飲食店の平日集客方法~8つの手順~「素材を集める、作る」の手順でやれば平日集客は怖くない

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どうも!こんにちは。

イウラ(@allezcchiです。

早速本題に入りますが、飲食店はどうしてもお客様が週末に集中してしまいがちな業態で平日の売り上げが上がってこない。。。

そんな店が多いのではないでしょうか。

だからと言って平日は指をくわえて時間が過ぎるのを待つだけでは売り上げが上がっていきません。

平日は「どうせ暇だから。。。」と言って見過ごしていませんか?

  • 平日はこんなもんんだろう
  • でも売り上げが欲しい
  • どうやって平日をお客様で埋めていこうか
  • どんな方法を使えば平日お客さんが来るんだろう
  • そのために考えることはどんなものがあるんだろう

 

こんな感じで考えることができればいいのですが普段の業務に没頭するあまり

そこまで考えることができない飲食店に従事する人が多いのではないでしょうか。

 

「平日の売り上げが上がり利益がでればどんなに楽になるのか。。。。」

 

こんな感じに思っている飲食店の経営者や店長さんって心のどこかで意識的に思っている人は必ずいると思うんです。

この記事はそんな人に向けて書いた記事です。

 

飲食店で売上を上げ続けるために「平日集客」は重要です。

だって考えてみてください。一年間のうち平日ってどれくらいあるのかを。

一週間のうち5日間の大半は平日だと思うんですよね。

(祝日抜きで考えるとね。)

この5日間で集客ができればどれほど飲食店の経営が楽なのか誰もがわかることだと思います。

そこでこの記事は飲食店の平日集客をしていくために「素材を集める、作る」の手順でやっておくことを書いていこうかと思います。

 

結論から言うと。。。

 

平日集客をしていくためのロードマップです。

 

平日集客は「平日に来てくれるお客様に絞る」べきで来店されたお客様から「ヒントやアイデア」をもらい

そこから平日にしかやっていないサービスを提供するようにして平日集客ができるようにしていくというものです。

なぜなら集客の答えの多くはお客様が知っているからです。

しかしこれはあなた自身で考え、実行していかなくてはならないことで、「アレがいいから」とか「コレがいいから」とか、

そういった類の内容ではないということをはじめに言っておきます。

ということで、どうすればいいのか書いています。

ステップとしてはこんな感じです。

 

集客できる素材を準備しておくこと

 

料理も良いものを作ろうとしたら準備が大切です。集客もそれと同じです。

 

  • ①お客様のニーズに応えるための準備をしていく
  • ②リサーチからターゲットを絞りそこから情報を聞き出す
  • ③聞いた情報からアイデアやヒントを得る
  • ④アイデアやヒントを自分の店に置き換えて考えてみる
  • ⑤考えた候補からできるものを選び実践する

 

これは料理を作るのと同じで素材がないと料理は作ることができません。

またそれを扱う知識やレシピなどの情報がないと上手に料理は作れません。

集客に関していえば、飲食店で働いている人は料理や接客ができても集客について素材を集めて実行できる人は少ないです。

そのため素材を集めて準備していくことってとても大切なことなんです。

この場合、素材とはあなたの働く店のリソースも含まれ、お客様の声や情報のことを指します。

特にお客様の声って無視できません。

特に平日集客の場合お客様のその声が『答え』になって返ってくるからです。

その中でどれだけ情報を集めて何が自分の店にとって実現可能なのか考えていきます。

これが集客できる素材を準備していくことで重要なところです。

 

素材から集客していく仕組みを作る

 

集客も食材を調理法に当てはめて考えていくのと同じ要領でいいと思います。

 

  • ⑥次に来てもらえるように仕組みを作っておく
  • ⑦平日専用の顧客リストを作成しておく
  • ⑧平日顧客に対してオファーの出し方を考える

 

これも料理で考えてみれば、素材が集まれば後は作っていくだけです

あとは自分の知っている調理法やレシピを活用して実践していくだけです。

集客に置き換えて考えてみるとこんな感じです。

 

これが飲食店の平日集客方法の8つの手順です。

飲食店の集客方法も料理を作っていく手順と同じだと思いませんか?

