どうも!
イウラ(@allezcchi)です。
飲食店をやっているといろいろなアイデアを出して集客をしていくことに困ることがあります。
いまでは数多くの集客方法がありますが、自分の店ではどんな方法で集客をしていくのかイロイロと悩むところですよね。
そこで今回は飲食店が集客をしていくためにどんなアイデアがありどのようにして集客をしていくのか一緒に考えていきましょう。
タイトルにあるようにこの記事を読むことでアイデアをイロイロと生み出すことができる考え方もあるでしょうし、
具体的にアイデアを生み出せる方法も書いているので、きっと役に立つのではないかと思います。
なぜならアイデアだしは自分の考えている思考の整理から始めることが大切だからです。
方法や考え方が一致すれば頭の整理ができますし、順序良く考えることができるのできっとアイデアも浮かんでくると思います。
目次
この記事を読んでわかること
- 集客アイデアを生み出す考え方がわかるようになる
- アイデアの具体的な出し方がわかるようになる
- 自分の店でやっている仕事からアイデアを生み出すことができるようになる
- 無料で使えるWebサービスを少し紹介をしています。
- 一人で悩まないアイデア出しができるようになる
こんな感じです。
では早速読んでいきましょう。
飲食店が集客するためのアイデアを生み出す8つのこと
僕は料理長をやっていたときに集客アイデアをどこから生み出すか考えていた時期がありました。
そこどこからアイデアが生まれてくるんだろうと考えたことがありまして、
業務の中やスタッフ力、労働環境や設備面など考えられるあらゆる方面でリサーチをして何を使いどうすればアイデアが生まれてくるんだろう。。。
そう考えていました。
こんな感じで、意識をしていくことで自分の職場のリソースからアイデアを生み出す軸ができました。
リソースから考えることも大切ですよね。
そこでアイデアを生み出す8つのことについて説明をしていきたいと思います。
リソースとは経営資源のことで、アイデアに関していえば上に書いてあるように、経営資源から考えることでイロイロな角度からアイデアを考えることができ、
生み出せるようになるんじゃないかと思っています。
ということでひとつづつ説明をしていきます。
季節から集客方法のアイデアを生み出す
飲食店は季節によって集客方法が変わってくると思うんですよね
特に団体客を取り込むときには季節に左右されます。
このときに考える集客方法のアイデアのヒントとしてインターネットを使い集客方法を考えることができます。
それはyahoo公式ラーニングポータルをのぞいて見ると、どの季節にどんな行事がされどんな客層に向けて集客していけばいいのかわかるようになります。

リンク先をクリックするとyahooの公式ラーニングポータル販促カレンダーのページに移動します。
ぜひリンク先をのぞいてみてください。
これはyahooが無償で提供してくれているサービスなのですが過去のデータをダウンロードフリーで行えます。
※ファイル形式は(PDF)です。
コレをダウンロードし自分の店に合った販促方法を考えていけばどうすればいいのかわかります。
過去のデータもダウンロードできるので年間販促計画を立てることもできます。
とっても便利ですよ。^^
僕が当時料理長をしていたとき、こんな情報をyahooが提供しているなんて知りませんでしたけど、同じような感じでグルメサイトの「ぐるなび」さんから年間予定表をもらいそこから販促計画を立てたことがあります。
こんな感じのものです。


(画像はクリックすると拡大して見れます)
(ぐるなびさんと契約すればもらえるんじゃないですかね?当時はもらえましたし重宝しました。)
この2つの方法は個人飲食店でも中規模の飲食店でもどの業態でも使える方法です。
中規模の飲食店ならそれなりに販促活動はしていると思うので使っているメディアを使い大々的に告知していきます。
その場合には店内にもチラシやショップカードを準備し次につながる施策を考えていきましょう
個人飲食店なら団体客から流れてくるお客様をターゲットに告知していけばいいですね。
二次会、三次会にを考えている人に向けたサービスやメニューを考えていきましょう。
季節別の集客方法は調べればたくさん出てきますよ。
ぜひyahooの公式ラーニングポータル販促カレンダーを活用してみて下さい。
知っているのと知らないとでは180度違います。
そう思います。
素材から集客方法のアイデアを生み出す
これも季節に左右される集客方法ですが素材から集客アイデアを考えることができます。
コレは誰に何を売っていくのか考えることが前提ですが、ターゲットに向けて素材をアピールし集客を行うことができます。
たとえば冬ならジビエ料理を打ち出します。
その際、どんな素材でどんな調理法をすることでどんな味が生まれどんな満足感が得られるのかを文章で説明をしていく必要があります。
例)熟練ハンターが仕留めた広島県世羅郡のイノシシ!これは京都の高級料亭でも出されている幻の一品です。
熟練のハンターが仕留めているので肉に臭みがなく肉質がやわらかいです。
イノシシはとても甘みがあってコクがあるのでだまされたと思ってそのまま炭火焼で召し上がりください。後悔は絶対させません!
とかこんな感じで素材から集客をしていくことができます。
その際には素材の魅力を前面に打ち出してアピールしていく必要があります。
もしも打ち出す文章に自信がないのならコピーメカというサイトを利用すると面白い文章を考えてくれます。

