いまやネットでの集客は欠かせません。
そこで今回はネットで集客する方法をまとめてみました。
ここでは無料で使える集客方法と有料で使える集客方法を書いています。
そしてそれぞれのメリットとデメリットを書いてみました。
自分の店でこれからどのようにしてインターネットを使い集客していくのか検討するために
それぞれ比較してみるといいかもしれません。
目次
無料で使えるネット媒体
無料で使える集客方法は以下の方法がありますよね。
SNSではFaceBook、Twitter,LINE,インスタグラムなどがあります。
またそれ以外では無料ブログなどです。
それぞれの国内利用者は
ここでSNS利用者で国内利用者の人数と世代を書いて見ました。

FaceBookの国内利用者は2,700万人 です。
うち、年代別に見てみると。。。
- 20代が41.5%
- 30代が43.5%
- 40代が39.0%
- 50代が32.5%
- 60代が28.0%
です。

Twitterの国内利用者は4,000万人 です。
うち、年代別に見てみると。。。
- 20代が57.0%
- 30代が43.5%
- 40代が30%
- 50代が25.5%
- 60代が20%
です。
注:Twitterはメールアドレスの数に応じてアカウントはいくらでも作れてしまうので、
あくまで参考程度にしておいてください
私もアカウント2つ持ってますからね。
LINE

LINEの国内利用者は6,600万人以上です。
国民の半分以上が利用しています。
インスタグラム

インスタグラムの国内利用者は1,600万人です。
うち、年代別に見てみると。。。
- 20代が25.5%
- 30代が23.0%
- 40代が12.%
- 50代が7%
- 60代が5%
です。
利用者年代から読み取れるものは。
このようにSNSの利用者は年代によってばらつきがありますよね。
利用者の分布が年代によって違うので、狙った年代をターゲットに絞りアプローチを仕掛けることができます
FaceBookで集客に効果的なのは30代です。
FaceBookを使うならこの年代の客層の人をターゲットにして集客していくといいかも!
また、若い女性をターゲットにするならインスタグラムがいいでしょう。
若者のFaceBook離れが進んでいるからです。
逆に50代以上では効果がないということです
50代以上の客層をイメージしている店はSNSは効果は薄いということになります。
(そもそも50代をターゲットにした店はかなりマニアックすぎてないと思いますが笑)
飲食店の話とは違うけど、遺産相続や終活に関することはFaceBookには向いていないということです。
まあそもそも60代の人はネット利用者は少ないし、よくわかっていない人も多いから。これは参考外ですが、
あくまで目安というか見本としてみてもらえればと思います。
集客する無料ブログサービス
ここで集客する無料ブログサービスをあげてみました。
それぞれ特徴があります。
ここでは私の勝手な判断で書いています。
- アメブロ
- Fc2
- Live Door
- はてなブログ
などがあります。
他にももっとありますが、ここでは割愛。
アメブロ

芸能人が多く利用することから人気な無料ブログサービスです。
ですが、あまりお勧めはしません。
なぜなら自分の記事よりも強力な芸能人が登場するので集客に結びつきにくいと考えます。
自分の書いた記事を下にスクロールしていくと自分のコンテンツとは関係ない芸能人のブログが登場するので、読者の意識が
散漫になってしまう恐れがあるのでアメブロはお勧めしません。
Fc2ブログ

なんとなくダークなイメージがあります。
この無料ブログは有料にすることでアダルトサイトの登録もできます。
なのでクリーンなイメージはありません。
LiveDoorブログ