素材があなたの店のリソースやお客様の情報や声に変わり、レシピが集客していく手順に変わっていくだけですから。

こう考えてみるとシンプルだと思いませんか。

ということで、この記事はこんな構成で書いていますので参考にされてみてください。

ではひとつずつ書いていきますので、参考になればうれしく思います。

 

①お客様のニーズに応えるための準備をしていく

 

 

平日だからこそ集客していくためにできることってあると思うんです。

そのためには準備が必要になってきます。

その準備とはまず、自分の店のコンセプトからなるターゲットのお客様を知るところから始めていきましょう。

そしてターゲットは平日にしかやってこないお客様限定で行います。

なぜなら平日と週末では客層が違うからです。

飲食店としてこの準備ができていないと自分の店のターゲットでないお客様のニーズを拾ってしまい

後から方向性がぶれてしまうことがあるので注意が必要です。

平日に来てくれるお客様、そこからニーズをくみ取っていきます。

そしてあなたの店のリソース※からお客様にどんな価値を提供できるのかリストアップしておきましょう。

 

※リソースとは経営資源のことでざっくりいうと飲食店の場合では「時間」「人材」「設備」とか業務上の資源全般の事を指します。

 

リソースからどんな価値を提供できるのかリストアップするために考えていくことは自分の店の強みとなる武器がいくつあるのか考えてみましょう

たとえば

  • 他店にない自分の店だけができる提供価値はないだろうか
  • 提供価値からどのような武器を作ることができるだろうか
  • そこから他店との差別化は図れないだろうか

 

とか考えていけばいくつも出てくると思います

その中からどのような価値をお客様に提供できるのか考えてみてください。

すると他の店との差別化ができるようになってきますから。

また、今の労働環境から果たして本当にお客様のニーズに応えることが可能かどうなのか検討してみましょう。

無理してお客様のニーズに応えようとすると必ず弊害がおきます。

実はこれが一番大切なことかもしれません。

(労働者目線でいうとね)

 

まとめると。。。。
  • お客様のニーズに応えるための準備⇒客層は絞ること
  • リソースからどんな価値を提供できるのかリストアップすること

 

②リサーチからターゲットを絞りそこから情報を聞き出す

 

 

「なぜリサーチからターゲットを絞りそこから情報を聞き出すの?」

「普通はターゲットを絞りその中からリサーチして自分の店でできるところを考えていくんじゃないの?」

そう思ったかも知れません。

ですが平日において今、まさに来店されているお客様が正解なのです。

だからその中からリーサーチしていくほうが平日集客の正解に近づいていくのだと僕は考えます。

なのでこの場合は逆で考えてみました。

ということで、来店されたお客様から自分の店に合うお客様をリサーチすることでそのヒントが得られると思います。

これはある程度の接客スキルが必要になってくるかもしれません。

お客様にリサーチしやすい人、そうでない人がいるからです。

これは自分から進んで接客ができる人がやったほうがいいでしょう。

(または店長や管理職にある人など)

また誰でもいいというわけではなく自分の店のターゲットとなる客層を選んでリサーチしていきましょう。

リサーチするには積極的にお客様にアプローチしていくことが必要です。

積極的なアプローチとはお客様から情報を得るためにやっていくためで、その中で得られた情報の中から

平日集客に役立てるヒントがあると思うんですよね。

しかしあからさまにならないように注意が必要です。

ではどうすればいいのかというと、さりげない接客の中からきっかけを作ることができます。

例えば女性ならお客様が身に着けている洋服をほめてあげることで少しお客様との距離が近づいていくのでそこから情報を聞き出すためのきっかけを作ることができます。

また、男性ならジャケットをほめてあげるなどすることできっかけを作ることができます。

(きっかけはなんでもいいと思いますけどね。)