(サイトはこちらから⇒コピーメカ)
コピーメカから導き出される文章を参考にしうまく集客できるようにしてみてください。
打ち出していく文章、コレも集客アイデアのひとつだと思います。
店の空間から集客方法のアイデアを生み出す
何も料理を出すだけが飲食店の集客方法ではありません。
店の空間を利用したアイデアを打ち出すことでも集客ができると思います。
店の設備や空間からどのように集客をしていくのか考えてみましょう。
たとえば、これはコラボ的要素が絡んできますが、店の空間を使いお客様主体の展示会を開いてもらいます。
そこからお客様のお客様を取り込んでみたりすることもできます。
僕もこれをやったことがあり、お客様の知人が常連様になってくれたことがあります。

(画像はクリックすると拡大して見れます)
また、知り合いに演奏家がいれば店を貸し出して店で演奏してもらえるようにすることもできます。
これもお客様のお客様をとり込むやり方と同じですね。
その際気をつけなくてはいけないのは「お客様のお客様を取り込んでいいのかお客様に了承を得る必要がある」という
確認は怠らないようにしましょう。
お客様のお客様はあなたの店にやってくる来店の目的や動機ははじめは違うかもしれません。
しかし店にとって顧客になりうる可能性もあるのでそこは見逃さないようにしていきましょう
そのためにはお客様に喜んでもらえる料理やサービスを考え、お客様のお客様にもリピートにつながるメニューを考えてみましょう。
提供方法から集客方法のアイデアを生み出す
料理の提供方法から集客アイデアを生み出すこともできます。
飲食店は料理を作り料理を運ぶだけが仕事ではありませんし、サービスではありません。
むしろその物事を多角的に見ることでアイデアが生まれてきます。
そのアイデアはお客様の満足につながる付加価値があれば集客にもつながってきます。
たとえば予約のお客様には予約カードを作りテーブルにそっとお礼の手紙を用意しておく。

