今回は飲食店がwebページを作りどこから集客していくのか?
その集客経路についてお話をしていきたいと思う。
「お客様はどこから、どのようにやってくるのですか?」
いきなり唐突な問いですがWebに限らずマーケティングにおける基本的な課題です。
リアルな店舗だとなかなか把握することは難しいですが、webページを作ることでその問いに答えることは容易です。
ここであなたに想像してみてほしいと思います。
飲食店で働くあなたがホームページを作ったものの、いったいどこからあなたのホームページにたどり着くのか?
まともに考えればホームページを作るだけではweb上に誰にでも見られる状態にありますが、
そう簡単に集客が出来るようなものではありません。
これは砂漠に店を構えるようなものです。
集客ができるようなWebページにしていくには「どこから?」「どのように?」
を考えていかなくては集客ができるようにはなっていきません。
これを知り、対策をどう練っていくかでwebページの集客方法の成功か失敗かがはっきりと分かれていきます。
目次
どこからお客様が来るか知っておこう!Webページによる主な集客経路
webページからの集客経路は6つあります。
- 検索から
- SNSから
- ブログ記事から
- メール
- ダイレクト
- リスティング広告
以上の6つです。
なんだか難しい言葉が並んでいますが安心してください。
これからわかりやすく説明をしていきます。
そしてどのようにして効果的な集客経路を確保していくのか?
①検索から
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、お客様がキーワード検索をしてホームページにたどり着くパターンです。
一般的に「自然検索結果」とも言われるものです。検索エンジンに調べたいキーワードを入力し、検索結果画面に表示されたものの中で、広告ではない本来の検索結果の事を言います。
本来の検索結果からWebページを知ってもらうにはユーザー(お客様の事)が検索エンジンに調べたいキーワードを入力し、検索結果画面に表示されるようにします。それには少し専門的な知識が必要になっていきます。
これをSEOといいますが、検索エンジンの狙ったワードで上位表示する事です。
SEO対策が上手くいけば、無料で良質な売上に直結するアクセスを継続的に獲得することができます。WEBサイトの場合、SEO対策抜きのWEBマーケティングは考えられません。
ちなみに検索結果からお金を生むキーワードとそうではないキーワードがあります。
お金を生むキーワードで検索エンジンに上位表示させないと意味がないということを知っておきましょう。
②SNSから
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSの投稿やプロフィールのリンクから誘導されたソーシャルネットワーク経由の来訪の事です。
SNSからの取るべき対策は簡単です。投稿ページに作ったWebページのリンクを張るだけです。またプロフィール画面の設定でも知ってもらう事可能です。
SNSからの集客経路は単なる興味、まず調べたいぐらいのレベルの事もあります。それぞれのソーシャルに貼られているリンクによって興味関心のレベルの程度は予測がつきます。
③ブログ記事から
ニュース記事やブログなどで紹介され、そこからのリンクで誘導されるパターンです。
または検索結果からの集客経路であるパターンが多いです。
今ではサービスや事業、価値感や想い、ストーリーを伝えていくには、ブログという手法が絶対的に有効であることはわかっています。
ブログは記事の伝え方のコツと、SNSとの連携、あとは書き続けるという継続の力が、集客成功の鍵です。
④メール
お客様のメールアドレスに直接ホームページへの誘導メッセージを送るパターンです。
すでにお客様のメールアドレスを取得している場合のみ使える方法で、こちらの商品やサービスに興味がある状態のお客様なため、高い反応が期待できます。
⑤ダイレクト
ウェブブラウザにURLを直接入れたり、ブックマークから来たパターンです。
またメールに掲載されたリンクなどからの来訪です。
基本的には新規客よりも既存客に多い経由です。
既存のお客様かファンである確率が高いため「利用意向」「購入意向」はより強くなります。
⑥リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、お客様がキーワード検索をした時、検索結果の上や右あたりに表示される広告から集客するパターンです。
キーワードに関連した広告として表示されるためクリックの確率が高く、検索連動型広告とも呼ばれます。
リスティング広告はリアルタイムで検索エンジン上の狙ったキーワードの検索結果に広告を掲載できるため、早ければ数時間で売上につながる集客ができます。
しかし、リスティング広告に頼り切ったビジネスモデルは貧弱で利益が確保しずらいのが欠点である為、SEOと一緒に考えるべき対策といえます。
インターネットを使った集客方法はこのように多様化です。
とはいえ大きく分ければそのパターンは6つです。
どこからお客様がやってくるのか知らねばどの様にして集客していけばいいのかわかりませんし、
効果的な集客方法も見つかるのかわかりませんよね?
オンラインだけがWebページへの集客経路ではありません。
確かにオンラインのほうがWebページの集客経路を把握することは簡単でしょう。
しかし、オフラインでもある程度の集客することはできます。
このようにオンラインとオフラインを組み合せることで様々な層にアプローチを行うことが大切です。webページからの集客といっても全てがオンラインで解決するものではありません。
オフラインの場合その際、必ずどうやって知ったのか?その方法を聞かなくてはならないので手間ですが。。。
まとめ
ホームページは「作れば儲かる魔法のツール」。
そんな都合の良いものではありません。
実際に私も初めてホームページを作れば問い合わせがあるだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
その時は集客経路を意識してこなかったからです。
集客できるだけの力を持ったホームページを適切に運用しなければ絶対に集客できません。
今回は簡単に説明しましたがWebページの集客経路はアクセス解析によってほとんどわかってしまいます。
アクセス解析ができるツールとしてはGoogleが提供する「Google、analytics」、wordpressのプラグイン「jetpack」「ptengine」、などがアクセス解析ができる知られたツールです。
このツールについてはまたいつか記事にすることにして、ホームページの集客経路を知り適切な方法で集客していかないとホームページの存在はあまり意味がないのです。
このように集客経路は知っておき、どのように運営していくのか?それがwebページの成功のカギを握っています。