どんな形でもいいのでお客様を共感してあげることで話していく敷居が下がってきますよ。

あなただってほめられるとうれしいでしょ。

でもさりげなくやっていかないと怪しまれるので注意してくださいね。笑

ということで、積極的なサービス、お客様に良い印象を与えることができればお客様の声を聞きやすくなってくると思うんです。

こうやって少しずつでもいいのでお客様にアプローチができる環境を作っていきましょう。

(飲食店の人ってこういうことをするの苦手な人が多いとおもいますけど。。。僕ならやりますけどね)

ただしお客様を見て『いけそう』と思うなら実行してください。

『この人と友達になりたい』というような気持ちでやるとOKです。

その気持ちがよい接客につながってくるときもありますから。

「おいおい!そんなことできるわけないだろ!」と思ったかもしれません。ですが考えてみてください。

何事もやってみないとわからないというのが事実であり今の結果だと思いませんか。

 

お客様の声を聴く内容は?

 

そこでお客様の声を聞く内容というものはいったいどんな内容のものがいいのでしょうか?

  • お客様はどのサービスが気に入っているのか
  • 今のサービスでなくしてほしくないものは何か
  • やってほしい要望はないか
  • サービスを受ける中で不都合なことはないか

 

など聞くことでお客様に知恵とアイデアをもらうことができ平日しかできないサービスが生まれる可能性が生まれてきます。

それにあわせて店の商品やサービスの改善点も見つかってくると思います。

また、お客様の声を実際に行動に移すことで話を聞いてくれたお客様に

「お客様のご指摘のように◎◎と○○の改善をしてみました。いかがですか?」

と聞くことでお客様は「あっこの店はちゃんとお客様の意見を聞いてくれる店なんだ」

と思うようになることから「固定客⇒常連客」になっていく可能性もあります。

また

  • なぜこの店を選んだのか
  • お客様はどこからいらしたのか?
  • 誰かの紹介でやってきたのか
  • なぜ自分お店に来てくれるのか

 

こんな質問もできるようになっていきます。

(ある程度、お客様との距離感を保ってくださいね。これが難しいんだけども。。)

これらをお客様に積極的に聞くことでどんな接客をしていけばいいのかわかってくるようになるし、情報を聞き出しやすきなっていきます。

積極的な接客をするということは情報を聞きだすためのきっかけになってくるんですね。

ではどうやって聞くのかというと僕の経験からですが、当時の僕は料理長で時折、接客することがありました。

そこで、話の流れの中で「店のことをどんな風に見ているのか」という情報を仕入れたことがあるんです。

たぶん料理長だったからお客様は意外と話をしてくれたんじゃないかな~っていう印象がありますけど。

でも、僕は人と話をするのが好きだったし、立場的にやりやすかった。

お客様も僕が料理の責任者だから料理に対していろいろと聞いてみたかった部分もあるし、接客中に会話が弾んでしまったことから

話の流れの中で店のことを聞くことができたんだと思います。

こういうことって接客中にあるはずなのでさりげなく聞いてみるといいかもしれません。

 

情報を聞くときの注意点!

どんなお客様にでも聞けばいいというものではありません。

聞いていくお客様には自分の店のコンセプトからなるターゲット、客層にあった人に向けて聞いてみましょう

「この人は自分の店のコンセプトに合うお客様だな」そう思ったお客様には積極的にかかわっていきましょう。

またお客様は選ぶようにして行ってください。

普通に接客をしていたら自分にとって話しやすい人っていると思うんです。

そんな人からまずはじめてみましょう。

また、自分にとっても話すきっかけを作るタイミングも大切ですからそれも考慮しつつ意見を聞いてみましょう。

 

まとめると。。。。
  • リサーチする⇒自分お店の客層ターゲット
  • リサーチする人⇒スキルがある人
  • 積極的な接客をする⇒情報を聞きだすためのきっかけ

 

③聞いた情報からアイデアやヒントを得る

 

 

お客様から聞いた情報はどんな形でもいいので必ずメモに取っておくことでいろいろなサービスに展開できると思います。

お客様は競合となる店やいろいろな店にいきますから、多くの情報を知っていますよね。

きっとあなた以上にね。

その情報の中から自分の店でできそうなものを考えていきましょう。

でも「人の真似はイヤ!オリジナルをだしたいんだい!」という人もいるかもしれないので一応、

参考として新しい発想やアイデアを生み出す方法があります。(笑)