(画像はクリックすると拡大して見れます)
この手紙を読んだお客様はきっと忘れられない飲食店のひとつになるでしょう。
どの店も予約カードは作っていてもお礼の手紙なんて書いてませんから、きっと印象に残ります。
お礼の手紙を書くときに必要な情報収集を予約時に行います。
- 予約の主旨
- 誰とくるのか
- 何時に来るのか
- 年齢は?
これらの情報を元におもてなしの気持ちを持って手紙を書くのです。
手紙の中には顧客管理ができるカードを忍ばせておくといいですね。
そして書いてもらったカードと引き換えに感謝の気持ちとともに何かプレゼントをするんです。
もちろんカードに記入してもらえるような言葉を手紙に書いておきましょう。
このプレゼントはお客様にサプライズすることでさらに印象深い飲食店として記憶されると思います。
つまり感謝の気持ちを伝えることでお客様の心をつかんでいくやり方です。
心をつかんでおけば次につながりますし、次の来店につながる集客ですね。
何も新規顧客が集客アイデアではないのです。
今来ているお客様にも手紙を渡す集客アイデアは通用しますし、常連のお客様にだって集客アイデアは使えます。
いろいろと今できる最善の集客方法を考えればいくらでも出てくるものです。
サービスから集客方法のアイデアを生み出す
飲食店にもいろいろなサービスがあります。
ドリンクのサービス、料理の取り分けのサービス他には一連のサービスからも集客アイデアは潜んでいます。
これは普通に仕事をしていると気がつかないかもしれません。
ですがサービス中に集客できる方法もあります。
それをひとつ紹介をしておきます。
すこし難易度は高いですけど、それはサービス中のお客様との会話から集客ができます。
たとえばお客様に料理の説明をしているときなんかは絶好のタイミングです。
なぜなら会話の料理説明から連想される食材や調理法をお客様に話すことでお客様はワクワクします。
その会話の中から生まれた料理はそのお客様のためだけに準備することができ、次に来てもらうための理由につながります。
そのお客様だけのために料理を用意するのってその人にとって最高のサービスだと思いませんか?
そのためには、料理の知識と食材の組み合わせから生み出すことができる自分だけのオリジナル性がないとすこし難しいですけどね。
また会話からニーズを聞きだすテクニックも必要だということはいうまでもありません。
接客からできる会話も立派なサービスです。
そこから生み出されるアイデアを考えてみましょう。
そのアイデアを考えるには自分ができることを知ることも大切です。
僕はこの会話の中から新しいサービスを始めるきっかけを作ったこともあります。
飲食店のサービスは料理を運ぶだけではありません
料理を作ることだけではありません。
お客様との会話の中にビジネスの答えは潜んでいるのでお客様との会話は大切にしましょう。
なのできっとアンテナを張っていれば他にも集客アイデアは見つかってくるはずなのでがんばって見つけてみましょう
時間から集客アイデアを生み出す
飲食店は時間を売りにして集客アイデアを生み出すこともできます。
時間も飲食店にとっては立派な商品のひとつです。
よくあるのがフリードリンクを長めにして集客するやり方が一般的な時間を売りにした集客方法です。
しかしこんなことも考えることができます。
「時間は確かにサービスのうちに入っている」
「営業時間は料理提供するためだけの時間なのだろうか」
「飲食店としてお客様にサービスをするためだけの時間なのだろうか」
「箱と人で飲食店は成り立っているけど時間という概念では箱や人の考えはやめてみよう」
ということは考えられないだろうか。
そこから集客商品にしていくにはどうしたらいいだろうか?
そのことから時間を集客アイデアにするには多角的に見ればアイデアは生まれてきます。
このように飲食店のサービスや自分の店でやっている方法から集客アイデアはいくらでも生むことができます。
その他の集客アイデア
ここでざっくりですが、その他考えられる集客アイデアを書いてみました。
- コラボを企画する
- 福袋集客
- メニュー名でイカせる
- 看板を工夫する
コラボを企画する
飲食店の集客アイデアとして様々な業態とのコラボで集客することができます。
今ではいろいろな飲食店がテーマを決めてコラボしていますよね
「○○○×○○○」のコラボ企画!
とかいうやつです。

世の中にコラボ企画がたくさんある理由はもちろん、コラボするメリットが多いからなんですね。
たとえば魚業者さんです。
魚業者さんはいろいろな魚を店に卸してくれます。
そこで特別な魚を仕入れてもらいます。
例えばマトウ鯛とか
(あらかじめネタは確保していくことが前提です)
魚業者さんはもちろんいろいろな飲食店にも卸していると思います。
そこで他の飲食店と魚業者さんの三者間でコラボします。

(画像はクリックすると拡大して見れます)
同じ魚でもどんな料理を作っていくのか飲食店どうして違うメニューを設定します。
その中でコラボキャンペーンをそれぞれの店でお客様に告知します。
その中から飲食店同士で新しいお客様の流れが生まれます。
また同じ魚を共有することでコストも下がります。
つまりコラボ集客のメリットは
- 今のお客さん以外の客層にアプローチできる。(新規集客が獲得できる)
- 自分の店を知ってもらうきっかけになる。(認知度向上)
- 魚業者さん喜ぶ(付き合いが深まる)
- コストを負担しあうことでコスト削減につながる
- 業者さんを通じてコラボ企画ができる飲食店が増えるので新規顧客につながる
こんなことができるのでコラボ集客はメリットしかありません。
ぜひ考えてみてください。
コラボ企画での注意点
コラボするにはあらかじめ計画が必要です。
例として魚業者さんを選び食材は「マトウ鯛」で考えてみましたが、食材であろうと調理法であろうとサービスであろうと何でもかまいません。
違う業態で違うアプローチをすることでお客様がコラボ企画を楽しむメリットが生まれてきます。
そのことを考えて両方の店にお客様が流れる仕組みは考えておきましょう。
コラボする店同士が認識できる共通のポイントカードとかスタンプカードなど準備して、
お客様もコラボする飲食店も後から問題が起きないように認識できるようにしていきましょう。