国内ブログサービスのなかでも歴史は古く、知名度の高いブログサービスです。
検索エンジンからの評価が高く、たくさんの人気ブログが在籍しています。
はてなブログ

古くは、はてなダイアリーから存在する無料ブログサービスです。
この利用者はなんとなくですがネットリテラシーが高い人が多いような気がします。
また、はてなブックマークというネット上でのブックマークがつきやすく集客しやすいのではないかと思います。
ですが、はてなユーザーはレベルが高いのでブックマークをつけるにはそれなりの文章力が必要です。
無料サービスの比較
ここで無料で使える集客方法のメリットとデメリットを見ていきましょう
ブログとSNSのメリット
- 資金なしで気軽にはじめることができる
- 始めた日からすぐに書き始めることができる
- 専門的な知識を必要としない。
- ブログ内のサービスで気軽に始めることができる
- ブログ内でのコミュニティーがある
こんなメリットがあります。
ブログとSNSのデメリット
- 投稿記事が検索上位に反映されにくい
- 検索上位に表示されるには知識がいる
- SNSの投稿は埋もれる(タイトルを意識しないといけない)
- 無料ブログは自社の商品を販売できない(有料化しないといけない)
- いくらがんばっても評価があがらない(SEO的に)
などの縛りと手間、知識が必要です。
有料で使える集客できるネット媒体
ここでは有料で使えるネット媒体を載せておきます
グルメサイト
グルメサイトではぐるなび、ヒトサラ、食べログ、ホットペッパー、Rettyなどがあります。
グルメサイトの国内利用者とPV数をみていきましょう。
ぐるなび

ぐるなび国内利用者:5,200万人
9億3000万PV
ヒトサラ

国内利用者:470万人
1577PV
食べログ

食べログ国内利用者:7,500万人
11億6,692万PV
ホットペッパー

ホットペッパー国内利用者:1400万人以上
3600万PV
Retty

Retty国内利用者:利用者が1500万人
1600万PV
各グルメサイトのユーザーセグメントは?
グルメサイトによっては使うユーザーの層は変わっていきます。
ぐるなび
40代男性が多いので幹事さんに回る人も多いことから季節や行事によっては団体客が取れるイメージです。
またぐるなびは、ウェディングもやっているので単価の高い客層も取れます。
ヒトサラ
料理人の顔が見えるサイトとして売り出しているグルメサイトです。
食べログ
口コミ件数が最も多いグルメサイトですね
どちらかというと個人から~団体まで幅広い客層が取れるイメージです
ホットペッパー
20代女性が多いのがホットペッパーの特徴です。
Retty
食べログとは少し違ってこちらは実名による投稿が可能です。
グルメサイトから見るユーザーセグメントとPVから見て取れるものは。。。
有料グルメサイトからみるユーザーの分布とページビューから読み取れることは、こんなことが考えられます。
ぐるなび・・・「40代男性」+「9億3000万PV」
ヒトサラ・・・「オールランドな客層」+「1577PV」
食べログ・・・「オールランドな客層」+「11億6,692万PV」
ホットペッパー・・「20代女性」+「3600万PV」
Retty・・・「20・30代男性 & 40代女性」+「1600万PV」
このようなことから店の業態やスタイルによって客層が違うので
使うメディアは変えていくべきだと思います。
ここで例を見てみましょう。
例1)30席~50席位で単価の高いお店
客層
使うグルメサイト
理由・・・
例2)30席~50席位で単価の安いお店
客層
使うグルメサイト
理由・・・
例3)12席~30席未満の単価の高いお店
客層
使うグルメサイト
理由・・・
それによって使い分けるべき
例4)12席~30席未満の単価の安いお店
客層
使うグルメサイト
理由・・・
単純に考えるとこのようになります。
この他、色々考えることができるので、狙った客層に応じて使うグルメサイトを絞っていきましょう。
ホームページ
自社でホームページ作り、それを使って集客ができるようになります。
ホームページから集客するには、ブログからの誘導、またはSNSからの誘導が基本的な運営方法です。