ちょっと紹介をしますね。

結論から言うとこんな感じです。

 

いきなりこんな画像を見せられてもわかりませんよね?安心してください。これからちゃんと解説を入れます。

(一応解説を入れておきますので、このまま読み進めてみて下さい)

 

これはお客様の会話の中から出てきたキーワードとキーワードを組み合わせてアイデアを発想していくやり方です。

これを「刺激語法」といいます。

活用方法としては例えば「新しいサービス」というテーマについて考えていたとします。

ここにお客様との会話の中で出てきたキーワードが「映画」「地球」「アメリカ」「AI」などの飲食店に無関係と思われるキーワードがあったとします。

(これを読んでいるあなたはお客様のとの会話の中で聞いたものでかまいません)

そこから連想されることを書き出し、アイデア発想につなげます。

普段考えていないキーワードについて考えることで、新たな視点を獲得しやすくなるというのが、刺激語法のメリットです。

お客様の会話から集客ネタになりそうなものが生まれてくるかもしれませんし、新しいサービスにつながる可能性も出てくるかもしれません。

普段あまり考えていないキーワードについて連想していくと新たな視点を獲得しやすくなるというのが、刺激語法のメリットなんです。

僕も若い時なんですが日替わりのパスタを考えていたときよくネタ切れになり困ってました。

先輩に「刺激語法」を教えてもらい多くのパスタソースを考えたものです。

(懐かし~)

ということで、このままではなんのことかわからないと思うので実際にやってみましょう笑

 

刺激語法の活用方法

 

まず1つ目は、決めたテーマを固定し、そこにキーワードを組み合わせる方法です。

この場合はお客様との会話から出てきたキーワードを元に考えていきます。

 

出てきたキーワードは参考例なのであまり気にしないでください

 

一応、「お客様との会話から出てきたキーワード」として書いています。

(僕が脳内でどんな接客をしたかは内緒、、、笑)

では固定テーマ:「新しいサービス」について考えてみます。

まずは紙でも何でもいいのでこんな感じのものを用意します。

 

 

お客様との会話から出てきたキーワードは「映画」にしてみました。

紙の準備ができたら空欄の枠に自分の考えていることを書いていきます。

 

パターン①

 

先ほど出てきたものと同じものです。

 

これは僕が考えたものです。

こんな感じで考えることができます。

では次のパターンを見てみましょう

 

パターン②

 

パターン②ではキーワードを「地球」にしてみました。

 

こんな感じです。

ついでにこんなパターンもあります。

 

パターン③

 

固定テーマではなく、会話で出てきたキーワードの組み合わせ方でも発想を得ることができます。

「会話で出てきたキーワード」×「会話で出てきたキーワード」でアイデアを生み出していく方法です。

 

この場合は先にゆでることで肉の火入れをし、後から焼き色を入れるという調理法のパターン

 

パターン③は僕が料理人なのでちょっと集客のテーマと違ってしまいましたが、イメージとしてはこんな感じで考えることができます。

このように一見、無関係なものを組み合わせることで何か集客のヒントになると思います。

アイデアが出る、出ないは別にして発想と視野を広げるやり方なのでやってみてください。

意外と面白いものに出会えるかもしれませんよ

ニヤリ☆

この「刺激語法」40代以上の人ならわかるかもしれませんが、昔のTVであった『連想ゲーム』という番組をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

『連想ゲーム』は、1969年4月から1991年3月までNHK総合テレビで放送されたクイズ番組である。

引用元:ウィキペディアより

 

ということで。。。

まとめると。。。。
  • お客様の声を聞く⇒お客様の声が一番の答えに近いからです
  • 聞いた情報からアイデアを発想⇒フレームワーク「刺激語法」
  • 店のコンセプトやターゲットに沿ったものから選んでいくこと

 

という感じです。

 

④アイデアやヒントを自分の店に置き換えて考えてみる

 

 