(画像はクリックすると拡大して見れます)
コラボ企画は何よりお客様に楽しんでもらえることが大切です。
そしてその魅力をお客様に伝えるようにしていきましょう。
コラボ企画は続けることで新規顧客の獲得につながる可能性が高いし、販促費用も負担しあえるので少ないコストで集客することができます。
福袋集客
期間限定で福袋的な要素を使った集客方法もできます。
金額は松竹梅の3段階で決めておき、中身は決してお客様が損をしないようにメニューを決めておくことが大切です。
中にはびっくりするような目玉商品も用意しておくことで福袋集客の意味も出てきます。
体験型福袋もつけてもいいと思います。
例えば
- シェフの出張料理付きスペシャルディナーコースとか
- ケータリングチケット20名様分5万値引きチケット
- 自宅で学べるシェフの料理教室チケット付きディナーコース
とにかく福袋集客は話題とお得感がないと福袋集客は成功しません。
また飲食店の仕入れの特権を利用した食材の詰め合わせ付きディナーコースとか、もちろん割引チケットを福袋に忍ばせてもいいでしょう。
福袋集客は時期によりますが、名前を変えることで季節の節目に集客として使うことができます。
特に閑散期には効力を発揮すると思います。
メニュー名でイカせる
飲食店ではメニュー名で集客ができることがあります。
それを看板メニューに書いておくのです。
ここで本当にざっくりですが、看板メニューの例を考えてみました。
パターン①
例)メニュー名:マグロ中トロの生カツレツを乗せたカレー
料理説明文
「外の衣はサックサク♪だけどマグロはとろけるくらいジューシー。日本のカツレツ番付第1位!に推薦します」
パターン②
「このカレー、、マグロ生カツレツ乗せてんだ~ワイルドだろぉ」
こんな感じ笑
(ちょっとふざけてしまいました。。しかも古い。。。笑)
コピーメカを参考に作ってみました。
でも看板メニューがお客様に評価されるかどうかは、集客に大きく影響します。
たとえば看板メニューがあるとその店はそれだけで売りにつながってくるので集客がしやすくなります
かりに競合店があって友人にその店に食事に誘われたとき、「あのカレー屋さんは美味しいから行こう!」よりも、
「あの店のカレーの〇〇が有名だしおいしいから食べに行こう!」と誘われた方が、気になるし行ってみたいと思います。
知人に誘われたほうが信憑性も高いので行く理由になります。
それに看板メニューのある店はメリットがあるんです。
看板メニューのメリット
- 売りが明確になっているので集客がやりやすくなる⇒販促しやすい
- 口コミで看板メニューがあることで口コミが広がりやすくなる⇒新規集客が増える
- 看板メニューという目的が出来るので、来店動機につながる⇒リピート率があがる。
- お客様や周りの友人にも紹介してもらいやすくなる⇒口コミ効果
当然ですが看板メニューの開発に時間が必要です。
試行錯誤して作っていくことが大切です。
しかし看板メニューを作ることができたらそれだけで集客につながる可能性は高くなりますし、それがうまくいったときの効果は大いにあります。
看板メニューを考えるのはコストはかかりません。
もしも「看板メニューがない場合」は今からでも遅くありません。
作ってみましょう。
アイデアを生み出すには多角的に考えること
これまでの話を読んでみていかがでしたか?
アイデアを生み出すには多角的に考えることで生まれてきます。
ありきたりなものもあるかもしれませんが、多角的に考えることで集客アイデアを生み出すことができます。
しかしどうやって多角的に考えることができるのでしょうか?
ここで今からアイデアを具体的に生み出していくフレームワークを紹介するのでその中からアイデアを出してみたいと思います。
アイデアを生み出すフレームワーク「オズボーンのチェックリスト」
アイデアを考える際「もう少し工夫がほしい」という感じで考えていることが止まってしまう場合があります。
飲食店の集客アイデアではこれまでにない斬新なアイデアが求められることもあるかと思います。
特に飲食店の店長は頭を悩ます原因につながるのではないでしょうか?
これまでにないアイデアは、いつもと同じ視点で考えていては生み出せません。
そこで活躍するフレームワークが「オズボーンのチェックリスト」です。
これは9つの問いで新たな視点を得るという方法ですがこの問いに答えることで、アイデアを生み出すことができるようになるというものです。
- 「転用」
- 「応用」
- 「変更」
- 「拡大」
- 「縮小」
- 「代用」