有料ブログ
有料ブログはSEO的に強いです。
ちゃんとタイトルを意識すればですが。。。
そしてブログサイトが育っていけば無料ブログを凌ぐものになっていきます。
(私的に無料ブログはやる意味はあまりないと感じます)
また、有料ブログは資産価値として成長を遂げていきます。
ブログの資産価値とは。。。
ブログにアクセスが集まるようになると価値が生まれるようになります。
価値が生まれるとそこから集客はもちろん、自社の商品を好きなように売ることができます。
情報価値を商品にするなら24時間売れます。
そして在庫も持たなくてもいいので、ロスもありません。
また将来の保険としても役に立てることができます。
情報的価値が資産になると売却することも可能ですよ。
以下サイトが売れるサイトはこちらです。
有料サービスの比較
ここでメリットとデメリットを見てみましょう。
グルメサイトのメリットとデメリット
店の状況や経営方法によって使い分けましょう。
メリット
- グルメサイトに登録すれば店の広告ができる。
- 自分、或いは知人や来店客が広告ページを編集できる。
- グルメサイトのユーザーに店の雰囲気、メニュー、料金、クーポン内容が満足されれば集客につながる。
グルメサイトの利用は簡単にできることから利用価値はあります。
いまでは無料、有料にかかわらずグルメサイトに加入している店がほとんどではないかと思います。
使い分けることで使えるプラットフォームの幅が広がっていきます。
食べログでは口コミによる運営方法で金額によっては拡張もできます。
またぐるなびは営業マンが回ってくれるので、わからないことがあれば、マンツーマンで教えてくれます。
私はぐるなびを利用していましたが、メニューの表示の仕方やコメント欄の記入は営業マンがやってくれました。
ネットやパソコンに詳しくない人でも親切にやってくれたので、ぐるなびはよかったと思います。
デメリット
- 無料広告の場合は良い場所には表示されない。
- 有料広告が優先
- 口コミサイトでは編集した来店客に低い評価をされれば集客として弊害になる
- 口コミサイトに店の広告の削除依頼をしても、「その来店客の個人的な見解ですので」という理由で対応してくれない。
- このような場合は有料広告に切り替えれば対応ができる
- 毎月の費用が掛かる
グルメサイトを利用するなら検索上位に表示されるようにしない、とお金を払う意味がないと思います。
お金をかければ、それだけ上位に表示してくれるようになります。
また口コミサイトの悪いところはステマができてしまったという過去があります。
ステマとは
ステルスマーケティングのことで、故意なコメントを業者によって依頼することです。
過去に問題になったことがありましたね。
グルメサイトで検索上位に表示されるようにするには。。。
以前に教えてもらったやり方ですが、自分の店をたくさんクリックすると検索上位に表示されるようになります。
今はどうなのかわかりません。
運営側が対策をとっているのかもしれませんけど。。。
また更新頻度によって上位に表示されやすくなります。
グルメサイトのメリットとデメリットはどっちをとるべきか?
グルメサイトを使うときはメリットをとっていくのか?
それともデメリットをとり集客するのかでやり方は変わっていきます。
もしも毎月の費用を抑えていきたいと思うのであれば使わなくていいですし、
有効活用して集客したいのであれば使うべきです。
当たり前ですが、
自社メディアのメリットとデメリット
メリット
自社メディア(ホームページや、ブログ)はこんなメリットがあります。
- 毎月の経費を抑えることができる(最低でも1000円くらい)
- 自ら集客ができるようになる
- 24時間集客してくれる
- 広告の依存がなくなる
- 効果的な解析ができるようになる
自社メディアのメリットはやりようによってはいくらでも集客方法が生み出せます。
ブログではちゃんとタイトルを意識すれば検索上位に表示されるようになります。
検索上位に表示されると、人の目につきやすいのでクリックされやすくなります。
例)こんな風にタイトルを意識すると検索にかかり、上位に表示されるようになります。
↓