ここまで準備ができたらこれまでのことを元に平日集客に役立てるものはないか考えてみましょう

  • 平日しか打ち出すことができない魅力的な商品はないだろうか
  • 平日しかできないお得な限定サービスはないだろうか
  • 平日しかやっていない料理提供はないだろうか
  • 平日しかやっていないクーポン券の発行はできるだろうか
  • 平日しかやっていないドリンクサービスはないだろうか

 

こんな感じで平日にしかできない特別感を出すために紙に書き出してみましょう

出てきたアイデアを書き出すことで自分の店に置き換えて考えることができるからです。

 

まとめると。。。。
  • 聞いた声からヒントを得る⇒自分の店にできそうなことを置き換えて考えてみる

 

⑤考えた候補からできるものを選び実践する

 

 

自分の店に置き換えることができたら次にできるものを候補から選んで実践していきます。

③のお客様から聞いた情報からアイデアやヒントを得たものから④のアイデアやヒントを自分の店でできそうなものを考えていきます。

その中から候補を探していきましょう。

 

例1)

③の要素から得たアイデアやヒントなどの要素

⇒店のオリジナルキャラクター

④の要素で平日集客で役立てるものはないだろうか

⇒平日限定でプレゼント

例2)

③の要素から得たアイデアやヒントなどの要素

⇒世界の調理法

④の要素で平日集客で役立てるものはないだろうか

⇒平日しかやっていない特別な料理提供

 

こんな感じでまとめてみると実践に移しやすくなっていきます。

また、実践していく上で考えていくことは

  • 使用ツールを考える⇒(どの媒体を使う?紙、デジタル、新聞、雑誌、TV)
  • いつのタイミングで発信する⇒(テーマによって変わっていく「食材の旬」、「歓送迎会」「調理法」)
  • どこで行う?⇒(オンライン上、店内、店外)
  • 誰が行う?⇒(管理職、店長、広報担当者、)
  • 何を使う⇒(チラシ、パンフレット、クーポン券など)

 

など実践していくうえで考えて行かなくてはならないことがあります。

これは「6W2h」というフレームワークがあるのでそれに沿って考えていけばまとまりやすくなると思います。

 

 

これをベースに考えていくと自分の店にあったやり方が見つかってくると思います。

 

まとめると。。。。
  • その中から平日集客に役立ちそうなものを選ぶ⇒今すぐにでもできそうな候補を上げてみる
  • 実践するうえで考えていくこと⇒6W2hに当てはめて考えてみる

 

ここまでが飲食店の平日集客で「準備しておくこと」です。

では次から「仕組み」について解説をしていきます

 

⑥次に来てもらえるように仕組みを作っておく

 

 

平日に集客が出来ていないお店はうまくいっていない店の証拠かもしれません。

そして集客について、大きな間違いを繰り返している店が多いんです。

その間違いとは「集客とは新規のお客さんを集めること」だと考えているということです。

『集客しよう、集客しよう、お客様が来ないから集客しよう』と、新規のお客さんに向けての集客ばかり考えていませんか?

新規客ばかりをターゲットにしていては、いつまでたってもお店は安定しませんし、

新規客を集めるということは、店が望んでいる「見えないお客様」に対してず~っとお店をアピールし続けなければいけません。

それには、大変な労力もかかりますし、何よりも資金が必要になってきます。

精神的にもよろしくありません。

時間も限られてしまいます。

平日に売上を上げるために重要な集客とは、平日に来てくれるお客様に対して「リピート率を上げること」これが「平日集客」です。

それには来てくれたお客様に対して「次に来店してもらえる理由」を店が作っておかなくてはならないんですよね。

ではどうすればいいのかというと、お客さんは特に気に入ってくれてない限り、次の来店は考えません。

そして忘れてしまいます。

そうならないために、次に来店するきっかけ作りが必要です。

新規客や既存客を⇒「固定客」にする!

