限ですので営業時間内、それと営業時間外で自己管理できるようにスケジュールを立てることで
勉強する時間は確保できます。
これをすることで脳の基礎体力が上がります。
そのためには自分自身で未来の目標を立てておくことが大切です。
自分のセルフイメージはどうですか?
- 自分の将来こうなりたいとか
- この料理が作れるようになりたいとか
- こんなテクニックがあればいいなとか
- こうすればお客様が喜んでくれるとか
そうすることで自分がどれに興味を示して勉強していくのか知ることができます。
独学ほど自分にあった勉強方法はありません。
そして勉強となる店を信頼出来そうな情報を集めるため身の回りに人に聞いてみましょう。
そして空いた時間を使い率先して自分で料理の勉強をしていきましょう
これが新人の調理師であるあなたが料理が上達する方法で近道かもしれません。
まずはそこからはじめることがいいと思います。
私がもし、料理の上達を望んでいる人がいればまずこの方法をお勧めします。
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では今回はこんな感じで。。。