- 「置き換え」
- 「逆転」
- 「結合」
この9つの問いに答えることで多角的に考えることができます。
(このままだとちょっと難しいと思います。でも飲食店向けに書いた僕のチェックリストがあるのでこのまま読み進め参考にされてみてください)
それがアイデアにつながってくると思います。
ではオズボーンのチェックリストはいったいどんなものなのか見ていきましょう。
オズボーンのチェックリスト
「転用」転用できないか考えてみる
・ほかの方法で使えないか? ・新しい使い道はないか? |
「応用」応用できないか考えてみる
・似たようなアイデアはないか? ・ほかのアイデアは応用できないか? |
「変更」変更できないか考えてみる
・色、形、デザイン、仕様、目的、意味付けを 変えてみたら何か生まれないだろうか |
「拡大」拡大できないか考えてみる
・大きくしてみる、高くしてみる、 長くしてみる、付加価値を高めてみる |
「縮小」縮小できないか考えてみる
・小さくしてみる、薄くしてみる、短くしてみる、 機能や情報を減らして考えてみる |
「代用」代用できないか考えてみる
・素材や人、もの、場所、方法を 代用できないだろうか。 |
「置換」置換できないか考えてみる
・要素や順序、配置、パーツや プロセスなど置き換えて考えてみる |
「逆転」逆転できないか考えてみる
・上下や左右、前後、内と 外順序考え方を逆にしてみる |
「結合」結合できないか考えてみる
・セットにしてみる、新しいものと 古い要素を組み合わせてみる |
このようにいろいろな方向で考えることでアイデアを生み出すやり方です。
コレはどんな事象でも当てはめて考えることができます。
使い方は簡単です
- テーマを設定する
- オズボーンのチェックリストの9つの問いに答える
たったコレだけです。
テーマを設定してアイデアについてある程度考えておくんです。
でも、このままだとなんかイメージしにくいかもしれませんよね~。
なので、僕が飲食店向けに書いてみたので参考にされてみてください。
この場合は集客がテーマなので9つの問いに答えてみました。
飲食店向けに書いたオズボーンのチェックリスト
例)テーマは集客について書いています。
転用してみたらどうか?
・プロスポーツ業界から集客アイデアを転用してみる ・他店の集客を転用してみる ・Webから集客方法を転用してみる |
応用してみたらどうか?
・集客方法の考え方をフレームワークを使い応用してみる ・料理の説明文のようなキャッチコピーにしてみる ・求人方法から応用してみる |
変更してみたらどうか?
・グルメサイトから自社メディアに変更してみる ・SNSから口コミ集客に変更してみる ・ブログ集客に変更してみる |
拡大してみたらどうか?
・ターゲットを拡大してみる ・商圏範囲を広げてみる ・どの客層にはまるかやってみる |
縮小してみたらどうか?
・ニッチなターゲットに絞ってみる ・商圏範囲を絞って集客してみる ・客層を絞り集客してみる |
代用してみたらどうか?
・グルメサイトからSNSに代用してみる ・集客担当者を変えてみる ・顧客管理システムを導入してみる |
置き換えてみたらどうか?
・季節にそった集客方法ではなくて空間に置き換える ・仕込みの手順に置き換えて考えてみる ・スタッフ教育に置き換えて考えてみる |
逆転してみたらどうか?
・お客様に集客アイデアを考えてもらう ・商品価格をお客様に決めてもらう ・予約してくれたお客様一人だけ無料にしてみる |
結合してみたらどうか?
・クーポン券と結合して集客してみる ・近くのスーパーとサービスを結合してみる ・食材つながりでサービスを展開してみる |
こんな感じですね。
飲食店の集客アイデアをオズボーンのチェックリストに基づき考えてみました。
コレは僕の例ですが、あなたもオズボーンのチェックリストを使い現状と照らし合わせながらアイデアを自分なりに考えてみましょう。
なんでもいいので考えてみることでアイデアは生まれてくると思います。
アイデアを生み出すフレームワーク「ブレインライティング」
そしてもうひとつ。
一人で考えているとどうしてもアイデアが出ない場合ってあると思うんです。
特に一人ではどうしても限界があると思います。
そんなときは他者のアイデアをヒントに発想を広げていくやり方があります。
これを「ブレインライティング」といいます。
「ブレインライティング」は回覧板のようにシートを次に人に回していき、前の人のアイデアを借りながら思考を広げていくやり方です。
イメージでいうとこんな感じです。