これが次に来てもらえるための仕組み作りです。

次に来てもらえるように仕組みを作っていくうえで考えていくことは、初めて来てくれたお客さんや、何度か来てくれたことのあるお客さんに向けて、

定期的に自分のお店に来てもらえるようにするんです。

では具体的にどうやっていくのかというと

  • 有効期限が付いたクーポン券を発行
  • 平日限定!ポイントがたまるとデザートが無料
  • 次に提供できるメニューのお知らせ
  • 次の料理のテーマは「宇宙」です。

 

とか「次に来てもらえるような理由」を店が作っておくことが大切です。

(「えっ?次に料理のテーマは宇宙!?なんか気になるな~」と思わせるといいですよね。)

このような内容のものを接客中でもいいし、お客様の会計時に告知することでお客様に伝えることができますよね。

これを平日限定サービスで行うのです。

仮に評判がよくて集客が見込める週末にやってしまっては差別化ができません。

あくまでも「平日に特化したサービス」を行うようにしてみてください。

そのためには平日しかできないようなことを考えていくことが重要です。

これも⑤の「できるものを候補から選び実践する」で書いたものからアイデアを出して実践していくと

たくさんの集客アイデアが生まれてくると思います。

そうすることで、平日に来店する理由ができますし、来店周期をコントロールする状況を作ることが出来るのです。

あなたの店にも固定客がいると思います。

それとあわせて新規顧客にどんな工夫を凝らして集客していくのか、それを考えることで売上を上げをアップさせていく。

こんなことも必要なのではないでしょうか。

画像

まとめると。。。。
  • 平日に売上を上げるために重要な集客⇒リピート率を上げること
  • 来店してもらえる理由を店が作る⇒新規客・既存客を⇒「固定客」にする!

 

これが次に来てもらえるための仕組み作りです。

 

⑦平日専用の顧客リストを作成しておく

 

 

仕組みができると後はいかにして新規客・既存客を⇒「固定客」に変えていくかを考えていかなくてはいけません

そのために必要な道具が「平日専用の顧客リスト」です。

何度も言いますが平日しか来れないお客様というのは必ずいます。

だから平日の売り上げの底上げを目指していくためにも「平日専用の顧客リスト」がいるんですね。

顧客リストの作成方法は

「飲食店のための顧客情報を集める7つの方法と名簿の作り方の手順について。。」について書いておきました。

リストの作成方法はどれも同じですが、ここでちょっとだけ加えるとするなら

平日にやってくるお客様のイメージ「ペルソナ」を作成しておくと平日集客においてぶれることなく

集客ができるようになります。

 

ペルソナってなんぞや?

これはターゲットとなる人物像を詳細に作り込み、その人物に対する宣伝、広告、販売戦略を練るというマーケティングスタイルのことです。

飲食店も同じような戦略で考えることができるんですよね。

 

 

僕の考えた「ペルソナ」の例です。

 

ペルソナを設定するときはここまで詳しく考えてみましょう。すると方向性がぶれなくなりますよ。

 

 

ペルソナの作成方法についてはこちらに書いてあります。

 

しっかり考えよう!飲食店がターゲット(ペルソナ)を設定することで集客に役立つ方法

これは僕が飲食店向けにペルソナの設定方法を具体的に書いていますので参考になればうれしいです。

 

 

飲食店の顧客リストの作り方についてはこちらに書いてあります。

 

飲食店のための顧客情報を集める7つの方法と名簿の作り方の手順について。。

実際に顧客名簿を作らないといけないけど、どうすれば集めることができるのかわからない?そんな人向けに書いた記事です。

 

顧客管理の活用方法がわからないという方にこんな記事も書いています

 

飲食店の顧客管理ってどうやるの?顧客管理から何ができるようになるの?その質問!答えます。

誰がどのお客様にサービスしたのか、どんなお客さんが何を食べたのか、いつ来店したのかなど、顧客情報を管理することでよりよい顧客との関係を結ぶことができます。

 

まとめると。。。。
  • 新規客・既存客を⇒「固定客」に変えていく⇒「平日専用の顧客リスト」の作成
  • 平日の顧客のイメージ像を作成⇒ペルソナを設定する
  • ペルソナ設定ができたら顧客リストの作成⇒飲食店の顧客リストの作り方参照

 

⑧平日顧客に対してオファーの出し方を考える

 

 