(これは私の書いた記事です)
また、そこから来店してもらえる戦略も考えることができます。
また、ネット通販もできるようになります。
ぐるなびもできますが、手数料などとられるためオススはしません。
ですが、自社でメディアを構築すると、そんなことを気にすることなく自由に自分のビジネスに集中できるのです。
またアクセス解析もできるので、そこから改善がしやすくなります。
デメリット
- サーバー費用
- サイト制作費
- サイト更新、記事作成・編集等
飲食店をやっていて自分でホームページやブログを作ることができる人は稀です。
htmlやCSSなんてわかる人はほとんどいないのでは?
また、パソコンや文章を書く人が苦手な人も多いです。
またブログでは効果が出るのに時間がかかってしまう。
これはSNSと連動させることで、解消されます。
また、書いた記事のインデックスを早める方法もあります。
う~ん
なんとなく面倒だと思った人が多いのではないでしょうか?
ですが将来的に「広告」や「グルメサイト」に頼らなくてもお客様を集めることができるなら?
迷わず自社メディアを構築するべきです。
あなたの店にあった戦略でネット販促を使い倒していこう
ここまでネットによる飲食店の集客方法を見ていきました
客層によって販促サービスを変える必要があります。
それを使って有効活用をしていきましょう。
ここで例を書いてみました。
参考程度になればいいかと思います。
ガンガン入れたい場合
ネット販促でガンガン入れたい時はクーポンなどを使って集客に役立てます。
クーポンなどに価値を見出している客層はどこなのか知っておく必要があります。
若い客層の店なら若い人が使っているSNSを上手に使いガンガン入れましょう。
また既存の販促サービスと連動をさせておきましょう
注:ガンガン入るかはわかりませんけど笑。。。
それなりの戦略が必要です。
おススメはしません。。。
団体客など取りたい場合
団体客などを取りたい時はそれにあった販促サービスを使っていきましょう。
SNSでは団体客の集客は見込めません。
団体客で強いのは私の体感的にですが、ぐるなびが強いイメージです。
地域によって違うのですが、私の地域では団体客で強いのはぐるなびでした。
個人客を大切にしたい場合
個人客を大切にしたい場合は個人名でつながるFaceBookが一番です。
もしも店でFaceBookページを作成していなければ、すぐにでも作成をしておき、
来店されるお客様とつながる導線を作っておきましょう。
季節によって集客をしていきたい場合
季節によって集客をしたい場合は
グルメサイトとFaceBookページの連動が一番です。
まず季節のメニューをグルメサイトに登録をしておきます。
次にFaceBookページにその情報をリンクさせます。
FaceBookページには載せる情報が限られていますから、少しずつアップしていきます。
FaceBookページはお客さんとつながっていますからその情報が見やすくなります。
この連動は季節のメニューを打ち出す時、集客に役に立つはずです。
行事によって集客する場合
行事によって客層が変わってきます。
春なら歓送迎会、年末年始なら、忘新年会といった感じで変わってくるので使うグルメサイトとSNSを組み合わせて集客を行いましょう
また人によっては祝い事は違うので、プランを定期的にアップするのも手かもしれません。
コツコツと集客をしたい場合
グルメサイトを使わない等の場合はSNSとブログとの連動でファンを増やしていきましょう。
検索結果から集客したい場合
検索結果から集客したい場合はブログやホームページを作りましょう。
しっかりとしたコンテンツを作れば検索からの流入が来店につながる可能があります。
客層の年代や性別によってかわる
色々な場合を想定して書きましたが、客層に年代や性別によって変えていかないと意味はないので、
どのような組み合わせが効果的なのか、自分で考えてみましょう。
集客方法はメディアを組み合わせることで効果は倍増する
このようなことから集客方法は組み合わせでいくらでも倍増ができます
- 例1)「ぐるなびに情報をアップ」+SNSで拡散→集客
- 例2)「ぐるなびに情報をアップ」+「ブログ」+SNSで拡散→集客
使えるメディアが多ければ多いほど効果的に集客ができるようになります。
必要なページを作ります。
グルメサイトなのか、ブログなのか。。。
そしてそのページにSNSのリンクを張ればいいだけです。
考え方は簡単ですよね。
では
具体的にどうやっていきましょうか?
これをするには手順があります。
以下ヒントになればうれしく思います。
↓
私が飲食店の経営者なら。。。ネットを使ってこのように集客する
私が飲食店の経営者ならこのように考えます。
まずはじめにSNSのアカウントを取得します。
次に自分でホームページやブログサイトを立ち上げます。
そしてSNSと連動させながらも検索上位にヒットするようにして集客をしていきます。
そして有料のグルメサイトを利用し、短期的な集客から、長期的な集客戦略に切り替えて生きます。
つまり将来的にSEOとソーシャルメディアで集客をします。
すると有料のグルメサイトは必要なくなってくるという仕組みです。
詳しくはこちらのリンクに書いてあります。
↓
飲食店が自社メディアを使ってアクセスを増やし集客していく手順
まとめ
今回は飲食店の集客方法をまとめてみました。
ネットを使った集客方法はいくらでもあります。
たくさんあるからこそ、あなたに合った集客方法を見つけていかないといけません。
有料グルメサイトでは見ている客層を知る必要があり、それに向けたアプローチをしなくてはいけません。
またSNSも同様です。
参考になればうれしく思います。
シェアしてもらえると励みになります^^
では~。