なので自分の思考に偏ることなく考えることができますし、いろいろとアイデアが生まれてきます。
いろいろな人が参加ができるメリットがあるので発言することが苦手なメンバーでも気軽に参加ができます。
また思考を強制的に広げることで「量」を確保できるのでいろいろなアイデアの元につながるように思えます。
たぶんきっと、何のことかよくわからないと思うので実際に作ってみました。
こんな感じで作っていくことができます。
コレは僕が一人で何役も兼任して作ったので、少し強引なところがあるかもしれませんが、例なので気にしないでください笑

テーマは集客について考えてみました。
②方法 | ②アイデア | ②考え方 |
③ツール | ③特典をつける | ③ニーズ |
④インスタグラム | ④10回利用すると1回無料 | ④商圏範囲 |
⑤ハッシュタグ | ⑤インスタのフォロワーが10000人以上の人は無料 | ⑤競合店 |
⑥動画配信 | ⑥その友達は次回使える割引券を渡す | ⑥価格設定 |
⑦フォロワーを増やす | ⑦リピーターを増やす | ⑦客単価を上げる |
このようにテーマから思い浮かぶアイデアをスタッフとともに考えて書いていくことで発想を広げることができます。
何をどうすればいいのか課題も見つかってくるはずなので出口も見つかりやすくなってくるし、スタッフ同士で考えるから情報の共有もできます。
なのでチームとして同じ目的や目標に向かえるようになります。
もしもアイデア出しに困ったら一人で悩まずに「ブレインライティング」を使ってみましょう。
「ブレインライティング」の使い方
- ①テーマを設定する
- ②一番上に思い浮かぶことを書く
- ③次の行に思い浮かぶことを書く
- ④結論に至るまで続ける
こんな流れでアイデアを出していけます。
では具体的にどうすればいいのか解説していきますね。
①テーマを設定する

(画像はクリックすると拡大して見れます)
一人一枚のシートを用意し、アイデアの発想を行うためのテーマを設定します。
このとき「ブレインライティング」を行う人のテーマは統一しておきます。
※上の図では「集客」についてテーマを決めて書いていますので参考にされてみてください
②一番上に思い浮かぶことを書く

(画像はクリックすると拡大して見れます)
各自がシートの一行目にテーマから思い浮かぶアイデアを書いていきます。
一行あたり3分~5分ほど考えていくのがいいでしょう。
あまり深く考えすぎるとアイデアが出てこなくなってしまうからです。
出てきた情報やアイデアは後からまとめることができるのでまずは‘‘書いてみる‘‘これが大切なことです。
1行目に書くことができたらシートを次の人に渡します。

(画像はクリックすると拡大して見れます)
③次の行に思い浮かぶことを書く

(画像はクリックすると拡大して見れます)
シートが前の人から渡ったら書いてあるアイデアをもとに次の行にアイデアを書いていきます。
前の人と同じようなアイデアでもかまいません。
もしかしたら次に書く人が違う視点で書いてくれるかも知れませんから、ここは気にせずに自分の思うアイデアを書いていきましょう。
④結論に至るまで続ける

(画像はクリックすると拡大して見れます)
以降、結論にいたるアイデアになるまで一行書いてはまわしていく作業を繰り返します。
行の数がまわす回数となるので必要に応じて書いていきましょう。
こんな感じで人のアイデアを借りながら思考を強制的に広げることができます。
まとめ
いかがでしたか?
飲食店の集客アイデアを生み出す方法と考え方について書いてみました。
もしもアイデアが生み出せないと感じたらあなたが今やっている仕事からアイデアを生み出すこともできますし、
フレームワークを使ってアイデアを生み出すこともできるようになると思います。
そのためのヒントをいくつか書いてみました。
アイデアを出すのは生みの苦しみかもしれません。
しかしアイデアが出てくるとなにかモヤモヤしていたものがスッキリと晴れる場合があります。
ですが大切なことはそれを実行に移さないことです。
これではせっかくのアイデアが生まれても意味がありません。
なのでいろいろとアイデアを出してみて「コレならいける!」と判断したものからちょっとづつ試してみてはいかがでしょうか。
その中にきっとあなただけの集客アイデアが見つかってくると思います。
がんばってやってみてください。
また機会があればいろいろとフレームワークを紹介していきたいと思います。
いつになるかわかりませんけど。。。
今回はこんな感じです。