⑦の平日専用の顧客リストを作成ができたらそのリストをもとに次に来店してもらうための

オファーの出し方を考えていく必要があります。

オファーっていうのは、商品やサービスの「価格」「特典」「割引」「保証」「アフターサービス」などのすべての取引条件をまとめたものです。

これはテレビショッピングで見かける販売方法と同じような感覚で飲食店も考えることができます。

オファーが魅力的であればあるほど、集客力は強くなります。では実際にどのように考えていけばいいのか説明をしますね

 

飲食店のオファーを出していく方法

 

飲食店のオファーを出すときはお客様の来店されるきっかけを店で作っていかないといけません。

そこで画像のようなものを準備するといいでしょう。

 

例1

平日限定で4名さま以上でご来店いただけるとオマール海老が1尾ついてきます。

画像はイメージなのであしからず。。。

これは「特典」「保証」というお客様にとってベネフィットやメリットがありますよね。

例2

広島県産レモンを使った「リモンチェッロ」を半額でお飲みいただけます。

画像はイメージ

これも「割引」というお客様にとってベネフィットやメリットがあります。

例3

平日のご来店の方限定!牛フィレ肉が食べれるコース(全9品)を4500円で提供しています。

画像はイメージ

「特典」上に同じ。

 

こんな感じ。

特に平日にしかやっていない強力なものがあればいいですね。

抵抗できないほどのオファーがあればなおGoodです。

(僕の書いた例が抵抗できないほどのオファーがあるかどうかは別の話です。)

こんな感じで限定することで集客率がアップしやすくなるんです。

さらに「特典を付ける」ことも、集客には効果的です。

もしも、あなたのお店で付けられる特典があるなら遠慮せずにつけていってほしいなと思います。

ちなみに画像はCanvaという無料でチラシやチケットが作れるWebサービスを使って作ってみました。

 

 

お店で付けられる特典の一例

 

例1

お土産つき(オリーブオイル、自家製ドレッシング、ケーキ、クッキーなど)

画像はイメージです。

 

 

例2

ポイントカード2倍(何倍でもかまいません。可能な範囲で設定しましょう)

画像はイメージ

 

 

例3

次回予約してくれた人だけが受け取れる割引カード

画像はイメージです。

 

 

こんな感じで特典に商品やサービスにおいて「価格」「特典」「割引」「保証」などつけてあげるとオファーは魅力的になります。

しかし、ただやればいいというわけではありません。

大切なのは店としてやっていくメリットや目的がないとそれが目的であなたの店にやってくるお客様ばかりになってしまいますし、

店としてもその行為が目的になってしまいます。

このようなことにならないためにも「なぜそれをやっていくのか」という

明確な目的とゴールを設定しなくては意味をなさないものになっていきます。

大切なのは新規顧客を固定客にすることが目的です。

なのでしっかりと考えて行っていきたいものです。

だって魅力的なオファーじゃないとお客さんは来てくれませんから。

ではどうやって考えていくのかというと、オファーを出していく考え方として必要なことを書いてみたので参考にされてみてください。

  • オファーは次に行ってみたいと思うような理由になっているのか
  • オファーはリストに沿ったアプローチになっているか
  • オファーで店のファンにつながるようなものになっているか
  • オファーはただの集客目的になっていないか
  • オファーは意味のあるものになっているか

 

こんな感じであなたも考えてみるとオファーの出し方や考え方がわかるようになります。

魅力的なオファーをするための○○のチェックリスト」という記事も書いてあるのでよかったら参考にされてみてください。

 

まとめると。。。。
  • 平日専用の顧客リストをベースにオファーの仕方を考える⇒どんな特典で集客していくのか考える
  • 特典は強力な集客ツールになる⇒自分の店でできることを考えてみましょう
  • オファーの意味について考える⇒固定客にするための手段と考える

 

大切なのは続けること

 

こんな感じでオファーを出していくわけですから常にネタとなるものを考えておかないと続けることができません。

お客様は何かしら刺激がほしいんです。

これを読んでいるあなたもなにかしら刺激がほしいからこの記事を読んでいると思うんですよね。

「平日集客どうしよっかな~」「ネットで調べてみるか」そしてこの記事に行き着いたと思うんですよね。

なのでそれと同じようにお客様に提供できるものを自分で常に考えておきましょう

店でできる範囲で。

そして続けるようにしてみてください。

始まりはいつでも遅くありません

続けることに必ず意味があります。

 

まとめると。。。。
  • お客様は刺激を求めている⇒刺激となるものを提供しよう
  • 結果が出ないからといってあきらめないこと⇒やり続けることに意味がある

 

世の中集客ノウハウは多くありますが、それは自分のノウハウではありません。自分の失敗や成功の体験談で見つけ出していくものです。

僕もこのブログは独学でここまでやってきたし、飲食店で働いてきたときもそうです。

平日集客をやっていくにはまず行動することが大切です。

そしてやり続けることです。

それが一見遠回りでも実は成功への近道かもしれません。

 

補足説明

平日集客で毎月の来店してほしいと考えているなら12通りの集客アイテムを準備しましょう

1ヶ月×12=12通りできます。

また毎週なら4週×12か月=48通り考えることで常に集客ができるようになっていきます。

僕の例で言いますと僕は毎週メニューを変更していました。

ランチだけですけどね。

ランチのパスタ4種類

  • オイル系⇒4週×12か月=48通り
  • トマト系⇒4週×12か月=48通り
  • クリーム系⇒4週×12か月=48通り
  • ラザニア、カネロニ、リゾット、冷製パスタ
  • +デザート

 

これを食材や調理法を織り交ぜながら考えていくとそりゃ~もう!無限にメニューを考えることができます。

また、食材のネタに困ることがあれば業者さんに情報をもらうことでネタの困るようなことはありません。

もちろん業者さんの知識と情報量しだいですけど。

またその中から企画やイベントを組み込んでいくのもいいですよね。

飲食店は繁忙期、閑散期があると思いますがそれぞれの月、つまり年間で平日の集客方法を考えてみるのもいいかもしれません。

  • 1月の集客方法は?⇒これは11月にやっておきましょう
  • 2月の集客方法は?⇒これも11月にやっておきましょう
  • 3月の集客方法は?⇒これは1月にやっておきましょう

 

これをやるには年間計画を立てないとできません。

これだけはいえますが、行き当たりばったりでは絶対平日集客は成功しません。

仮に成功したとしても裏づけがないと成功し続けることは難しいと思います。

なのであなた自身で年間計画と戦略を立てながら実践し検証しながらやっていかないと自分のノウハウにはなっていきません。

がんばってやってみてください。

 

まとめ

 

繰り返しになりますが平日集客は忙しい週末などにわざわざする必要はありません。

そもそも週末に来れる人、平日に来れる人の客層が違うからです。

(経験上、僕はそう思います)

印象に残るサービスは平日しかできない特別なサービス思うんですよね。

なぜなら平日って落ち着いた営業になっているので自分やスタッフにもゆとりが持てると思います

そのゆとりの中からできるサービスって必ずあると思います。

普段できないようなことや、やってみたいこと、できることを考えて

平日しかできないサービスをやっていくことで平日に来店されたお客様の印象に残るようになっていきます。

すべては飲食店の経営をしていくためですよね。

なので平日はお客様で席を埋めることが大切です。

そして新規客を既存客に、そして「固定客」に変えていくことで売り上げの分母も上がりますから。

分母が上がっていかないと飲食店の経営は成り立ちません。

なので今の売り上げ分母の数字を上げていくためにいろいろと考えてやってみてください。

するとうまく店が回るようになりますし、ほかの飲食店からも一目置かれるようになります。

それが結局のところ人手不足の解消にもつながってくるんですから。

ということで、今回は「飲食店の平日集客で困らないために準備することやっておくこと」についてお話をしてきました。

お役に立てればうれしいです。

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年3月広島生まれ。「カレー」と「うどん」が好きです。「カレーうどん」はもっと好きです。その昔、スリランカ人と働いて幅広い視野を持てるようになりました。興味のあることは突き詰めてとことんやる傾向にあります。料理人です。主にイタリア料理とフランス料理をしてました。FBとツイッターからの友達申請待ってます